表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/102

73日目 キリヤランコの炎上飯

「ふぐっ…ぐっ…うぅっ」


 3月14日、火曜日。桐屋蘭子の一日は涙から始まった。

 隣で味噌スープを啜る美堂陽菜、ドン引き。

 なぜならば既に時刻は正午だったから。


「……蘭子、まだなんか悩みがあるの?」

「おねえちゃん、はなみず、おしるにはいってる」


 陽菜ママの作る味噌汁はやけにしょっぱかったよ…


「あの男…くそっ!!あんなのと結婚したのがそもそもの間違いだったのよ…っ!!」


 ……まぁ理由は多分台所でブツブツ言いながら人参をブツ切りにしてる陽菜ママの怒りという名のスパイスだろう。


 地球滅亡まであと28日という今日。今日も今日とて平常運転で現実逃避。いつもの桐屋蘭子です。

 ではこの涙は何かって?


「こーちゃん……ぐすんっ……聞いてもらっていい?ぐすん……何があったかを……」

「なにが、あったんだい?」

「実はね…風花さんとのデートを断ったんだよ……ぐすんっ」

「……そうなのか」

「うん…蘭子、悲しい」

「よしよし」


 味噌汁飲むついでに頭を撫でてくれるこーちゃん、優しい。隣の陽菜……間違えた発酵した魚眼が覇気のない眼のまま「デートって何?」と問いかけてきた。


 時は遡って昨日の話。



「明日のホワイトデー。お返しの代わりにデートしない?」

「ごめんっ!!」


 風花灯とのデート。それは恐らく、老若男女が羨む選ばれし人間にしか許されない究極の贅沢。多分、開店前に売り切れるとまで言われる九州地方の伝説の店『ポール・パパイヤん』のショートケーキを一口食べて捨てるくらい……


「その日はどうしても……外せない用事があるんだ」

「そうなんだ……残念」

「私もだよ……マイプリンセス」


 カンパルノ妹が出ちゃった。


 そりゃ私だって風花さんとデートしたいよ…きっと、高っっっっかいスイーツとか、高っっっっっっっかい焼肉とか、食わせてくれるんでしょ?


 でも、どうしても外せない用事があるんだ。


「許して…」

「いいよ。別に。どうしてもって程じゃないし。またにしよう」

「…………ごめんっ!!」


 私は涙の尾を引きながら風花さんの前から逃げるしかなかったの……





「思い出しただけでも……涙で前が……おいおいおいおい(涙)」

「おねえちゃん、なかないで?」

「……良かった。調子戻ったみたいね。ところで蘭子、その用事って?もう昼過ぎだけど…」

「ん?ああ、昨日のうちに仕込みは終わらせたから大丈夫……」

「……仕込み?」

「うん。ちょっと誘拐したんだ」

「……は?」


 *********************


 約束の場所に到着した私はLINEのトーク画面を開いていた。

 日付は昨日。メッセージを送ったのはカンパルノ妹に向けて…

 内容はこれ。


 愚地〇歩←これ、私のLINEの名前ね

 おい


 カンパルノ妹


 お前のねーちゃん預かったぞ


 返して欲しければ明日ここに来い。既読無視したらねーちゃんの命はない

(マップアプリのURL)



 カンパルノ妹からの返信↓


 汚いぞっ!!




