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オーダー・メイト(Order-Mate)~兼食の猟犬と偏食だらけのインフォーマ~  作者: 湖陽 照
第1章 彩流市編 ~二人の愛食者~

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#37 絶望からのサルベージ

 スコールはとうに収まってもいいはず。なのに黒い雨は未だに泣き続けていた。


 車に急いで乗り込み、彼女は凄まじいドラテクで迫り来る追手を必死に巻こうとしていた。後ろを振り返れば、スポイラーの群れとクロム社の追跡車両が死に物狂いで追いすがってくる。

 そんな極限の逃走劇の最中、後部座席のセンジが先ほど地下で突きつけられたあまりにも残酷な真実を噛み締めるように、シヨウの後頭部へ向かって重々しく尋ねた。


「……シヨウ。異世界人を利用してこの世界は発展した。

私たちが当たり前に使っているデバイスも、武器も、世の中のシステムも、彼らの犠牲の上に成り立っている……!


――それなのに、なぜ君は、私たちに味方するのですか!? 

あなたの世界を滅茶苦茶に踏み台にした、私たちの世界を、なぜ……?」


 彼女は必死にハンドルを捌きながら、鋭い声を放つ。


「それ今じゃなきゃだめ!?

見ての通り暇なのっ! あとにしてくんないかなッ!?」


「今じゃなきゃダメなんだッ!!」


 センジの遮るような魂の叫びに一瞬、ワイパーの音だけが残って車内が静まり返る。


「……あいつの顔が嫌い」


「真面目に聞いているんだッ!!!!」


 怒鳴り声が車内を震わせる。

 シヨウは小さくため息を吐くと、目の前の闇を見据えたまま淡々と話し始めた。


「――私は使命を託されて世界を救う勇者じゃない。 

チートスキルで人助けしながらスローライフを送る転生者でもないし、皆のためにお祈りする聖女様でもない」


「……」


「……私はただの一般人だよ。

毎朝テレビで誘拐や殺人のニュースを他人事みたいに眺めながらパン齧って仕事に行く、どこにでもいる人でなしの一般人――ッ!」


 ハンドルを大きく振って後ろからの攻撃を避ける。

 数が多すぎてもはや何となくハンドルを振っていた。


「人でなし、だと……?」


「あのポッドの中の人たちのことは、確かに可哀想だと思った。

私も一歩間違えたら、ああなっていたかもしれない。そう考えると、怖くて怖くて、今でも泣きそうになる」


「泣きそうに……そんなの、当たり前じゃない!」


「だけど、そうはならなかった。そうならずに、今もこうして化け物と物騒な連中に追われながらひとの車で爆走してるっ。

その時点で、あの人たちは『テレビの向こう側の赤の他人』と同じなんだよ!」


「……っ、所詮、他人事というわけですか――」


 そこまで無関心なのかと蔑むような、けれどホッとしたような複雑な感情が襲う。


「全力で怒ったり泣いたりできるほど、良くも悪くも、私はこの世界やあの人たちに愛着なんてない。そもそも私の世界にだって、魔法使いや獣人なんていない。所詮、幻想の中でしか生きられない御伽の国の住人達だ。

二次元に対して本気で悲しめるわけがないだろう――にっ!」


「悲しめないって、そんなの……嘘よ!」


「二人はあのポッドの前で何で黙った? どんな気持ちで私の名前を呼んだ、罪悪感だろッ!?

あのポッドに放り込まれた異世界人や私なんかよりも、自分たちが今まで必死に守ってきた暮らしの方が大切だった。


――それを守るためのハンターとしての力を手放すのが惜しかったッ!」


 正しかった。正しすぎた。

 何から何まで自分たちに都合のいい言葉を全力暴投された。だからこそ、否定しなければならないのに、本音がするりと出る。


「……否定は、しません。私たちは、この世界で生きていかねばならないのですから――」


「当たり前」


「――っえ……」


「当たり前だっ。よく分からない世界からやって来たよく分からない何かより、自分たちの国や、周りのことを大事にして何が悪い?

