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戦闘貴族  作者: yuyu


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14/30

14話

 会長が去ってからルルは、仮想パソコンで倉庫の内の備品を確認しだした。すると倉庫の内には机や椅子からテントなど何に使うのかわからない備品が入っていた。そして弾薬庫内には拳銃やライフルが入っていたが刀や槍と言った打撃武器が入っていた。

 確認も終盤になってきたところで入り口に設置されているインターホンが鳴った。そして鳴らされてことでルルが操作していたパソコン画面に来訪者うつされた。


「どうしました。姉上」

「ルル開けてー」

「はい」


そう言ってルルは手元にあった備え付けの端末で鍵を開けた。この端末は、この部屋のエアコンや照明が操作できるものでエタ島にあるルルの部屋にあるものと同型であった。

鍵が開いたことでクリームヒルトが玄関の方で歓声を上げている声がルルがいる部屋まで聞こえてきた。


「姉上、声が大きいですよ」

「良いじゃない。私の部屋より豪華だし」

「そうなのですか」

「そうなのよ。この後見てみる?」

「いえ遠慮しておきます」

「ありゃ、残念。それにしてもルル昇格したのね」

「そうみたいですね。曹長になったみたいです」

「ルル、上級が抜けてる」

「よくわかりましたね」

「さすがにわかるわよ。私たちは入学した時点で何か問題を起こさない限り高等学校まで一緒のクラスなんだから。そして階級は高等学校を卒業するまで基本的に下級、中級、上級の三種類が佐の位に行くまで続くのそして義務期間が終了すると軍曹から下級曹長になれるの」

「会長は優秀なのですね」

「そうよ。会長は遠距離狙撃が得意で全連邦王国狙撃大会で8連覇した位優秀で今年9連覇が掛かってるの」

「そうなると初年度は勝てなかったのですね」

「それは、出場してないからね。」

「そう言うことなのですね」

「そして、8連覇が大会新記録だったために下級曹長に進級したってこと。これですごさがわかった?」

「なんとなく」


全連邦王国狙撃大会は、元々連邦王国軍で行われていた大会なのだが100年ほど前にこの狙撃大会がクレーリー地方で行われていたのだがこのことを聞いた先代連邦王国国王が各等学校別で連邦王国で開くように命令し各州から代表選手を10名ずつ選出し狙撃の精度を測る大会でもありそれが現代でも続いていた。そしてこの大会で最多の連覇記録を所持しているのが会長であり会長は1000m狙撃で目標点から誤差が10cmしかなくこの記録は未だに抜かれておらずこの記録は、高等学校生徒でも出来るか怪しい記録であった。そのため、ボルムス家軍での階級が下級であるが曹長となれたのであったのだがその成果を超えるようなことを行っていないルルは会長よりも上の上級曹長となったためであった。


「それにしても随分武装なもの受けっとたのね」


クリームヒルトはルルが所持していた拳銃を触っていた。


「この拳銃ですか」

「そうよ」


ルルはもう1丁の拳銃を触りながら言った。もちろん弾倉にもチャンバーにも弾薬は入っていなかったのであるが。


「何が物騒なのですか」

「聞いてないの?」

「この拳銃は元々ボルムス家の空軍で使用されていたのだとは聞いているのですが」

「そこが問題なのよ。空軍は基本的に銃器は使用しない」

「確かにそうですね持っていたとしても警備兵ぐらいですし」

「そうそしてその拳銃は、パイロット用なの」

「パイロット用ですか?」

「パイロット用」

「なにに使うのですか?護身用ではないですよね」

「護身用ではないですよ。自決用ですよ」

「自決用?もしかして」

「そのもしかして、敵地に墜落した時情報を敵に伝えないために使用するの」

「そうなのですか」

「まあ、私も使っているのだけれどね」

「姉上もですか」

「そうよ。使い勝手がいいからね。一丁は腰に差しておきなさい。もう1丁は足にでも予備用としてつけといたらいいわよ」

「はい」


そう言って今まで机の上に放置されていた拳銃をカバンの中にしまっておくことにした。ホルスタは、帰ったら使用人に聞くことにした。


「そう言えばどうされたのですか」

「本題を忘れてた。ルル帰ろ」

「はい」


既にそとは暗くなっており校舎がある方では教員棟以外暗くなっており滑走路か飛び立っていく飛行機のライトがうっすらと見えていた。

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