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エデン  作者: ko-da
3章 支部襲撃編

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32/91

危機

切断した左腕が消え、エイリトスの体から再生する。

エイリ星人の体は核から再生し、分離された部位は消滅する。


ジエルが眉をひそめる。

「左腕には核はねぇな」


天記も距離をとり、冷静に分析する。

「進化個体は核を一ヶ所に隠してる。そこを破壊しないと完全に倒せない」


エデンも腕の鎧を握りしめ、エイリトスを見つめる。

(なら、まずは核を露出させるしかない……!)


エイリトスは狂気じみた笑みを浮かべ、刃を振り回す。

「斬殺!!斬殺!!」


刃の嵐が再び四方に飛び散る。

ジエルが素早く避け、雷で形成した刃を投げつつ攻撃を加える。

怒雷刃(ドライバー)!」


エイリトスの右腕が吹き飛ぶ。だが、再生するだけで核は見えない。


「爆弾で体の一部を破壊すれば、核が露出するかもしれない」

亜爆が落ち着いて判断する。

「ジエル!私の爆弾と同時に攻撃を!」

ジエルに向かって指示を出す。ジエルは頷き、電気を手に集める。

エデンは右手を握り、リミットナイトで防御を固める。

「ケイ、核を狙うためにどこを攻撃すればいい?」


『可能性が高いのは胸部と背中だ。』


エデンは深呼吸をし、エイリトスに向かって飛び出す。


「行くぞ――」

亜爆のボンバーとジエルの雷の刃がタイミングを合わせ、体の一部を破壊。


砕けた刃の隙間から――

胸部の中央に黒い塊がちらりと見えた。


「これだ……!」

天記もその瞬間を見逃さず、冷静に狙いを定める。


銃撃。エイリトスが怯む。


エデンは一瞬息を止め、すべての力を込めて一撃を打ち込む準備をする。


踏み出すその瞬間――

ビュンッ!!


エイリトスの体から、突如として無数の刃が生え、飛びかかってきた。

「ぐっ……!」


思わず身をひねるエデン。

しかし、刃は避けきれず、肩や腕に叩きつけられる。

黒い鎧が刃を受け止める。


ガガガガガッ!!


鋭い刃の衝撃が全身に響く。

床が割れ、廊下の壁に体が叩きつけられる。


「ぐあっ……!」


体が吹き飛ばされ、廊下に倒れ込む。


天記が駆け寄る。

「エデン君、大丈夫……?」


エデンは苦しそうに息を整える。

(リミットナイトのおかげで致命傷にはならなかった……)


だが、力を溜めた一撃を打つための体力は大きく削られた。ジエルも駆け寄り、

雷の刃で周囲の刃を削ぎながら声をかける。

「エデン、くじけるな!ここからだ!」


亜爆も冷静に体勢を整え、次の爆弾を準備している。

エデンはうつ伏せの状態からゆっくり体を起こし、胸部の核を睨む。

(……まだ、諦められない……)「まだだ......」


エデンが息を整えようとする間もなく、エイリトスの目が狂気に光った。

「斬殺……斬殺!!」


ビュンッ!ビュンッ!!


前方に伸びた無数の刃が、エデンめがけて突進する。


「避けろエデン!」

ジエルは即座に雷の刃で斬撃を削ぐ。


天記は銃を構え、正確にエイリトスの腕を狙い撃つ。

亜爆も冷静に爆弾を生成し、爆風で攻撃を相殺する。


しかし――


ガガガガッ!!


エイリトスの刃の一つが攻撃をわずかにかわし、エデンをかすめる。

「うっ……!」


エデンはリミットナイトの鎧で防御するも、またしても衝撃で吹き飛ばされ、

廊下に倒れ込む。その間にもエイリトスの腕は再生を続けている。


「完全に再生しちまう……」

ジエルは雷の刃を向けながら呟く。


エデンは苦しそうに起き上がり、胸の核を睨む。

(……体力は限界に近い……でも、ここで諦めるわけには……)


エイリトスは再生した腕を振り回し、三人に向かって突進する。

廊下を引き裂く勢いで、四人は身を翻すしかなかった。


「やばい……このままじゃ……」

天記が小声でつぶやく。


「ヒはハハハはは!!」


「斬殺!!!」


エイリトスの刃の嵐が4人に迫る。

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