サキもセンジさんも今まで自分たちがやってきたことに対してよく頑張ったなって誇っていいし、これからも誇っていい。

私が許す。あの人たちに『ふざけるな』と批難されても否定はさせない」


 何も思わなかった自分たちの今までの行為の全てを今更後悔していた私たちに、彼女は活を入れた。


「……っ、でも、私たちは……!」


「 ――右を向きながら、左は向けないのと同じだよ。

真正面から何かと向き合えば、絶対に何かに背を向けることになる。背を向けた先にあの人たちがいるなら、


――私が代わりにあの人達のことを考える」


「君が、考える……?」


「――『逃げろ』」


「え……?」


 車がスピードに乗ってきたのか、いつの間にか後続との間に距離が出来ていた。

 静かになった空間にぽつりと呟く。


「あの時、そう聞こえて私はあのポッドに近づいた。そして何も聞こえなくなった。

……もう、諦めたんだよ。助けを呼ぶことも、助かることも、家に帰ることすらも――」


「諦めていた……」


「勘違いするな。罪悪感を持って欲しくて言ったんじゃない。

むしろ、持つなそんな余計な物」


「余計……って、罪悪感を持ってほしくないって、何よそれ……!」


「『お前らが知ることじゃない』みたいに格好つけて黙り込まずに、今こうして話したのは二人が、ちゃんと自分で物事を選べる『大人』だと判断したからだ。

人間、何もかもを全部抱えてなんてできるわけがない。

だから、ちゃんと選べ自分たちのことを」


「選ぶ……私たちを――」


 黙ったまま、項垂れていたセンジが彼女の言葉を復唱する。

 僅かに濁っていた黄色の瞳に一点の光が差した。


「たまたま世界規模で迷子になっちゃっただけの私たちのことなんか知ったこっちゃねぇ! って言って蹴り飛ばせ。

今まさに、街のど真ん中で脅されて、泣かされて、助けを求めている人たちのことを選ばなかったら、あの人たちが不憫だッ!

あの人たちはまだ助かるし、まだ家にも帰れる。


――そうだろ、ハンターッ! 二人がやらなきゃ誰がやる? それこそ神様にでも頼む気か!?」


「……っ、そうね、その通りよ……」


「あの人たちの『帰りたかった』って気持ちは、私が担いでく。担いでこの世界で元の世界に帰る方法を探す。しんどい思いをしながら探す気なんてさらさらない。美味しいものでも食べながら、人生を無駄にしないように、精々楽しみながら冒険でもする。

――だから、二人は二人でしたいことを勝手にすればいい」


「……そんなこと言うけどさ……! やっぱり納得いかないわよ!!」


 私はシートから身を乗り出し、悔し涙を堪えながらシヨウの横顔に喰い下がった。


「たまたま、あんたはあいつらにいいようにされなかっただけじゃない!

クロム社は、あそこ以外でも同じような実験をやってるのかもしれないし、これから先、シヨウみたいにこの世界に新しく来る人がいて、またあの人たちみたいな目に遭わされる人が出てくるかもしれない!!」


「サキの言う通りです。そうなっていかないように私たちがどれだけ足掻いたところで、世界中すべての場所なんて見て回ることはできない……!

それに、私たちはこれからも、あの人たちが実験台になってできた道具や技術を使って暮らしていく。


――シヨウ、あなたは本気で、それに対して何とも思わないのですか!?

あのポッドの中には、君と同じ『人間』だって含まれていたというのに!!」

 

 センジのやり場のない憤怒と苦悩の叫び。

 

「あ゛あもうっ、面倒くさいなぁ!? 最初は社長一人のやらかしだった! 

だけど、今はもうそれだけじゃ済まなくなってる! 私たち異世界人を使ったことが罪だっていうならそれはもう世界全体の問題だ! そんなの一個人が懺悔したところでどうにもならないッ!! 

グチグチ役に立たない罪悪感なんか覚えてる暇があるなら、四の五の言わずに今助けなきゃならない人を助けてろっ!!」




 ――――キュッ、キュッ、キュッ、キュッ




 シヨウはしばらく黙ってワイパーの音を聞いたあと、ぽつりとつぶやく。


「……順番の問題だよ」


「え……?」


「私は、モルモットになった哀れな異世界人になる前に、二人に会った。

……無茶苦茶なカーチェイスをやって、港町の崖から海にダイブして、おじさんの前で全力の昼ドラ劇を撮って、豪華で美味しいカレーを食べた。そして、あの浜焼き屋で私たちは『共犯者』になった。


――しょうがないから最後まで付き合うよ、相棒。

……ウチは義理堅いことで有名なお国柄だから」


 そう言って、彼女はふっと柔らかく笑った。


――ドオォォォン!!!


「――ちょッ!? 空気読んでッ、今いい話してたのに!!」


 背後から急接近してきたクロム社の装甲車から強烈な砲撃がカスタムカーのリアを直撃した。

 衝撃で車体が激しく軋み、ハンドルを握り締めながら怒気交じりに絶叫する。


「――センジ!!」


「ええ!! AI、ルーフを全開にしなさい!!」


『――了解。トップルーフを開放します』


「ちょっと待った!! まだ雨が降ってる! 何やってんの!?」


 頭上から冷たい黒い雨が吹き込んでくる車内で、私とセンジは不敵な笑みを浮かべてシートから立ち上がった。

 振り向きざまに運転席の彼女に言い放つ。


「やりたいことを決めたのよ、シヨウ!! 

