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陰陽Memories  作者: L社社員
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3/4

チェイン

しばらくぶりの更新です。

設定にかなり難航中です(´・ω・`)

「暗黒石《ダークストーン》!!」

「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」


俺はただ立ち尽くすことしかできなかった。

目の前には突然現れた大岩。

ぶっ飛ばされるよくわかん奴ら。

そして、それを行ったのが、影坂だ。

どうしてこうなった。

時間は、1時間ほど前に遡《さかのぼ》る。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「散歩に行くわよ。」


突然だった。

影坂が散歩に行こうと言い出したのだ。

食料の調達ならわかる。

こいつがここ一週間外出しておらず、俺にもよくわからない方法で回収していると思っていた。

なんとなく不思議に思い、その場で聞いてみたら、


「あぁそんなこと?通販で買ってるに決まってるでしょ?」


という意外な言葉だった。どうやら今の人間はこの星の状態でも生きていく術を見つけたらしく、思ったより世紀末ヒャッハー状態でないことを知った。


とまあそんなわけで散歩に出掛けたのだが、


「おい、お前さん。影坂理夜だろう?」


突然、男の声がした。声をかけられた方を見てみると、そこには、男が二人いた。

どちらも見た目こそ普通だが、嫌な目をしていた。

警戒しながら、影坂は答える


「そうだとしたら?」

「俺たちと一緒に来てもらおう。」

「あまり手荒な真似はしたくないんでね、大人しく着いてきてくれないかな?」


男たちは影坂を捕らえようとする。


「お断りよ。なんなのあんたら。今なら見逃しといてあげるからさっさと逃げなさい?」


影坂はあっさりと断り、臨戦体制に入る。


「やれやれ、仕方ないなぁ。」

「んじゃぁ力ずくで...」


二人の男がそれぞれ呟くと、


「「行かせてもらうっ!!」」


影坂に向かって猛ダッシュしてくる。一気に間合いを詰めて取り押さえるつもりだろう。

しかしーーー


「暗黒石《ダークストーン》!!」


影坂が叫んだその瞬間、男達の地面が真っ黒になり、そこから大岩が飛び出す。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そして現在に至る。

俺はすぐに影坂に問いかける


「お、おい!影坂!お前いまのなんだ!?今、でっけぇ岩が下からドーンって!!なぁ今のやったのお前だろ?教えてくれよ!!」


俺の質問にめんどくさそうに影坂は答える


「『チェイン』よ。」

「チェイン?」

「そう、いわば超能力ね。さっきみたいにどこからともなく岩出してみたり、いろんなことが出来るわ。まぁ、人によってできることは違うけどね。」


すごいことを聞いた。チェイン。恐らくすごい力だ。


「な、なぁ。それって俺にも使えんのか?」

「さぁ?一回死にかければわかるんじゃない?」

「どうゆうことだ?」

「チェインってのは、人の潜在能力なのよ。

簡単に言えば、誰にでも使えるのに、使えない力。それが死にかけたり、それくらいの危機的状況に陥《おちい》ると、覚醒する。」

「じゃあ影坂もそんな目に遭ったのか?」

「...そういうのは聞くものじゃないわよ?」


嫌なことを聞いたらしい。


「すまん」

「いいわよ、別に。」


影坂がぷいと顔を背けた後、こちらに微笑み掛ける。


「さぁ、帰るわよ。」

「あぁ、わかったよ」


俺にもチェインが欲しい。少しそんな気持ちを持ちながら、俺たちは家に帰るのだった。

あれ?あんまり異能してない?

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