12話
ルルは、1年用の校舎からかれこれ30分ほど歩いていた。
「さすがに遠すぎないか」
ルルの手には学校から配布されている電子端末がつけられていたそしてルルが歩いている道の先にあるのは生徒会棟しかなくここの道はある意味生徒会専用道となっていた。その道には、5メートル間隔で街灯が設置されておりそこには何か機械らしきものが付いていた。
すると生徒会棟の方から2頭の馬がやって来ていた。
「ルルー」
「姉上か」
その馬のうち一頭にクリームヒルトが乗馬していた。その行為は違反であるのだか。
「ルル、連絡してくれた迎えに行ったのに」
「それなら初めから迎えに来てくださればいいのでは」
「確かにそうね。それはそれとして馬に乗って」
そう言ってクリームヒルトは引き連れていた馬に乗るように促してきた。
「姉上、今日は乗馬は禁止の日では?」
「大丈夫例外があって生徒会、部活連、風紀委員はそれに含まれないから」
「私は、違うのですが」
「良いのよ。州領主の息子なんだから」
「そうなのですか?」
ルルは迷いながら、クリームヒルトが連れてきていた。馬に乗馬し生徒会棟に向うことになった。
クリームヒルトが馬を連れて来たこともあり今まで歩いてきた道のりの倍ほどの距離を半分ほど時間で生徒会棟に到着した。
「クリームヒルト着いたか」
「ええ、連れてきました」
「そうかご苦労」
そこには、入学式で生徒会長と名乗った人物がいた。そして応答の仕方が領主の娘に対するものではなかった。がルルは生徒会長の階級を確認すると襟に曹長の階級が付いていたそして姉はルルと同じ階級であることから校内のでは、生徒会長が上の階級となっている。
「そう言えば、もう一人はどうした」
「もう一人ですか?」
「クリームヒルト忘れっていたとは言わないよな」
「えへへ」
「忘れて居たんだな」
「はい」
「まあ、いずれ来るだろう」
「そうですね。ルルおいで」
そう言うと二人とも生徒会棟に入っていた。そしてこの建物は非常に豪華であった。
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ルルは、驚いていた。この建物は非常に豪華であった内装のも非常に凝っておりどれをとっても一級品の出来であったがその作品がそれぞれが邪魔をせずに調和していた。
「それにしても非常に凝っていますね」
「毎年このこの反応だな。クリームヒルト」
「仕方ないですよこの建物だけおかしいですから」
「そうだな」
そう言って2人は2階の奥の会議室と書かれた部屋に入っていった。
「ルル、適当に座って」
3人が会議室に入るとすでに入学式に居たメンバーが全員そろっていた。
そして席が決まっているようで会長は、最も奥の席に座りクリームヒルトは生徒会長から近い席に座った。そしてクリームヒルトの向かい側には、イザベラが座っていた。
「ルル・フォン・ボルムス席に着くがいい」
「ルルで大丈夫です」
「そうか」
席に着くように言われたルルは席に着いた。
「クリームヒルトさんもう一人のはどこですか」
「えっとー」
「忘れたんですか?」
「はい」
「そうですか。会長私迎えに行ってきます」
「大丈夫だイザベラ、既に風紀委員副長のジンリアにお願いしといた」
「そうですかわかりました」
「そうだな。ルル聞きたいことはないか」
「そうですね。私はなぜ呼ばれたのですか?」
「それは、もう一人来た時に説明する」
少しルルは考えてから初めに疑問に思っていたことを聞くことにした。
「この建物は、なぜこんなに豪華なつくりになっているのですか」
「そのことか説明する時間はあるな」
そう言って生徒会長は自身電子端末で何かを確認した後話し出した。
「この建物は、元々今のボルムス州を統治していた領主が建てさせた愛人の家であったようでその後迎賓館にされて今のボルムス家が統治しだして本拠地がエタ島になってからは、ここはボルムス家の迎賓館になりこの地にこの初等学校が出来てからは、学長の建物であったが校舎の位置が移転してからはここは距離が離れているため使われなくなったため生徒会と風紀委員会の本部になったわけだ」
「そうなのですね。だからこんなに豪華なのですね」
「そうだ」
そう話していると会議室のドアがノックされた。
「入れ」
端的に生徒会長が返事度すると男女が入ってきた。男の方は面識はないが、女の方は面識があった。
「ジンリア、入ります。ご命令どうり連れてきました。」
「ご苦労。今日はもう上がってよい」
「はい。失礼しました」
ジンリアは、そのまま退出していった。
「待ったぞ、リリアン・アサ」
「失礼しました」
「良い。ルルの前に座れ」
「はい」
リリアンはルルの時とは対応が異なりしおらしくなっていた。
「これで全員そろったな。それだでは、集まってもらった理由を説明しよう」
そう言って生徒会長は説明を始めた、簡単にまとめるとルルたち二人には学年の代表となりそして主席のルルには生徒会に次席のリリアンには風紀委員になってほしいとのことであった。それにリリアンが紙ついた。
「なぜ、こいつが生徒会で私が風紀委員なのですか」
「なぜ、それは主席と次席だからだ」
「それでもおかしいです。私は、アサ県の県領主の娘ですよ」
「そうだな、そうなると私は、ヒガタケ県の県領主の息子ださほど変わりない」
「ヒガタケは田舎よ偉そうにしないで、ボルムス州の県ではアサ県が一番上だと思うのだけど」
この光景を見ていた他のメンバーは楽しそうであった。恐らくだが恒例のことなのであろう。
「そうか、ならば結構だ。また、他の奴に頼む」
「そうではなくこいつと逆の役職にはならないのですか」
「生徒会は、例年指名されなければ次席は生徒会に入ることはできない」
そう言うとリリアンは黙った。
「あと言っておこう、ここでは親の地位は関係ないそしてここは、軍が関係している都合で軍の階級で判断されるそうなってくるとここでは、私が一番上になる」
「さらに言っておくと、私とルルはボルムス家の本家のものだからあなたは圧倒的に下ね」
そう言われたリリアンは、豆鉄砲を食らった鳩のような反応をした。
「あ、知らなかったのね」
「あれれ、潰すのではなかったのですか」
「え、えええ」
「まあいいや」
リリアンは完全に志向が停止してしまった。
「話は、終わったか?」
「はい、会長」
「ルル、私のことはヴオルクで良い」
「了解です」
「それでは自己紹介をしよう」




