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横田広域警察24時  作者: 魚河岸ボブ
第2章 頑張れ、新任捜査官
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ー 本配置 "ON DUTY”ー

 新人研修期間が終わり、遂に通常勤務が始まった。

 私は予想通り捜査課強行班に配置された…正直、ちょっとビビっている。果たして上手くやっていけるのか、それ以前に生き残れるのか?

 緊張と不安で吐きそうな顔をしながら、警務課の仮マイデスクから荷物を引き揚げて捜査課に引っ越し。「これからみっちり訓練もあるし、そんなに心配しなくてもいいよ」と課長が慰めてくれた。

 …みっちり訓練??マジか。

 

 短い付き合いだったM10(ミリポリ)ともお別れの時が来た。癖のない撃ち味だしよく当たった。流石、永遠のマスターピースと呼ばれるだけのことはあるな。


 捜査課に配属された面々で武器庫に向かい、M10を返納して新たに拳銃を受け取る。これだけは楽しみだった。M1911A1 "ガバメント” 父が現役時代に自衛隊で使っていた拳銃だ。小さい頃から大好きで、これぞ拳銃というオーソドックスな外観は見飽きることがない。


 マーベルこと斉藤氏は射撃の腕を見込まれたのか、カリカリにチューンされた海兵隊お下がりのMEUピストルを受け取っていた。めっちゃ嬉しそうだ。

 私のはごく普通のミリガバ、いわゆるGIコルトだ。これはこれで嬉しい。所々剥げているパーカーライズド仕上げが歴戦の勇士っぽい。フルオリジナルかと思ったら、サイトには見やすいように白のペイントが入っている。アメリカでは既にコレクターズアイテムになっているミリガバだが、私の手にあるこいつはまだまだ現役だ。いい、これはいいぞ…!


 腰のレザーホルスターにガバメントを収め、意気揚々と事務所に戻る。なんか頑張れそうな気がしてきた。

 

 事務所では新着任者の自己紹介が簡単に行われた後、勤務シフトとトレーニングメニューが発表された。私は「B-3」チームでシフトクルーに入りつつ、空き時間にタクティカルトレーニングが行われるらしい。うーん、ハードだなぁ。

 とりあえずこの1週間は毎日射撃とな。よし、やったる。

 

 あと、事務室に入りきらない私物は、多少であれば市内各地にある待機所、通称「アジト」に置いてもいいらしい。先輩は「秘密基地」と言っていた。秘密基地かぁ、ロマンだ…!



 午後からガバメントの初撃ちでしたが、思ったより当たりませんでした。慣れてないのと反動が強いので仕方ないかなと。

 …早いとこ使いこなせるようになるぞ。

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