日記16 次に備えて
「ごちそうさまでした」
食った…余ったんだけど。頼みすぎたわ…明日の朝食べるか。
「瑠璃ー、腹いっぱいなったか?」
「…うん……」
「ん? 瑠璃?」
様子おかしくね?
「どしたー?」
「…りんくん……私…食べすぎた…かも……」
「えぇ…マジか」
腹の目分量を考えてくれよ…
「…あぶらっこかった…しんどいぃ……」
「そっちか、動けるか? ソファに移動できるなら、そこにもたれとけよ」
「んー…わかったぁ……」
動けはするのか。軽い胃もたれかな…白湯でよさそう。
「お菓子はどうする?」
「ん〜…1枚ほしい」
「わかった」
こういう時に便利だな。
「はい、白湯とチョコ。飲んで少し安静にしろよ」
「うぅ…ありがとぉ…」
飲んだな。
安静に…という俺も、少し無理したな。食いすぎた…俺も座ろう。
「あぁ…」
「…りんくん、どうしたの?」
「俺も食べすぎただけ。だから休憩、テレビ観ようぜ」
「うん! やった! ひさしぶりだね!!」
さて…日曜のこの時間はなにやってるかなー…
「…あ、最近話題のアニメじゃん」
「なーにー、それ?」
「学校で話題になってるやつ。颯…俺の友人がドハマリしてるんよ」
「へー、いいね! 私も観ていい!?」
「いいぞ。ダイジェストだし、観ててわかるんじゃないかな」
聞いた感じ瑠璃も観れそうだし…俺も興味あったから、楽しみだな。
〜しばらくして〜
「わはぁ〜あ〜〜!!!」
「…」
「主人公ちゃんがぁ〜〜!!!」
まじか…でも、面白かった…あいつセンスいいな。
「あぁ゙〜〜!!!」
「…瑠璃、面白かったな」
「うん〜!! でもぉ…」
「かっこよかったよな。続きが気になるけど…今度また観ようぜ」
振り返りらしいしな。多分、なんかするんじゃね。
「わかっだぁ…んん、また観ようね!」
さてと…今何時かな〜って、11時じゃん。
「マジか…瑠璃、俺は帰るよ」
「えっ!? なんで!!??」
「なんでって…時間がな。長いこと観てたし、明日学校だし」
「あっ…そっか。りんくん、明日学校だったね」
「そだぞー。だから、早めに帰らないとな。瑠璃はどうなんだ?」
「私は…今日の分は、昨日少し手をつけたよ。だから、余裕があるね」
落ち着いたのはほんとなんだな…なんか、俺も嬉しいな。
「わかった。じゃあ、俺は帰るぞ」
「うん…わかったぁ」
「……バイバイ」
「ん…バイバイ」
めっちゃ悲しそうだったな…今にも泣き出しそうだし。
「ガチャ」
うし、鍵も閉めた。
そんじゃ…寝る準備するか。
「…学校だりぃ……」




