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水の勇者の冒険は終わった・・・  作者: マサ
第2章 外からの声
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幕間6 味方のモンスター逹

モンスター逹の近況報告です。

スミスside


我が主・マサシ様が“選択”した事はかなりの不利益を(こうむ)るでしょう・・・・・

この方はお人好し過ぎます!私がその辺のフォローしないと!!


「あー、スミス!

“七柱結界”が当てに出来なくなったから、新たな結界の構築を極秘に手伝ってくれ!」


「・・・了解しました。マサシ様。はい。」


「おいおい、スミス!

オレの名は伏せて“アワガニ”と呼ぶように指示したろ?」


「失礼しました。アワガニ様。はい。」


私がなんとかしなくては、この心優しき主様が壊れてしまう・・・

それだけはいかなる手段を―――


「おい!スミス・・・余計な(・・・)事はするなよ!」


このように釘を刺されなければ、もっと楽に暗殺等の手段を使えるのに・・・

この方はお人好し故にめんどくさいです。はい。


「承知しております。はい。」









シロリンside


マスターから一人の青年の治療を任された・・・

本当なら断りかったけど、マスターから『頼む』と言われたからしょうがない!


でも、この数日は邪気モンスターの戦いで負った傷を癒す為に安静していたから、マスターとのスキンシップが取れない!


あのマスターは実は寂しがり屋だから心配かしら・・・・・


この青年“中村明”の治療を最優先の指示をもらい、“魔力供給”の大部分を回されているのでマスターの本体・石像の所に最低でも一週間は行けない!


私は第1の部下!命令は絶対ですが、この状況はストレスが溜まるから早く時間よ!早く過ぎて!!!





ブラウン・ニトロside


俺は今、不機嫌だつーの!


「イー」


俺は今、絶対安静で復帰出来るのは一週間後に決定したつーの!


「イー」


シロリンは早々に復帰して大将(マサシ)の指示で動いているのに俺は動けないまま、自分の弱さを痛感しなければならないなんてつーの!


「イー」


俺は男である事を諦める事で“魔力供給”から得られる力を増大した上で、同じく力向上の為に人化を捨てた爆弾石のニトロが変化した石槌を装備しても大将の足元にも届かないつーの!


「イー」


俺は弱い!もっと強くならないとつーの!


「イー(ブラウン、もっと頑張って!!)」


「さっきから同じ事を言うな!ニトロ!

分かっているつーの!」









チーナside



私は“水晶樹”の一角を任されて新入り逹を指揮している。


「チーナ様~~~不思議な実(ワンダーフルーツ)は豊作ですぞー」


「アプール・・・お疲れ様ですキー」


私に向かってかご一杯に抱えて走って来る赤髪の少女はお化けリンゴの人化した姿。

地中で眠っていたのを(マサシ)様がテイムした。

同じく、 地中で眠っていたオバケキノコ・マッシュはキノコ帽子をかぶった少女で無言で永遠と薬をゴリゴリと調合している。


「・・・まだ、主様はチーナ様の『キー』を治さないのですぞー?」


「あの御方は忙しいのでこんな些細な事は後回しにしているのですキー。

私達が頑張れば、すぐに治してくれるキー。」


「そんじゃあ、もっとがんばるぞー!」

アプールは元気よく張り切った。

マッシュもゴリゴリと調合のスピードを上げた。マッシュも頑張ってくれるようだ。


主様はこの世界(クロスディア)を救えるのかしらキー?


率直な感想としてこのダンジョンの主が精々だと思うが、ここはスミスを信じましょうキー。


次回から第3章がスタートしますが、構想を練り上げる為に一週間更新を停止します。少しの間待ってて下さい。

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