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アウトライアー ~汎人類惑星奪還記~  作者: あろくす
第一章 汎人類拓務省
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第十話 辞令交付式

連載中ッ! そして日間ッ! ジャンルSFパニックで!!! 二位だとぉ?!?!?!?!?!

まじでぇ?!?!?!?!


応援してくださる皆さんありがとうございます!!!!!


二〇二六年五月一五日 一部文修正

|辞令交付式当日 三階ホール|





「定刻となりましたので、これより新人類歴九九三年、汎人類拓務省 辞令交付式を開式いたします」




 今、辞令交付式が始まった。今年からの第七寮以外の新職員は五十名。第七寮は五十名合格している。なぜこんな人員に差があるのかというと、それは寮長、副寮長の運営方針だ。

試験結果を見て、ほしいやつを選ぶ。だから俺らはナサさん、そしてフーゴーさん、カスパルさんに選ばれたってわけさ。


 ちなみに辞令交付式にルークはぎりぎり遅刻していない。

 開始二分前についたけども。


 今年の新職員が全員ホールに着き、席に座ると、辞令交付式が始まる。

 新職員には様々な奴がいる。


 さっそく爆睡かましている勇者もいれば、真面目に背筋をピンとして待っている者もいる。


 七名ほど絶望している者がいたが⋯⋯おそらく第六寮所属だろうな。知らんけど



「ええー、ゴホン。ワシは汎人類拓務省総督のバイオニア・ヘルツ。

 MPEに合格した諸君。今年度より――」


 俺たちは、席に座って、静かに話を聞いていた。総督、校長などの話は相変わらず長い。

 総督⋯⋯じいちゃんの後ろには各寮の寮長が並んでいた。

 ナサさんはもちろん、アルテュールさんや、ヘンカーの奴もいる。

 他の四人の寮長は、名前を聞いたことがある人はいるが、あまりしらない。


 「――と、いうわけだ。諸君もMPE一員としてがんばってもらいたい。以上だ。」


 そうこう考えているうちに総督の話が終わった。超要約すると人類躍進計画がんばろうってことだ。


「次は、主席合格者からの挨拶です」


「はい」


 主席合格者? そんなのいるのか。まるで学校だ。

 そんな風に思っていると、ステージに一人の緑髪のイケメン好青年が上がる。


「初めまして。第一寮への配属を命じられました、上級職員のギルベルトと申します。

 皆さん、まず――」




***




 「では、以上で辞令交付式を終わります」


 ……やっと終わった。あのギルベルト?とやら、じいちゃんより話長かったぞ。あいつへの第一印象は最悪だ。


「あぁ疲れた……ヴェル、ルーク、このあとどうする?」


「せっかくだし、訓練場行こうぜ。異能の使用もできるらしい」


「おお! そうなのか!」


 ルークの声がいつもより静かだった。うるさいにはうるさいが。こいつにも疲れるとかあったのだな。




***




|MPE六階 異能訓練室 部屋番号四番|


「おおー、ここが……」


「すげえでけえ!本当に個室かー?!」


「……この機械? なんだこれ」


 セレーネが行ったところを見ると、そこにはパンチングマシーンのような機械があり、そこにはでかいサンドバッグ(推測)がある。そのよこには測定器らしきものがあるため、おそらく技の威力の目安だろう。


 俺とセレーネは奥のマットの上で魚のように飛び回るルークを無視して機械を使用する。


「……これは殴ればいいのか?」


「……そうみたい。まずは私から……とあっ!!」


 そういい、セレーネは拳を振りかぶりサンドバッグ(暫定) を殴る。異能の威力を図るのが本来の使い方だが、あいにくセレーネは戦闘向きではないため素手だ。

だが一応同年代一七才の中では力は平均以上だ。どのくらいになるのか。


「十二ポイント……」


「……高いのかどうかわかりにくいな。よし、次は俺が行かせてもらう。」


 そういい、俺は右手に(を集中させる)


「  異能解放――『超能力(ブラッドパルス)』   『光拳弾(フォトン)』」


 そういい、俺はサンドバッグ(確信)に光球を放つ。すると、サンドバッグ(絶対)は大きくのけぞり、測定器には三百八十と表示される。


「おお!セレーネパンチの二十倍以上だ」


「私もこんな異能だったらな……」


「お前の異能は戦闘向きじゃないんだから。それに他の使い方あるんだからいいだろ」


「むぅ……」


 セレーネが不服そうにするが仕方ない。異能は俺のせいじゃない。


「おお! なんだこれは!!!」


 そうしているとき、奥のマットで魚遊びをしていた(推測)ルークが寄ってくる。


「俺も一回いいか?」


「おうよ。ぶっ壊すなよ」


「……ヴェルより強そう」


「その可能性は残念ながら高い」




「   異能解放――『巨掌(ファウスト)』!」


 そしてルークが前にも見た巨大な拳を作り出す。


「どっりゃあああっっ!!!!!」


ドッゴオォォオン!!!


 おうまいがー。パンチの風圧で風がおこり何も見えない。音も怖い。


「よぉし!! 八百二十三!!」


「「?!」」


 俺の二倍以上だ。まあ近接しか当たらないので威力が高いのはわかる。しかしそれで八百とは。なんとも怖い。

 異能が発現前はともかく異能が使えるようになったのだからこいつ下級職員じゃなくて中級職員、もしくは上級でもいだろ。

 いや頭は鈍いから仕方ないか。



 その後、俺たちは訓練室の様々な設備を夜になるまで使い、一日が終わった。



 確か人類躍進計画じんるいやくしんけいかくは明後日。明日作戦内容が伝えられるはずなので早く寝よう。

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