とりあえず、後ろのあいつらを全力でぶっ飛ばす!!」


「ええ!! そして誘拐されて脅されている被害者たちと、その家族を全員無傷で助け出し、この街を救う!!」


「それと、さっきポッドの中で見た人たちのことも、私たちが絶対にどうにかするわ!!

もしどうしても助けるのが無理なら、無理で、私たちの手でちゃんと全力で供養してあげる!!」


「そこまで全部片付けたら――シヨウ、あなたと三人で特大の『祝勝パーティー』だ!!

食材の費用は私がいくらでも奮発しますから、調理はあなたに任せますよ!!」


「――――」


 シヨウは唖然とした。あれほど罪悪感に染まっていた二人のハンターが突如息を吹き返したことに。

 確かに発破を掛けたが、ここまで開き直られると、それはそれで反応に困る。


「それにあんたさぁ、さっきから自分のことをただの一般人とか言ってるけど、あの社長に対しての演説も、おもちゃ銃を暴発させた手爆弾の機転も、今の話だって全部かっこよすぎるのよ!!」


「まったくです。現役のプロハンターとして、これ以上あなたに格好つけられっぱなしで負け続けるわけにはいきませんからね!!」


「「多少の無茶をしてでも、ここは私たちハンターがカッコつける番 (よ/です)!!!」」


 気合を入れると元相棒に声を掛ける。お互いやり方は知っている。


「センジ、久々のコンビ復活よ!! 彼女に私たちの魔法を見せてやりましょう!

――『位相同調(カラーブースター)』!!」


 私の掌から放たれたまばゆい純白の光の波長が一気に噴き上がった。

 そのホログラムの光で、センジの能力を限界突破目掛けてブーストさせる!


「『凶色奔る断絶条痕ストライプシャッター』ッッッ!!!!」


 センジが後続に向かってブレードを力強く振り切った。

  



 ――次の瞬間、黄色と黒の斜線が飛ぶ。




 それは空間を断絶する巨大な遮断桿。


 彼のCollar能力の本質は、自分達と相手を断絶するように阻み相手を遠ざける絶対強固の防壁にして警戒色。

『ストライプ・シャッター』はその警戒色を直接的な攻撃の其れとして相手に物理的な執行を行う。


 サキのバックアップを受けた斬撃は、本物の雷撃を超えるほどの強烈なクロムイェローの閃光を放つ。残りの黒インクをすべて使った螺旋は、閃光をより際立たせる。

 横一直線の斬撃として重なる敵に一切の容赦なく、彼方まで飛んで行った。


 さらにサキは、の強烈な高輝度フラッシュを併用したエネルギー弾を乱射し、敵の視界を物理的あるいは間接的に潰していく。


「――っ、そろいも揃ってバカしかいないのかこの車にはッ!!??」


 光の競演に照らされた運転席で、シヨウは最高に悪態をつきながらAIに叫ぶ。


「――AI!! ここから彩流市のPALLETまで最短距離で突っ走る!!

誰がこの世界で『最速』なのか、奴らに教えてやれ!!」


『――了解。最高速度(ワイルドスピード)へ移行。

……併せて、本車両に搭載されているすべてのギミックおよび全武装を、背後のターゲットへ向けて発射します。


――――一斉掃射』


 カスタムカーの車体後部から無数の無認可ミサイルポッドが一斉にせり出し、駆け抜けた闇に向かって眩い光の弾幕を怒涛の如く解き放った。






―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 激しい追撃を光の弾幕でねじ伏せながら、カスタムカーは嵐の夜を猛烈な速度で切り裂き、私たちはそのまま彩流支部の庁舎へとノンストップで突っ走った。


 ガガガガガッッッ!!!


「――ヤバい!! 調子に乗り過ぎた!! 止まれません船長!!」


「「止まるな突っ込めェェェェェッッッ!!!!」」


「マジかッッッッ!!!!」


 凄まじいブレーキ痕とともに、私たちは彩流支部の正面ロビーへと車ごと派手に突っ込んだ。

 エントランスのガラスドアを爆音とともにぶち破り、受付デスクの目の前で盛大にスピン停車する。


「――おいコラァァァッッッ!!!! サキィィィッッッ!!!!」


 案の定、ロビーの奥から、顔を真っ赤にして今にも爆発しそうな支部長のボス――タッカーが飛び出してきた。

 有給初日から非公式の暴走を繰り広げ、庁舎を大破させた私たちに対し、タッカーは怒り心頭でこちらの報告をまともに聞いてくれない。


「お前ら、有給初日から一体何を騒いでやがる!! 

支部を半壊させるような大暴走をしおって、言い訳があるなら今すぐ吐け!!」


「タッカー、落ち着いて話を聞きなさい!!

