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戦闘貴族  作者: yuyu


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24/30

24話

ルルたち二人が教室に戻ってもまだフリストフは教室に戻って来ていなかった。ルルは少し疑問を持ちながら席に着くとフリストフが入ってきた。すると学級長であるスンデイが号令を掛けた。


「起立。敬礼。   直れ。着席」

「皆お疲れさま。今日の授業は終了だ。明日も同様に授業がある。以上だ」


するとスンデイが先ほどと同様に号令を掛け、それが終わるとそそくさとフリストフは教室から出て行った。少ししてクラスメイト達は、教室から出て行った。それに続くようにルルも教室を後にした。


校舎から出て行こうと玄関に向うとそこには、多くの上級生が居た。上級生たちが持っている物を見るとどうも部活の歓迎のようであったが多くの部活は運動部であった。それに気が付いたルルは、この面倒事から逃げるために裏口から出ることした。

裏口に向うために移動していると一歩先に教室を出ていたリリアンがルルと同様に裏口に向っていた。


「リリアンさん」


ルルが声を掛けるとリリアンは驚いたようで肩が少し上がりゆっくりとこちらに振り返った。


「ルルさんでしたか」

「そんなに驚くようなことか」

「仕方ないではありませんか足音もしなかったのですから」

「それはすまんな。そうやって教育されたもんで」


ルルは、実際革靴を履いており普通であれば革靴の音がしてもおかしくないのだが一切音を立てていなかった。まったく音がないルルに対してリリアンはコツコツ音を立てていた。


「ルルさんのやはりあの人込みを避けましたか」

「ええ、あの人込みはしんどいですからね」

「ルルさんの今日の予定は何ですか」

「倉庫の確認をしようと考えています」

「そうなのですか。そう言えば、風紀委員の3年生の先輩が弾丸が欲しいと仰っていました」

「では、後で私の部屋に来るように伝えといてください」

「はい」


二人は、裏口から出ていた。裏口は、表よりも豪華ではないがそれでも豪華ではあった。その裏口から二人は出て左手に向って歩き出した。左手には馬小屋がありそこには自身の馬がつながれていた。


ーーー


馬に乗った二人はそろって生徒会棟に馬を進めていた。


「時間は大丈夫ですか」

「はい、昨日今日の動きについては説明がありましたから」

「そうですか」

「それにしてもにぎやかですね」


ルルたち二人は後方見下ろしていた。そこには、テントが建てられ勧誘活動が盛んにおこなわれていた。しかしルルは少し疑問に思っていた。見下ろしていた理由は生徒会棟が少し高地に立っているためである。


「それにしても無駄なことをしますね」

「無駄なことですか」

「ええ、1年生の人数は私とリリアンさんを含めても30人です。それに対して部活の数は30を超えていますそうなってくると新入生が全く入らない部活も出てくるであろうに」

「確かにそうですね。しかし部活によって中等部と合同の部活もあるようです」

「そうなのですね」


ルルの疑問は意外にも簡単に解決した。リリアンがなぜ知っていたかは簡単な話で昨日クリームヒルトとから風紀委員の説明を受けているときに聞いた内容であった。しばらく適当に会話をしていると前方からクリームヒルトがやって来ていた。


「ルル、これから委員会ですか」

「ええ」

「そうですか、そう言えばウラニク曹長が銃弾欲しいと言っていました」

「先ほど聞きました」

「そうですか。リリアンさんまた後で」

「はい」

「ルルも」

「はい」


会話が終わるとクリームヒルトは、テント立っている方に馬を勧めて行った

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