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もしもその幸せな日々が続いたなら、(Cコース)

週末(小声

 ―――その時の気持ちは、言い表せないものだった。








 何気ない日々。

 だけど確かに胸の奥にはぽっかりと開いていて、その原因はわかり切っていて、僕はその空虚を少しでも埋めるために花壇に水をやっていた。

 毎日欠かさず水を上げているおかげか、花たちは元気で瑞々しくて、今日もいい香りを漂わせていた。

 それは大好きだったはずなのに、いや、今でも大好きなのに、いい香りねと笑った表情の姉を思い出させて、今でもいつの間にか隣にやってきて綺麗ね、と花を愛でるのではないかと思わせて、胸が、痛む。

 その痛みは日常のふとしたことで何度も何度も僕を襲うものだった。

 料理を作っているとき、職場に出るとき、森に採集に行くとき。

 何気ないことなのに、全て姉を思い出させる。

 それだけ姉が僕の生活に根付いていたということだ。

 前は姉が帰ってくると思っていたから、どれだけ面倒をかけていたかわかって、帰ってきたらたくさんお礼をしなきゃとその寂しさを紛らわせたのに、今はもう、そうやって自分を励ますこともできない。


 だって、一年半前に、姉は死んでしまったから。


 僕の姉。

 僕だけの姉。

 小さい頃の自分の時間を犠牲にしてまで僕を育ててくれた大好きな大好きな姉。

 いつもそばにいてくれて、落ち込んでいるときは励ましてくれて、眠れないときは子守唄を歌ってくれて、寂しいときは何も言わずに抱き締めてくれた。

 世界で、一番の、姉。


 分かりきっているのにいつも疑問に思う。

 なぜ、姉は戦場に向かってしまったのだろう。

 僕や、父がいたのに。

 幼馴染に待っていると約束していたのに。


 なぜ、なぜーーー……。


 こんなの、考えても不毛だ。


 姉は魔王に転職した。

 理由はそれだけだ。

 姉は世界を救うために魔王になった。

 僕の、姉なのに。






 もう一年半経っているのにこうして悲しみを抱えている僕はなんて弱いんだろう。


 でも、頑張っても、頑張っても、姉のことが頭から離れない。

 今を生きようとしても、どうしても過去にすがってしまう。

 こんな僕を見たら、姉はなんというのだろう。


 情けないというだろうか。

 みっともないというだろうか。

 しっかりしろというだろうか。


 もう、確かめようはないけれど。





 僕は花壇に水をやりおえると、水桶を花壇の横に置いた。

 水を少し残しているのは鳥が喉を潤しにくるのを姉が微笑ましげに眺めていたからだ。

 洗濯物を干しながら、ちょうどあの辺でーーー


 えっ?


 その場所に目を移した僕はただ固まることしかできなかった。


 だって、だって、姉が、いたから。



 姉は記憶よりもずっと女性らしくなっていて、一瞬誰かと思ったけれど、優しく目元を細めて笑うのは、その笑顔は、僕だけのでーーー


『ーーー』


 名を、呼ばれた。

 それは異国の言葉で、姉しかちゃんと発音できないもので、普段は愛称で呼ぶ姉が時々優しげにちゃんと呼んでくれるのが、僕は好きだった。


 頭は何が起きたのか理解しきれていないくて、僕の体は夢なのではないかと疑って動いてくれなくて、すぐにでも姉に飛びつきたいのに、いつか夢で見たことあったように抱き締めたいのに、地面に縫い付けられたように動けなかった。