クロム社の地下プラントに人体実験場があって、誘拐事件の被害者がパッチを貼られて街でテロを――」


「アホ抜かせ!! よりにもよってお前が言うのかセンジッ、久々につるんでサキの馬鹿に中てられたのか!?

どこの世界にそんなおとぎ話の人体実験プラントなんてものがあるか!!

非公式の暴走を正当化するために作った、最悪の作り話だろ!!」


「だから、作り話じゃないって言ってるでしょ、この石頭のハゲ!!」


 話がまるで通じず、私は憤慨して足を踏み鳴らす。

 すると、タッカーの獰猛な視線が運転席でハンドルを握ったまま身を縮めている黒髪の少女へと移った。


「……おいサキ。お前の隣の呪われた『黒』を纏ったアイツは誰だ!?」


 彼女を指差しながらこちらに尋ねる。

 タッカーの鋭い眼光を真っ向から受け止め、シヨウは身を小さく縮めながら誤魔化すように笑った。


「ハハハ…………、ただの、通りすがりです……」


「通りすがりがハンターの車両をドラテクで乗り回すかァァァッ!!」


 再び怒髪天を突いて絶叫する。

 あまりにも話が進まず、ロビーが苛立ちの空気に包まれていた、まさにその瞬間




――ロビーの奥の通路から、あの超有名なテーマ曲が、異様な大音量でフロア全体に鳴り響いてきた。




 エレクトリックグリーンのColorを持つ音響工学・駆動制御主任のSE。

 そのColor能力『貴方に宛てる緑の電子波形 (プレゼント・フォー・チューン)』の淡い音の波形をロビー全体に潜り込ませ、タッカーたちの荒れ狂う精神を『何となく話を真面目に聞く気』へと密かに編集し始めたのだ。


『……え?』


 私たちが唖然として振り返ると、奥の暗がりから、白衣を着た技術開発研究部(通称、ロマ研)のオタクどもが、最高責任者である監督とSEを筆頭にノリノリで爆音の曲を響かせ、映画さながらのカメラワークでゆっくりとスローモーションのように歩いてきた。




「……ちょっとっ! この緊急事態に、なんでそんなスローペースのBGMを流しながら歩いてくるのよォォォッッッ!!!!」


「さっさと走ってきなさいッ、ロマンどもッ!!!!」


「おいロマ研!! 工作中に何の意味不明なシネマ演出をやってやがる!!」


 タッカーが怒鳴りつける。

 だが、ロマ研のチーフこと監督はニヤリと手に持っていたメイン制御盤のエンターキーを叩いた。


「何、サキの持っていたカメラでいい画が撮れたんでな。

鮮度が落ちない内に、お前らに見せてやろうと思っただけだ」


 突如、ロビーの巨大なモニターが強制的に切り替わった。

 私がさっき地下プラントで撮影した決定的な証拠の映像が、大音量で彩流支部中に流れ出した。



 * * *



 映像を見つめていたタッカーの顔から、みるみるうちに血の気が引く。


 「――っ、……クソが――」


 次の瞬間、今まで聞いたこともないほどの激しい憤怒の唸り声が漏れ出た。

 提携企業クロム社の底知れない狂気、そして自分たちの組織を完全にコケにして盛大なマッチポンプを狙ったテロを企てていた事実を目の当たりにしたタッカーは、顔を真っ赤にして絶叫した。


「くっそォォォォォッッッ!!!! どいつもこいつも、俺のシマを舐め腐りやがってッッ!!!!」


 タッカーは即座にロビーの全館放送用マイクをひったくると、支部の全職員に向けて、怒涛のハッパをかけ始めた。


「――彩流支部全職員へ告ぐ!! 休暇は終わりだ、今すぐ全員叩き起こして武装しろ!!

ウチのシマを舐め腐ったクロム社のド頭に、弾丸をブチ込んでやるッ!!」


 放送を切ると、ギラギラと燃え上がる黄土色の瞳で私たちを車ごと睨みつけた。


「おいサキ!! センジもいるな!!」


「ええ、私有給を返上して後部座席にいますよ、ボス」


「お前ら全員、有給は終わりだ!! 働けクソ野郎ども!!」


 そう吐き捨てると、自分の部屋から没収していたハンターバッジと、特別カスタム銃をひったくり、私に乱暴に投げ返してきた。


「ボス、いいんですか!? 相手は大手企業よ、派手にやったら中央から大目玉じゃ……」


「ガタガタぬかすなァ!! 街の半壊までなら許してやる!!

その代わり、あのクソったれな連中を一人残らずそっちめてこい!! 行け、バカ犬ども!!」


「――っ、最高ね!! シヨウ、センジ、行くわよ!!」


 私は二人を引き連れ、そのままロビーを駆け抜けた、

 反撃に向けて、武器を調達するためにロマ研のラボへと勢いよく飛び込んでいった。

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