第百九十九話『ネコはネコでしかにゃいのにゃん』
第百九十九話『ネコはネコでしかにゃいのにゃん』
《過大どころか過小にゃ期待でも禁物にゃんよ》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「ネコのウチがいうのにゃもん。
しっかと覚えておいたほうが、
無難にゃんよ」
「んなら、アタシと遊ぶのは?」
「モチ、OKにゃん!
ミーにゃん。
早速、お出かけしようにゃん!」
「うん!」
《にゃもんで留守の間に、お話の続きを始めるのにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「なにかしら?
突然、
暗い影に覆われたようなぁ」
どさっ!
べちっ。
「ふにゃん!
ミーにゃんミーにゃん。
巨大極まる岩石が、
まるで狙いを定めたかのごとく、
イオラにゃんの頭上へと、
そりゃあもう、
見ん事まっしぐらに、
落ちてしまったのにゃんよ!」
「うん。
イオラのほうも、
見ん事つぶれちゃった音を、
この耳で、
しっかと聴き届けたのわん」
「にゃあんでこんにゃことに?
……ふにゃにゃっ!
にゃあんてことにゃん。
見れば、この巨大岩石。
イオラにゃんが通いにゃれてる」
『岩牢』
「に、ごろごろ、
と転がっているもんと、
まさに、うり二つにゃん」
「岩牢?
……そっかぁ。
謎はすべて解けたのわん」
「さっすがはミーにゃん。
にゃら早速」
『今回の事件が起こった真相』
「にゃるもんを、
もったいぶらずに教えてにゃん」
「んなら、ずばりっ!
これぞまさに」
『天罰てきめん』
「なのわん!」
「にゃにゃんと!」
《んれって、もしや『新型ラーメン』にゃん?》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
『イオラが標的にされる』
「なぁんてこと自体は、
とぉってものても、に」
『あるある』
「なもんで、
驚くには当たらないのわん。
んまぁ早い話が、
いつもながら、
現実にそぐわない」
『誇大妄想極まる戯言』
「を口にしたがために、
このザマなのわぁん」
「にゃあるほろぉ。
ミーにゃんにしては、
いつににゃく、
説得力のあるお言葉にゃん」
《にゃあんて感動すら覚えたのにゃけれども、つづくのにゃん》