 ……果たしてやって来るだろうか。


 さて、問題の待ち人より先にまず私の視界に入ってきたのはこいつだ。


「……桐屋蘭子」

「孫」


 孫だ。Y〇uTuber仲間の。


「こんな所に呼び出して、何の用ですか?」

「おうよく来たな。ちょっと用事があって…お前にも付き合ってもらおうと思ってんだけど…拒否したらオホーツク海に沈んでもらうけどおk?」

「え?怖…」

「どうせ暇だろ?春休みだかなんだかで…ちょっと待ってて。もう一人来るから」

「誰ですか?」

「カンパルノ妹」


 なんて噂をしていたら…



 不穏な冷たい風が吹き抜けると共に、般若の如き形相をこちらに向けたイケメンがそこに立ってる。

 イケメンというのは、イケてない関口メンディーの事ではない。


 カンパルノ妹だ。


「……待っていたよ、カンパルノ妹」

「桐屋蘭子……もはやマイプリンセスとは呼べないな……」


 まるで西部劇の決闘のような緊張感。干し草の代わりに丸まった新聞紙が私達の間を横断した。

 孫、固唾を呑んで見守る。


「姉さんをどうした」

「心配するな、すぐに会わせてやる…」


 まぁカンパルノ姉を誘拐したなんてのは嘘で、昨日カンパルノ姉の家に行ってお前のはとこが危篤だぞって行って栃木県まで行かせただけなんだけど…

 スマホは私が預かってる。


 行方不明音信不通の姉に焦りが募るカンパルノ妹…まぁこういう時は悪役ムーブをしなきゃならないって決まってる。

 一旦やっとく。


「ただしここには居ない。会いたいか?」

「姉さんを返せっ!!」

「ふふ……すぐに会わせてやるさ…ただし、果たして五体満足で会えるかな?」

「貴様ァっ!!!!」


 調子に乗りすぎたかな……?

 あんなに紳士だったカンパルノ妹が牙を剥き襲いかかってきた。


 コンプレックスの根源である姉に対する複雑な感情。それを押してもやっぱり、大切な姉なんだね。


「ふはははっ!!安心しろっ!!お前もすぐに送ってやる!!カンパルノ姉のところにっ!!」

「殺すッッッッッ!!!!」

「やめてーーーっ(棒)」



 それはまるで孫の叫びを聞き入れたように……

 私達の背後にそびえる今回の目的地、その厳かな扉がゆっくりと開かれた。

 静寂を孕んだ扉の向こうから、白い影が歩を進め、今まさに噛み合わんとする二頭の獣(蘭子とカンパルノ妹)の前に悠然と姿を現した。


 その登場に三人がそちらを見る。


「…………あ、いらっしゃいませ…」


 その先でパティシエみたいな…いや、パティシエの女が顔に冷や汗を垂らしながら呟くように言った。

 そんでもう一言。


「あのっ…店の前で暴れないでください…」


 *********************


 今忘ヶ崎で密かに乙女達の間で燃えている店がある。

 それがここだ。

 ここは出来たてほやほやなケーキ屋さん。上京してきて借金までして自分の店を持った若き店長の夢と希望の詰まったパンケーキが絶品なお店だ。


 そして悲しかな先日、伝説の死病に感染したかもしれない迷惑な客の来訪により今、誹謗中傷を受けているらしい(蘭子調べ)



