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戦闘貴族  作者: yuyu


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13/30

13話

「それでは私からでいいな。私は、ヴォルク・アサタケで10回生で生徒会長だ。そして二人は知っているだろうがイザベラ・アトキンス」

「イザベラ・アトキンスです。同じく10回生で副会長をしています」


そう言ってイザベラは自己紹介を始めた、そしてイザベラの顔は非常に整っており朝に見た通りクリームヒルトより少し背が高いだけであった。


「同じく副会長で9回生のアンドロフ・リグザリだよろしく頼む」


アンドロフ・リグザリは、イザベラの横に座っており高身長の男児で如何にも軍人の家系であるようで引き締まっていた。


「会計のリカリビ・ミハで8年生です。よろしくお願いいたします。」


リカリビは、小柄の女性でリスのような人物でありクリームヒルトの横に座っていた。


「部活連統括のラングレー・ドジリスで7回生です」


ラングレーは女性であるが男らしく高身長でありかわいいよりかっこいいが当てはまるような人物であった。そのラングレーはアンドロフの横に座っていた。


「次は、私か。私はクリームヒルト・フォン・ボルムスで風紀委員統括で6年です」


その声は、楽しそうでありリリアンに向けられていた。そしてリリアンは本家のものと聞いていたが本筋のものとは思っていなかったようであった。


「くく、面白い反応。俺は、レオー・トバリスでラングレーは先輩と同じ部活連統括で補佐をしています。5回生です」


レオーはお調子者であるようで横に座っているラングレーにどこから出てきたのかわからないがバインダーで頭をはたかれていた。


「痛いっすよ姉貴」

「姉貴と呼ぶな、馬鹿者」

「はい」

「あの二人はほっといて」

「「ほっとくな」」

「あら、息の良いこと。私は、会計のカナリビ・ミハリグで4回生です」


カナリビはお姉さまといった感じでおっとりとしたような女性であった。


「書記のヘリック・ランガスで3回生です」


ヘリックは影のものと言った感じで小声で話していた。


「同じく書記のババリア・ガストンで2年です」


ババリアはレオーと同じ部類であるようだった。


「全員いったな、じゃあルル自己紹介」

「はい、ルル・フォン・ボルムスです。1回生です」

「ルルには、生徒会に入ってもらう。そして生徒会では備品役員になってもらう」

「了解です」

「次は、リリアン・アサ」

「はい。リリアン・アサです。よろしくお願いいたします。」

「しおらしくなったな」

「いろいろこの短時間で経験したからよ」


余りにもリリアンがしおらしくなってしまったためレオーがいじるとラングレーがはたいていた。


「リリアンには、風紀委員に入ってもらいクリームヒルトの下に入ってもらう詳しくはクリームヒルトに聞いてくれ」

「はい」

「それでは、ルルは残ってくれ各自持ち場に付いてくれ」

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」


そう言うと会長とルルだけになると会長はルルに付いてくるように言い会議室の奥にあったドアを開け階段を上がって行った。ルルはこの階段は法律的に大丈夫であるのであろうかとしょうもないことを考えていた。そしてその階段を上がるとそこは上の階の倉庫のような部屋に繋がっていた。


「この階段、おかしいと思っているのであろう」

「いいえ」

「大丈夫だ、クリームヒルトの時はもっと騒いでいたからな」

「はっは」


ルルは乾いた笑い声しか出すことが出来なかった。

そしてその部屋から出るとそこには廊下があったのだが廊下を挟んで反対側にはルルの名前が書かれたプレートか付いたドアがあった。


「ここがルルの部屋だ」


そう言ってヴォルクはそのドアを開けたそこの部屋は非常に広く明らかにこの建物で一番の広さを有しているようであった。


「広くないですか」

「一番広い部屋だな」


実際ルルが案内された部屋は先ほどまでいた会議室の3倍ほどの広さがあり部屋にはいくつかの部屋が付いている大部屋でここは、元愛人邸であったこともあり主の部屋が残っている用であった。