 でも、それはすぐに解放された。

 姉が、僕に勢いよく抱きついたからだ。


 いつの間にか姉の背を越していた僕の首に背伸びしながらも姉は手を回した。

 氷のように固まっていた僕の身体は姉の熱ですぐに溶かされて、グッと受け止めてからは反射的に腕を背に持っていって姉の体を包んでいた。

 懐かしい、何よりも落ち着く、大好きな香りがする。

 姉はこんなに、小さかっただろうか。


 すすり泣く声が耳元で聞こえて驚く。

 姉が、泣いていた。

 本当のことを言わなくてごめんと謝りながら、そして、何度も会いたかったという言葉を交えながら。

 そんなこと、会えた今では、どうでもいいというのに。

 姉はこんな風に、泣く人だったのだろうか。


 ーーーでも、それだけ姉が大変な思いをしたということなのだ。


 だから僕は自分の涙を隠すために姉の頭を首元に抱き込んで、鼻声を隠して言ったんだ。





 ーーーおかえり、姉さん。





















 家に戻ると、父が泣いた。

 隣の家を訪ねると、すでに目元を腫らした姉の幼馴染の母が姉を優しく抱き締めた。

 姉の幼馴染も手をそわそわと彷徨わせていたけれど、無視した。


 村に行くと、診療所に通ったいた人たちも、そうでない人たちも笑って、時に涙を流して姉の帰還を喜んだ。

 その中には姉には幼馴染がいると知っていても好意を持っていた僕の友人もいて、勢いで求婚しそうだったからど突いておいた。


 こんなに人望がある姉は、本当にすごい。

 さすが僕の姉だ。

 世界一だ。


 でも、一番嬉しいのは僕自身だと思う。


 姉が帰ってきたから、僕は親方に無理を言って休暇を取って、料理を振舞って、一緒に花を愛でて、今まで作ったアクセサリーのお披露目をして、感謝をこれでもかと言うくらい伝えて、たくさんの話を聞いた。

 姉の話は悲しいこともあったけれど、優しい仲間たちの話は面白かった。

 今度会わせてくれると言っていたので、楽しみだ。

 珍しく父もよく話して、僕たち姉弟それがなぜか面白くて顔を見合わせて大声で笑った。


 毎日が楽しい。

 毎日がこんなに輝いていただなんて、忘れていた。

 こんな些細なことでも気づかせてくれる僕の姉はやっぱり世界一だ。





 でもこんな生活をしていたら、隣の家から姉の幼馴染とその母が急に尋ねてきた。

 姉の幼馴染は勇者だと信じられないくらい情けない表情をしていたので僕は、ニヤリと笑ってやった。

 ーーーと、それよりも大事なのは、一緒にやってきたそいつの母の話だった。

 困ったような顔をしながら、彼女は言った。

 成人式の服はどうするのか、と。


 それを聞いて僕はすっかり忘れていて目を見開いた。

 成人式とは、一月後にある僕の成人式のことだ。

 成人式は職業(ジョブ)を選ぶ時と同じように生まれた季節ごとに行う。

 僕が生まれてから十五回目の季節は今。

 そして、成人式は今回のだ。


 だが、重要なのはそこじゃない。

 成人式には母親の作った服を着るという慣習がある。

 僕のように母が亡くなっている場合は近い親戚の女性が作ることになっている。

 しかし僕は父方の親戚はいないし、母方の祖母は小さい頃に亡くなっているからあったこともない母の兄の妻くらいしかいない。

 姉も、もう、いなくなっていた。

 だから自分で作るしかないか、むしろ成人式に出なくてもいいかと思っていたのだけれど、姉の幼馴染の母が僕に気を使って作ってくれると言ってくれたのだ。

 彼女は僕は自分にとってももう一人の息子のようなものだし、もし姉と自分の息子が結婚していたら親戚になっていたのだからと張り切っていた。

 僕は不器用でも姉が作ってくれると昔から信じて疑わなかったから少し悲しかったけれど、お願いをしていた。


 でも、姉は戻ってきてくれた。


 理由は詳しくは終えてくれないけれど、神に生き返らせてもらったそうだ。

 さすが姉だと思う。


 姉の幼馴染の母はつまりは姉に作ってもらったほうがいいと言っているのだと思う。

 まだ布を選んだ段階だからと言っているけれど姉の小さい頃の不器用さを知っているからか、彼女は若干苦笑いしていた。

 ちょっとわからないでもないけれど。


 でも姉は成人式の話を聞いて、目を輝かせた。

 もう、叶わぬ夢だと思っていたから、と。


 それを聞いて、姉の幼馴染の母は吹っ切れたようだった。

 布は息子の服を適当に作るわと言って、自分の息子を引きずって連れ帰ってくれた。


 残された僕は姉を見る。

 喜びを噛みしめる姉は、少し目に涙が溜まっていた。

 ここ数日で姉が涙脆いと僕は初めて知った。

 その涙を拭ってあげると、姉はこう言っていたのだ。

 泣きたい時には泣くと決めたのよ、と。

 僕はなぜか、胸がいっぱいになった。


 あの時、初めて姉の涙を見た時、姉は隅っこに隠れていた。

 多分それは僕や父を心配させないためだ。

 優しくてしっかり者の姉は、その性格のせいで自分の弱いところを見せられる人がいなかった。

 きっと心の拠り所としていた周りの人たちのせいだ。


 だから、でも心配かけちゃうわねと一言付け足した姉に僕は言った。

 これからは心配かけてもいいし、楽しいことも、嬉しいことも、そして辛いことも、一緒に分けようよ。


 姉はくしゃりと笑って、また、綺麗な涙を流した。






 それから姉は僕の成人式の服作りに取り掛かってくれた。

 タイミングよく祖父が村に訪れて、姉の期間に歓喜して、僕の成人式にとすごく高級な布を分けてくれようとしたけれど、姉はその色は僕に似合わないからと質としては普通のよりも少しいいものになった。