「……あの後は大変でした…どこからか情報が漏れてこの店で感染症が広まったんじゃないかって憶測が広まって…客足が遠のいてしまって…」


 涙ながらに語る店長。同情を禁じ得ない。

 間違ってもこんな事は言ってはいけない。


「元々そんなにお客さん入ってなかったじゃん」

「か…開店したばかりなので当然ですっ!お店が軌道に乗るのには時間がかかるんですっ」

「しかしそんな大事な時期に迷惑な話ですな。誰です?伝説の死病に感染してるかもしれないってのにノコノコ出歩いてた迷惑な奴は」

「あなたです…」


 カンパルノ妹と孫は状況が理解できずに置いてけぼりみたい。説明しとこう。


「今日は三人でパンケーキ食うぞ」

「……なぜ、急に?」

「そんな事より姉さんはどこだっ!!」

「ここのパンケーキは絶品なんだと。そんなパンケーキを今日はタダで食えるんだぞ」


「え?タダ…?」って店長困惑。


「店長、この前はご迷惑をおかけしてすまねぇと思ってやる」

「いえとんでも…ん?」

「そこでお詫びと言っちゃなんだけど今日はお姉さんのパンケーキ、タダで食わせてもらおうと思ってね」

「……ん?」

「おっと、どういう事かって顔してんね?実は私らは…………」


 カンパルノ妹をチラリと一瞥。パンケーキどころじゃないカンパルノ妹、青筋ピキピキ。目バッキバキ。

 そんな彼女を無視して--


「私らはY〇uTuberなんだ」


 この言葉に場の空気は一瞬凍りついた。

 一番空気を変えたのはやはりカンパルノ妹。今一日番デリケートなところを刺激され、その顔は表情を失ってる。


 …まぁ無視しよう。


「おたくのお店、うちのチャンネルで宣伝するからさ、こーいう時、タダにしてもらうのが一般的なんだよね。分かる?」

「………………いや、分かんないです」

「絶対お客さん来るようになるよ?損はさせないからさ」

「……でも……」

「私らの人気、疑ってんの?」

「だって……見た事ないし…」


 店長からの痛烈な一言。クリエイターに一番言っちゃいけないセリフ。

 …まぁクリエイターになるのはこれからなんですけどね?


「あの、チャンネル名は……?」


 ……チャンネル名だと?


 氷のように固まったカンパルノ妹と孫をちらっと見る。二人とも一言も発さずに私と店長のやり取りを見守ってた。


 ……チャンネル名、考えて来ましたよ、もちろん。

 渾身のドヤ顔を披露しつつ…


「キリヤランコの炎上飯」


 *********************


 パンケーキを前に沈黙を貫く三人。ただならぬ雰囲気の中店長が頭を下げて奥に消えってたのを確認してまず口を開いたのはカンパルノ妹。


「か……かわいい」


 カンパルノ妹はパンケーキに萌えを見出すタイプらしい。

 すぐにキリッとした顔に戻ったカンパルノ妹、甘味の誘惑を前にそれを振り払いまず私を睨む。


「どういうつもり?目的は何?金?それとも金?」

「カンパルノ妹は私のことをなんだと思ってんのさ」

「いいから姉さんを返せよ」

「落ち着けよ……あれは嘘だ」

「う、そ……?」

「カンパルノ姉は今栃木県に居る」

「栃木県……?栃木に何があるって言うんだい」

「ないんだな、これが」

「ちょっと待ってください。桐屋蘭子、カンパルノ妹、2人はなんの話をしてるんですか?」


 困惑する孫にも事情を説明する必要があるね。


「今からY〇uTube用の動画を撮るの」

「しかしY〇uTubeチャンネルは……」

「諦めんの?やりたかったんでしょ?2人とも」


 カンパルノ妹がテーブルに台パン。それで怯む蘭子じゃないけどね。


「うわぁびっくりした!?ちょっと!いきなり何!?やめてよね!?(ドクンドクン)」


 ないけどね?


