19話
ルルは、あの後ミミに髪を乾かしてもらった後そのまま就寝した。
ルルが起きたのは昨日と同じ時間であったのだがルルが起きた時には既にクリームヒルトは、学校に向たとミミから教えられた。
ルルは昨日と同じように準備御行い学校に行く準備を行ってから玄関に行くと流石ミミであった。ルルが苦手としている車両でなく別の車両が準備されていた。
ーーー
ルルが空港に着くとルルの専用機は昨日とは異なり専用の駐機場が用意されておりその駐機場は入り口から非常に近く歩いてすぐのところであった。因みに教員の駐機場は別のところにあり出入り口も別に用意されている。クリームヒルトの専用機もルルの近くにありルルの横は一機駐機できる空間が広がっていたのだがそこに白色に塗装されたルルの機体と同型機が駐機しようとしていた。
その機体が完全に停止するとドアが開き階段となった。その機体からは生徒会長が下りてきた。
「会長おはようございます」
「ルルさん、おはようございます」
二人は並んで入り口に向って歩き出した。
「会長の飛行機は、白なんですね」
「ああ、私の飛行機は元々は姉の機体なんだ」
「そうなのですか」
「そうだよ」
「ほら、ルルさんの機体より少し短いでしょ」
会長が言うように会長の機体の方が3メートルほど短かった。
「確かに短いですね」
「ルルさんの機体は、今年の初めに発表された機体だけど私の機体は、5年ほど前の機体だからね」
「そうなのですね」
距離が短いこともありあっという間に証明書を通過させる機械にたどり着いた。ルルは、昨日配られた生徒証明書を機械差し込んだ。横ではルルと同様に会長も差し込んでいた。
「ルルさん、私の馬は向こうの馬屋に居るので失礼します」
そう言って、会長は去って行った。ルルは会長を見送ってから昨夜自身の馬を入れた馬屋に向って歩き出した。昨夜乗っていた馬は事前に準備されておりこの馬は元々は、エタ島で飼育されていた個体であったのだが入学式の前日に輸送機を用いてボルムス家は運び入れたのであった。また、家によってはトラックで輸送してくる家もある。また、馬の管理は専門家が常時勤務している。また、馬は1頭1頭個室が与えられており馬にストレスが無いようにされているまた、馬自身が出たいときには、馬がドアの前に行くと運動場に行けるようになっているがその機能は、休日のみとなっている。
ルルが昨夜馬を入れた馬屋は、1年生専用の馬屋であり向かい側に6年の馬屋があるまたここには、1から9年生までの馬屋があり別の場所にある。
ルルが馬屋に入るとそこには3頭しかおらず大半の生徒が登校してきていることが分かった。そしてルルの馬の部屋の横は、リリアンの馬がいる場所であったがもうすでに馬はいなかった。ルルは、自身の馬を部屋から出し既に厩務員によって据えられた鞍に腰を落として1年棟に向って馬を進ませた。
ーーー
ルルが馬を進めていると学年が明らかに上の人もルルを先に通してからルルの後ろを付いてくるように馬を進めていた。ルルはどこで判断しているのかわからず首をかしげていると反対側から2頭の馬が並んでこっちに向ってきていた。
「姉上」
その二頭のうち片方がクリームヒルトと分かると歩みを少し早くさせクリームヒルトに近づいて行った。近づいてからもう一人がリリアンであることに気が付いた。
「ルル、おはよう」
「おはようございます。姉上」
「巡回ですか?」
「そうよ、ルル拳銃は?」
「こちらにありますよ」
そう言ってルルは左側から拳銃を取り出した
「持っていたのね」
「はい」
「てっきり忘れてると思ってたわ」
「ミミが飛行機の中で渡してくれました」
「さすがミミと言ったところね」
「はい」
クリームヒルトが時間を確認すると後20分ほどで始業時間であった。
「ルル、もう少しで時間よ」
「はい」
すると、クリームヒルトの横にいたリリアンに声を掛けた。
「リリアンさん、もう今日は良いわ。ルルと一緒に教室に向って」
「はい」
「ルル、また放課後」
そう言ってクリームヒルトは、ルルが来た道に向って馬を進ませていった。
ルルは、リリアンのことは見向きもせずにそのまま、一年棟に向っていき気まずそうに後ろからリリアンが付いてきていた。
5分ほど無言のまま進んでいるとリリアンから声を掛けてきた。
「ルルさん」
「どうかした」
「昨日のこと謝りたくて」
「別に気にしていない」
「それでもです」
「別に構わん、所詮しょうもない喧嘩だ」
ルルは、ある側面では強い執着心を有しているがまるっきり自身が興味ないことには執着心が一切ない。
そして今回のことは完全に後者であった。
しかし、それ以外にも関係しておりルルは、今現在なぜ皆ルルが近づいてきているかわかっているかのの方が疑問であった。そして、ルルの疑問が解決する前に校舎に到着するのであった。