 こんな小さな村であんな豪華な布を身にまとうのはちょっとごめんだったから嬉しい。

 そして姉には内緒で僕は祖父から僕の貯めたお金で買える程度の宝石を買っておいた。

 まけてくれた祖父に感謝だ。


 姉は帰った次の日から診療所を開いていて、日中は診療所に、帰ってくるとご飯を食べたらすぐに作業に取り掛かる、とまるでいつの日かの僕のような生活をしている。

 診療所では手すきの時間にも作業をしているそうだ。

 僕も新しいアイディアが浮かんでいるから一刻も早く作りたいけれど、きっと僕までそんな生活をしたら父が寂しさで倒れる。

 いつだったか姉が診療所につきっきりで、僕がアクセサリー作りに部屋と工房に籠っていたら、父が倒れたということがあった。

 寂しくて自分も仕事に打ち込んだせいだったそうだ。

 怖い顔をしているけど、父は繊細なんだ。


 そんな姉だが、僕には絶対に作業風景を見せてくれなかった。

 絶対に見ないでねと断って部屋に籠る。

 でも、正直気になる。

 あの姉がどんなものを作るのだろう、と。


 だから僕は姉に頼んでみようと部屋をノックした。

 こういうのは正直に言うに限る。

 けれど、何度戸を叩いても返事はなかった。

 確かにさっき入っていくのを見た。

 でも、返事がないと言うことはーーー?