「誤魔化さないでよ。なに?もしかして生牡蠣?」

「話を聞けよカンパルノ妹……そのだな……」


 早く本題を切り出さないとパンケーキが冷めてしまう……私は勇気を振り絞ってこの一言を口から絞り出した。


「……仲直り」

「……え?」

「仲直り……しようと思って……」


 再び凍結する空間。パンケーキの温かさだけが時間を緩やかに流してる。もう、パンケーキが気になって仕方ない。



 --この桐屋蘭子が理想とするパンケーキってのは、普段料理なんてしないお父さんが日曜日に唐突に台所に立つ。

 何をしだすつもりかと見守っている前で冷蔵庫から取り出すのはホットケーキミックスだ。

 今まで見たこともない父のエプロン姿が見事な手際でパンケーキを焼き上げる。そして母が言うんだ。

「今日はパパがおやつ作ったよ」って。

 お父さんはぶっきらぼうに部屋に戻る。

 出てきたパンケーキは薄っぺらくて上にバターを乗せただけの代物だ。それにメープルシロップをかけて……



 ……まぁ何が言いたいかと言うと、この映えそうなパンケーキは私の理想とする家庭のパンケーキではない。

 でも……美味そうなんだ。


 カンパルノ妹は片眉を持ち上げて信じられないという顔で私を睨んでた。


「……その為に呼んだの?で、ここで動画を撮ろうって?」

「……」

「……アホらしい…」

「アホらしいってなにさ」


 ムッとして返す私にカンパルノ妹も応戦する。


「いいよ別に。桐屋さんは別に興味ないんだろ?無理して付き合わせてごめん。もう気にしないで」

「気にしないでってなにさ。気にするだろ。一緒にY〇uTubeやろうって言ったのカンパルノ妹じゃん」

「だからいいって」

「いいってなんだよ!人気者になりたいんでしょ!?」

「うるさいなもうっ!!嫌々付き合ってもらっても僕は嬉しくないんだよっ!!」

「嫌々じゃねーしっ!!」

「じゃあなんなんだよっ!!」

「なんだよっ!!」


 思わずパンケーキ投げつけそうになる私を「それだけは許しませんっ!!」と孫が止め……


「何私のパンケーキ食ってんの!?」

「パンケーキを守ったんです(もぐもぐ)失礼」

「失礼じゃねーよ!?返せ?」

「まだ二枚残ってます(もぐもぐ)」

「返せ?(怒)」

「もう食べてしまったので…(もぐもぐ)」

「……てめぇ…(怒)」

「なんですか?(怒)」


「ちょっとなんでそこで喧嘩すんのさ」と間に入ったのはカンパルノ妹。


「…………桐屋さん、本当にもういいんだ。元はと言えば僕のわがままだ…僕がただ有名人になりたいってそれだけの理由で……」

「……だったらなんで私らを誘ったんだよ」


 私の問いかけにカンパルノ妹は口を紡ぐ。しかし私は言葉を止めずに詰める。ここで逃がすわけにはいかない。もうあんまり…時間もないんだから。


「お姉さんへのコンプレックスは確かにあったんだろうけど…建前でしょ…ホントは…カンパルノ妹はさ、私と遊びたかったんだよね?」

「……なにを」

「私と、一緒にやりたかったんでしょ?」


 ……自分で言ってて恥ずかしくなるな、これ。

 羞恥心に折れそうになる真面目モードの心を不屈の精神で支えながら、トドメを刺しに行く。


「私はその気持ちを踏みにじるような態度を取った……カンパルノ妹が怒ったのは、自分を蔑ろにされて傷ついたからなんだよね?」

「…………僕は…」

「…………あの、では私はどうして誘われたんですか?」


 ここで孫が空気を読まずに質問。そんなの決まってる。


「成り行きでしょ」

「……孫は、たまたまその時そこに居たから」

「…………は?(怒)」


 なんかプルプル震えだす孫。新たな火種が生まれた気がしたけどまず目の前の面倒臭い火事を鎮火する事に集中。


 カンパルノ妹からの反撃。


「……じ、自意識過剰すぎでしょ…いくら…チョット可愛いからって……僕そんなチョロクナイモンッ!!」

「カタコトになってんぞ」

「誰でもよかったし別に!!」

「私と友達になったのも誰でもよかったからか!?」

「そうだし!僕モテるし!!勘違いしないでよね!!」

「嘘つけお前友達居ないだろ!!」

「なっ……!!なんでそんな……っ!!」

「お前みたいなウザイ奴が好かれるわけねーだろ」

「君が言うのかい!?」

「私は分かってんだよっ!!」

「なにを!!」


 これは確信だ…

 時空のおじさんが見せてくれた、一人っきりの時のカンパルノ妹の姿…

 言うんだ桐屋蘭子。


「おっ…………お前……だって…私の事…すっ……好きだろーがっ!!///」


 瞬間、今日一の沈黙。瞬間最大風速記録。

 カンパルノ妹フリーズ。私ゴルゴンだっけ?って錯覚するほど見事にカチコチになったカンパルノ妹。その顔は滑稽なほど間抜けに固まってて達磨みたいなまん丸な目で私を見てる。


 ……あれ?もしかして勘違い?

