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小悪魔ちゃんのVRMMO  作者: アザレア
第2章 小悪魔と???
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第48話




「おー!大量!大量!これだけあれば充分だよ!」


「丁度プチイベントがあったからね。これでまた補充しに行かなきゃいけないは無いとは思う……無いよね?」


 私は集めてきた素材をメイカに渡す。あとついでにグリルを手に入れたプチイベントについて聞いてみたけど……どうも私が素材集めしてる時に鉄板焼きのミニ大会に出場してたんだって。そこで入賞してきたんだとか……


「味は兎も角、パフォーマンスでポイント稼いできた」


 優勝を狙ってはいたらしいけど、優勝したのはリアルで鉄板焼きのお店をやってるプロ……全てにおいて負けたって言ってたね。


「ちなみにその人とは仲良くなったからお店の住所教えてもらった。来たら多少は安くしてあげるから友達連れてきなってさ」


「またメイカの人脈が凄いことに……」


 さて、とりあえず素材は渡せたから……職業スキルと魔法確認しよう。スキルの方は色々情報多そうだから魔法から見てみる。


ーーーーーー

【エンチャントウォーター】消費MP:30

自分や武器に水属性を付与する

ーーーーーー

ーーーーーー

【エンチャントアイス】消費MP:30

自分や武器に氷属性を付与する

ーーーーーー


 新しい魔法は属性を付与する魔法。これ蹴りとかが属性攻撃になるって認識でOK?強酸とか毒も付与できるか後で試してみないと……そうしたらいよいよスキルか。


「新しいやつから確認しよう……これかな?」


ーーーーーー

《熱狂的な熱愛(ヒートアップラブ)》

CAMに比例した分、攻撃魔法に高熱付与

ーーーーーー


 高熱……要するに温度を上がるってこと?水を熱湯に変える感じかな?


(《氷雪魔法》とは相性悪そう。《流水魔法》とは合いそうだけど……)


 強酸との2択かぁ……熱いのが嫌いな相手に使う感じかね?まぁ、これは良いや……問題の変わったスキルを見るか。


「変化したのは……《恋の一撃》だね」


 今は名前が変わって《失恋の鈍痛》になってるね……効果の方は。


ーーーーーー

《失恋の鈍痛》

自身が与えた状態異常によるダメージに、自身のCAMに応じた追加ダメージを発生させる。

また相手が状態異常を回復した際、それまでに与えていた追加ダメージに応じた弱体化を与える

ーーーーーー


 何これ強。追加ダメージが状態異常のみになったとはいえ、治したらデバフが入るようになったプラスが大き過ぎない?


「すぐに治されたらダメージも弱体化も大したことはないけど、それでも隙は作れるからね」


 すぐ治さなければ良いダメージソースに、すぐ治しても治すための隙ができる。弱いところが無いね。


(てか今回《熱狂的な熱愛》を覚えた理由も分かったね……これダメージを与える状態異常を増やすためだ)


 熱湯をかけて火傷にする。火傷は耐性持ってる人殆どいないだろうし、使いやすい状態異常を足しときますねって感じな気がする。

 職業スキルはそのプレイヤーの行動でどんどん方針が固まっていくらしいけど……私は状態異常ダメージへ方針が固まった感じか。確かにダメージリソースの4割ぐらいは状態異常によるダメージだろうけども。


(今後色んな状態異常覚えていくとしたら……メイカに性格悪いって言われそう)


 強くなったけど素直に喜びにくい。そう思いつつメイカの屋台の手伝いをしようと準備を始めた……その時。


「あ、居ましたわ。お久しぶりですわモモカさん」


「あれ?レティシアさん。いらっしゃいませー」


 屋台にやってきたのはレティシアさん。白いビキニに麦わら帽子をかぶっていた。む、胸意外と大きいですね……コフッ。


「ど、どうしましたの?そんな血を吐きそうな表情をして」


「なんでも無いです。ところでどうしました?焼きそばですか?」


「あ、それは是非買いますわ。ただここに来たのはモモカさんにお願いがありまして……こちらに一緒に参加して欲しいのですわ」


 そう言いレティシアさんが見せてきたのは20分後にあるプチイベントのお知らせ……イベント名は『ビーチバレー大会(女性プレイヤー限定戦)』。


「この大会の景品に欲しいものがあるのですけど……本来ペア組む相手が急な腹痛でログアウトしていまして。代役でお願いしたいのですわ」


 ちなみに報酬として使わない素材とか必要無い景品とかをくれるとのこと。そして私を誘った理由は強いソロの女性プレイヤーの心当たりが私しかなかったとのこと。


「強さって……やっぱり足が速いとか重要なんですか?」


「あー、この大会はlv差の公平のためにステータスは統一されますわ。あと攻撃系スキルも使えませんの……まぁ、それ以外のスキルは使えるのでちょっとあれですけどね」


 あと魔法とかも付与系や強化系以外は使用できないとのこと。それ公平なのかな?


(ちょっと面白そうだけど……メイカに聞いてからだね)


 屋台の手伝い必要かもしれないし。というわけで貝を焼いてるメイカに確認。結果としてはOK貰った。


「モモカが活躍すればうちの屋台のお客も来そうだからね。宣伝よろしく」


 というわけでビーチバレー大会出場となった。大会参加は抽選だったので参加ペアの数は16ペア……私とレティシアさんは最後のペアだった。

 ルールとしては普通のビーチバレーと大差ない。3回以内で相手のコートにボールを返すこと。9点先に取った方が勝ち。ルール内のスキル、魔法の使用は自由って感じ。普通なら2セット先取とかのルールもあるけど、プチイベントだからか先に1セット取った方の勝ちだね。


(まずはどんな感じか……他の人たちの試合を見てみるか)


 試合が後の方なのを利用して情報収集。レティシアさんの言う通りステータスは統一されてるみたいだね……でもスキルのせいでそれも意味あるか分かんないな。


「これでも食らえ!せい!」


「なんの!」


 高く打ち上げられたボールを《二段飛び》で高くジャンプしてのスパイクだったり、前方への猛ダッシュで追いついてレシーブ……人間離れした動きが凄いね。


「これ結構難易度高くないですか?」


「今の試合はあの手の行動系スキルを多く持つ斥候系職業の方ばかりの試合でしたから、あのような感じにはなりますわね。ですが私との対人戦であれだけ動けるのでしたら大丈夫です。私が保証いたしますわ!」


 その太鼓判大丈夫ですか?目の前の動きをしろって言われても無理なんですけど……私は目の前のビーチバレーの皮を被った何かになりそうな試合を観戦していく。そして7試合が終わり……ついに私とレティシアさんの番になった。


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― 新着の感想 ―
》《熱狂的な熱愛》 CAMに比例した分、攻撃魔法に高熱付与 これはほかのバステ系と違って耐性はつかない代わりパッシブで火傷状態にするということか。 狙えるバステが増えるのはありがたいけど戦闘中に切り…
格闘ゲームの名前を借りた水着ビーチバレーもあれば ビーチバレーの皮を被ったPvP殴り合いもあるんですねわかりますん
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