 僕は心配になって部屋の扉を開けた。

 そして、その光景に、呆気に取られてしまった。


 僕に合うと姉が言った布が宙に舞う。

 そしてそれをつなぎとめる糸と刺繍のための銀糸が踊るように上へ、下へ、行ったり来たりする。

 針が動くたびに少しずつ繊細な模様が布には描かれてゆく。

 まるで針の一本一本、布の一枚一枚が意思を持っているかのようで、それら一つ一つの動きが芸術作品であるかのようだった。

 姉の魔力のせいかそれらは光を帯びていて、幻想的だった。


 こんなに美しい魔法見たことがない。

 いや、姉の癒しはいつでも美しかった。

 けれどこんなに精緻で、綺麗だなんてーーー。


 嫌なことに、姉が魔王に選ばれた理由が、分かった気がした。


 しょうがないわね、と、声が聞こえて呆けていた僕はハッとした。

 作業に集中していた姉はいつの間にか僕が入ってきたことに気づいたようで、僕の目の前まで来ていた。

 もう一度、しょうがないわね、と笑って背伸びをして僕の頭を撫でる。

 そして、言った。

 完成したらちゃんと見せるわ、と。


 僕はそうやって笑う姉が大好きで、勝手に入ったのを許してくれてホッとすると同時になぜか涙が流れて来た。

 姉はここにいると言うのに、またどこかに行ってしまう気がした。

 そう思うと、心に影ができて、刃と成って、胸に突き刺さって、恐怖を煽った。

 怖くて、怖くて、仕方がない。


 僕は思わず腰を曲げて姉を抱きしめた。

 腰に手を回して、もう離さないように強く抱き込める。


 ーーーもう、どこにもいかないでくれ。


 姉が帰って来てから、この恐怖に何度も襲われた。


 起きたら姉が居なくなっていたらどうしよう。

 診療所に行った姉が帰ってこなかったらどうしよう。

 このまま何処かに行ってしまったらどうしよう。


 僕はやっぱり弱くて、姉がまたいなくなることを考えると震えが止まらなくて、昔のようにできるだけずっと姉と一緒にいた。

 でないと、いつか見た夢のように姉が消えて行ってしまう気がした。


 怖い、怖いんだ。


 大丈夫よ、と優しい声が聞こえた。

 涙で顔をぐしゃぐしゃにした僕は、姉の顔を見る。

 すると、姉は僕の涙を拭って言った。

 もう私はいなくならない、と。


 きっとその言葉が嘘のように思える人もいるだろう。

 けれど、僕には違った。

 だって姉が嘘をついたことなんて、一度もなかったから。

 だから姉の口からその言葉が聞けただけで僕は、僕は、ーーー信じられると思ったんだ。


 ははっと笑い声が溢れる。

 それは僕ので、そして、ふふっと笑う姉の声もした。


 僕は寂しがり屋になっちゃった、と姉に言う。


 けれど、姉は少し目を見開いて穏やかに笑って言った。

 それは昔からでしょう。

 お互い様だけどね、と。


 最後の言葉に、僕も目を見開いて、お互い同じ色の瞳を見つめ合って、そして、大声で笑った。


 そうか、そうだったのか。

 小さい頃の姉も寂しがり屋だったなんて、知らなかったなぁ……。



 その笑い声は、父が部屋に入ってくるまで途切れることはなかった。

















 そして、僕の成人式はやってきた。

 姉が作ってくれた服は、少しお高めの布だって言うのに、その刺繍やデザインからどう見ても高級品にしか見えなかった。

 僕も姉に出来るだけいいものを身につけて欲しいと思うから、僕らはお互い様だと思う。

 似たもの姉弟だ。


 神殿に着くと、姉の幼馴染とその母もいて、おめでとうと祝いの魔法をかけてくれた。

 たくさんの光が舞うが、勇者になった姉の幼馴染の魔法が大きすぎてちょっと騒ぎになって、姉に叱られていたのはお笑い種だ。


 そして、成人式は恙無く行われた。


 神殿には本人しか入れないから、僕と、数人だけ。

 けれど、式が終わって神殿を出ると、姉はさっき自分の幼馴染が見せてくれた祝いの魔法よりもずっと盛大で、繊細で、美しい魔法を見せてくれた。

 光が舞う中、姉が満面の笑みで駆け寄り、僕の胸に飛び込んで、名前を呼んで、おめでとうと何度も言ってくれる。

 父も僕の頭を不器用に撫でてくれた。


 幸せだ。

 ただただ幸せだ。


 ああ、僕は、幸せだ。














 だから、姉も世界で一番幸せになってもらうんだ。











姉教教祖。


とりあえず、弟視点はこれまで。

結婚式や他の話は次からです。

書け次第投稿します。

弟視点で終わる場合はその後の色々(脛蹴られたりetc…)も書く予定だったのですが、まだ続くのでカットする予定だった成人式を。


蛇足。

勇者は長らくお預け状態。

実は弟に邪魔されたり、彼女に家族といたいからと言われたり、弟に邪魔されたりしています。

今後どうなることやら。


蛇足。その二

仕事が終わって、家に帰ると、笑い声が響いていた。

最近は少し慣れてきたこの声。

少し前までは息子が先に帰っても、お互い口を開くことが少なくてこの家はシンとしていた。

だが、娘が戻ってきてからは違う。

オレの娘は、戻ってきてくれた。


四年半前に帰らぬと覚悟した。

止めなかった自分を責め、天の国に入る妻に詫び、幼馴染に無力さを突きつけられた。

絶望した。

生きる力が尽きそうになった。

それも息子がいなかったら自ら命を絶っていただろう。


だが、娘は戻ってきてくれた。

オレの、大事な大事な娘。

オレはその姿を見て、何も言えなくなって、ただ娘を抱きしめて涙を流すことしかできなかった。

久しぶりに会った娘は、ずっと大人びていたし、綺麗になっていた。

それはもう見れないと思っていた姿で、オレはただただ娘を強く抱きしめた。


また一緒に過ごし始めた娘は、昔と変わらなくて、けれど成長したところもあって、オレは起き抜けに台所に娘が息子とともに立っていることが何より嬉しかった。

つい、無言で二人を抱きしめてしまった時もあった。

二人は驚いて、笑いながら抱きしめ返してくれた。


そして、今も愛する娘と息子は驚いた表情をしていた。

突然部屋の扉を開けたのが悪かったのだろうか。

あまり使わない口を動かして急に済まなかったと謝る。

すると小さい頃にしたようにお互いの顔を見合わせて、またさっき扉の奥で聞こえていたみたいに口を大きく開けて笑い始めた。

そして、二人してオレの胸に勢いよく飛び込んできた。


随分と、重くなったと思う。

オレも老いたのか受け止めるのにグッと足を踏ん張った。

小さい頃にたくさん抱きしめていた気がするけれど、今思うとそう多くなかった気もする。

娘が息子をぎゅうっと抱きしめるのはよく見ていた。

ーーーちょっと、後悔だ。

もっとたくさん二人にこうしてあげればよかった。

いや、これからすればいい。


そう思ってオレは腕を二人に回して強く抱きしめた。

随分と、大きくなった。

息子なんてオレよりも少し身長が低いくらいだろう。

娘はそんな息子とオレの間に挟まれていた。

なんだか想像したこともない図だ。

だが、それが嬉しい。

何よりも胸をいっぱいにする。

ーーー幸せだからだ。


「父さん、大好き」


喜びを噛みしめるオレの腕の中から、そんな声が聞こえた。

一人分じゃない。

二人分だ。

ーーーああ、オレはなんていい娘と息子を持ったのだろう。

普段は言えない言葉が、勝手に溢れ出た。


「オレもだよ。愛している」

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