「なぜ、この部屋なのですか?」

「いくらこの学校が親の地位に関係しないとはいえ、さすがに州領主の子息を同じように扱うことはできないということだな」

「そういうことですか」

「そうだ。因みに君の姉のクリームヒルトは向かい側の部屋だな」

「了解です」


そう言いつつ自身の部屋を観察して回っていた。そして部屋の一角に明らかに周囲のドアとは異なるドアが付いていた。


「このドアは?」

「このドアの説明をしなければならないは」


そう言って会長は、ドアの横にあった取っ手を手前に引くとドアがスライドして開いた。それは、ドアに偽装されたエレベーターであり二人で乗って下の階に降りて行った。


「ここは?」

「地下二階だな」

「地下二階ですか」

「そしてここは弾薬、武器庫でもあるな」

「弾薬、武器庫ですか?」

「そうだ、この弾薬は生徒会、部活連、風紀委員が使用する弾薬が詰まっているそしてここから弾薬を取り出すためにはルル君の認証が必要となり私すらもここから弾薬、銃器を取り出すことが出来なくなる。因みにこの倉庫に入るためには先ほどのエレベーターを使うしかない」

「結構重要な役割ではないですか」

「だから任せるのだ。君はいずれこの州を統治するようになるそのためには、武力機関である軍部を操作する必要があるこのことを君の父上は学んでほしいいようだ」

「畏まりました」

「そしてこれがこの部屋のカギだ。そして後で自身の電子端末でここのパスワードを変更しておいてくれ」

「了解です」

「そしてこの階の一個上が全員が出入り可能な倉庫だな一応ルルの許可がないと入れないことにはなっている」

「了解です」

「上に戻ろ」


そう言うと会長はエレベーターに戻って行った。この弾薬庫には、銃弾だけで1万発ほどが入っているがこの弾は、一年の持たない量でもある。捕捉であるが弾は殺傷弾と非殺傷弾の2種類がある。大半は訓練で消費されている

元の部屋に戻るとルルに席に着くようにデスクの方を指さした。そのデスクは非常に大きく教室の1.5倍ほどの大きさであり椅子も豪華であった。

ルルは、デスクに座ったのだがデスクには新しい階級緒が置いてあった。


「これは、何ですか?」

「それは、君のだ」

「この階級緒は明らかに上級曹長ではないですか」

「そうだ。これは決定事項であるようで君は現時点を持ってこの学園内では生徒の中で最も高い階級になった」

「良いのですか」

「良いとしか言いようがないな」

「了解です。拝命します」


ルルは、この瞬間上級曹長になったが会長も曹長であるのだが会長は下級曹長でありルルと階級は2個も離れている。ルルは早速階級緒を付け替えを行った。


「では、説明をしてもよろしいでしょうか」

「会長気まずいいので普通に話してもらっても構いませんよ」

「ですが」

「ここには私たち二人しかいません」

「では。ルルにはこれを携帯してもらいます」


そう言って会長は部屋に元々置いてあったカバンから一つの端末を取り出し机の上に置いた。


「これは?」

「これは、監視システムでカメラが学生服の胸ポケットに入れるとポケットから少し出るようになっています」

「はい」

「そしてこの端末の上部のボタンを押してもらうと録画が始まります。一応常に携帯しておいてください」

「なんのために使用するのですか」

「ルルは、警備には入りませんが校則違反のものがいた際に録画をすると証拠となります」

「そうゆうことですか」

「付け加えると録画できていなくても三会では逮捕したさいの目撃証拠だけでも証拠となります」

「そうなのですね」

「はい、そしてこちらが」


と言ってカバンから2丁の拳銃を取り出した。


「これは」

「違反者を取り締まる際我々には発砲が許可されています。そしてこの発砲はすべて自己の判断となり一々発砲許可を取らなくても良いようになっています。」

「これですか」

「はい、この銃は、元はボルムス家の空軍で使用されていたものと同型になります。すでにライフリングも確認されているので大丈夫です」

「了解です」

「因みに、校内では発砲は自由となっていますが個人の拳銃で発砲する際は事前に携帯申請を出しておかなければ違反となります」

「了解です」

「最後にですが、我が校では生徒は三会に所属している物しか銃器、剣の所持が許可されていないため、所持が確認された瞬間射殺が許可されています。またこの三会でも不正使用が見つかると他の生徒より厳罰がくだるので注意してください」

「了解です」

「では、私はこれで」


そう言って会長は退出していった。

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