参
「ってことは」"委員長"は肩を落とす。
「そーゆーこと」「まぁ、拙者は気にせんが。残念じゃったな」
……男って最低だなと思ったが。あえて黙っておく。
「……」"彼女"さんが無言で三人を睨んでいるのに気がつき、
"彼女"の肩をポンポンと叩いて慰める。"彼女"は苦笑いした。
「この『世界』だと思うか? 」まったく。思わない。思いません。
其の事を伝えると、四人はため息をついた。
「つまんねぇからさっさと他の世界に行こう」酷い話だ。
「ほう。人生の楽しみを知らないようですね」
???
振り返ると、180センチはある長身の青年が立っていた。
性別を超越した美貌、唇にさした青いルージュ。
「……さあ。リンクゲートに戻るぞ」
"彼"は青年を無視して私たちを急き立てる。
青年は穏やかな笑みを浮かべて。
「これでも、そのまま帰るというのですか? 」といって"彼"の手を自分のローブの奥に無理やり引き込んだ。
ニヤリと笑う"彼"とその青年。
「いくらだい? 」「まずは話を聞いてください」
青年は微笑んだ。
"彼"には"私"の冷たい視線もまったく効いていない。らしい。死ねばいいのに。
……「じゅーくぼっくす」という機械を"そのひと"が蹴ると、
倦怠感をかもし出す聞いたことの無い音楽が何処からともなく聴こえるようになった。
誰もいないバー。店主は"そのひと"のようだ。
「……私の名前は。そうですねぇ……"呪術師"とでも呼んで頂きましょうか」
"そのひと"改め"呪術師"はそういうと愉しそうに笑う。
邪魔なローブを脱ぎ捨てて、下着姿になった"呪術師"は。
……「どっぢぼーる」なみの大きな、形の良い丸い膨らみ二つが動くたびに胸の前で揺れる。
大きく括れてついでに筋肉の筋の入った白いおなか。
綺麗に引き締まったお尻と長い長い手足を隠すこともなく晒し、気だるげに長キセルを吸いだす。
赤いガーターベルトだけの姿。どうみても痴女だが、先ほどの男たちの話を信じるなら。
……これで。男。男?!