 あれはどう見ても恋する乙女だったような……


「〜〜〜〜〜〜っ!!!!」


 瞬間沸騰、カンパルノ妹。勘違いじゃなさそう。


「え?そうなんですか?」

「黙ってろ孫」

「顔が赤いですよカンパルノ妹」

「黙ってろ孫」

「ななななななななななな…なにを言い出すんだい君は……っ!僕は……イケメンだぞ!!」

「先に言っておく」

「君は…………僕をバカにしてるのかい!?」

「私、もう恋はしないって決めてんの」

「……………………あ…」


 一瞬で顔の赤みが引いていくじゃないか。

 なんだか酷く残酷な事をしたような気分に…いや、カンパルノ妹との確執はここで全て断ち切るんだ。


「お前は友達だっ!!!!」

「プルプル」

「だから……お前の気持ちには応えられないけど…お前の気持ちを軽はずみに傷つけた事は……悪かったと思ってるよ……」


 桐屋蘭子史上初の謝罪。思えば私が最後に人に謝ったのなんていつ以来だろうか…


 でもいいんだ……


 お前の気持ち…ちゃんと分かってやれなかったから…これは私の--


「…………くくっくっ…」

「……?」

「あははははははっ!!」

「……っ!?」


 突然爆笑し始めたカンパルノ妹に面食らう私。パンケーキ食らってる孫。そして目尻に涙を浮かべて口を開けて笑うカンパルノ妹。


 そして気づく。

 気づいたと同時に今度は私の頭が沸騰するみたいに熱くなってくのを感じる。


 まさか……


「いや……ごめん…そっか…そんなふうに思ってたんだ……なるほど…桐屋さん…いや…マイプリンセス」

「……っっ」

「勘違いさせて……ごめんよ?」


 ……どうやら、とても素面じゃ耐えられない事態になったらしい。

 道化ピエロモードオン!!


「てめーフラれたからってチョーシ乗ってんじゃねーぞっ!!!!」

「あはは…ごめんごめん…僕がイケメンすぎるから……ホントにごめんね?マイプリンセ--」


 ビタァンッッッッッ!!


「痛いっ!?マイプリンセス!?」

「ふざけんなてめー!!」

「おいおい、暴力はいけないよ?」

「死ね!!///」

「落ち着きなよ」

「てかおかしいから!?こんな美少女に優しくされて好きにならないのがおかしいから!?てめーチ〇コ付いてんのか!?」

「付いてないよ!?」

「アホか!?お前さては宇宙人だな!?まともな感性してねーぞ!?」

「ぶははははははははははははっ!!いや!もちろん、僕は世界中のプリンセスを愛してるよ?君もね!マイプリンセス!!」

「くたばれ!!」

「あはははははははっ!!」

「アバダケダブラ!!」


「あの……」と、孫が私らの間に入ってくる。なんだか物欲しそうな顔で私らの手付かずのパンケーキを見つめながら……


「……それで、そのパンケーキはどうするんですか?」

「…食べよっか?マイプリンセス」

「動画撮るっつってんだろーがっ!!」


 *********************










































































 どうして分かったのかな……?

 上手く隠せてなかったのかな?

 驚いたな……


 でも……ちゃんと友達だと思ってくれてて、嬉しかった。


 わがままで振り回しちゃったけど、やっぱり君は優しいね。




 初めて君に会った時……

 君の顔を見て「ああ、可愛いなぁ」って……



 ねぇ桐屋さん。


 一目惚れだったんだよ……



































 地球滅亡まであと27日…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