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没落貴族に異世界転生?でも総量1万越えの魔力と商才活かしてはじめる国づくり!  作者: 神崎あら


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11話 心強い仲間


ーー2日後


 「さぁ見えてきましたよ、ベルーナ領でございます」


 ルージュおじさんの家を出発して2日後、俺とエリー、じーやの3人はベルーナ領へ無事帰還した。


 「わぁ、こごベルーナですか、風が気持ちいいですね」


 窓から顔を出したエリーは気持ち良さそうにそう言った。

 そうかエリーはベルーナに来るのが初めてだったな。

 片田舎ではあるが、良いところだと俺は思っている。


 「田舎だけど住み心地は、良いところだよ」

 「ええそのようね、風が気持ち良いもの……ここが今日から私の新しい故郷になるのね」


 そう話すエリーの目は真っ直ぐにベルーナの土地を見つめていた。

 今回の舞踏会、かなりの収穫があったと俺は思っている。

 まず魔石について、あと一ヶ月で50トンほど魔石を集めないといけなくなってしまったが、無事に顧客の1人を手に入れる事ができた。

 しかも大口。

 これはとても大きい、次に成り行きではあるが領主になった事、これも結果的には良い収穫だろう。

 これで他の領主との取引がやり易くなったしな。


 「さぁて屋敷に戻ったらやる事山積みだし、頑張るか!」



ーーさらに2日後



 「エリック様、こちらの書類に目を通して下さい」

 「お、おう」

 「ちょっとエリック、明日は近くの村でお祭りがあるらしいから、ご挨拶に行くわよー」

 「お、おう」


 屋敷に戻って2日ほど経ったがやる事が多すぎて死にそうだ……。

 せめて1人でも良いから政務を任せられる人がほしい。


 「エリック様、来訪者です!」

 

 そんなことを考えていると、自室の扉が開き、じーやがそう話した。


 「ら、来訪者?」


 あー、また仕事が増えそうだなぁ。


 「ごきげんよう、私の名前フィオ・リバース、ゼネラル家より参りました執事兼政務官でございます」

 「あー、フィオじゃない!やっと来たわね」


 そう言ってエリーは女性執事兼政務官のフィオに抱きついた。

 せ、政務官だって……ちょうど欲しいとは思っていたけどこれはタイミングが良すぎるな。


 「お嬢様、お元気そうで何よりでございます」

 「そっちもね、流石はお父様ね対応が早くて助かるわ」

 「え、もしかてフィオさんが来たのって」

 「そうよ、お父様の助け舟よ、良かったわねエリック心強い仲間ができて」


 る、ルージュおじさん!

 ありがとう、本当にありがとう。

 これで魔石について考える時間が取れる。


 「よろしくお願い致します、エリック・ベルーナ様」

 「こ、こちらそこよろしく頼む、フィオさん!」


 こうして俺の陣営に待望の政務官が加わるのであった。


 



 

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