第百二十一話『いろいろ話パート020にゃん』
第百二十一話『いろいろ話パート020にゃん』
《早まったことをしてくれたのにゃん》
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「ウチが入る前にしちゃうにゃんて」
「こらぁっ!
冒頭から、
おトイレの話は、
ご法度なのわん!」
《こんこん、したら『入ってます』にゃって。ぐすん》
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「ミーにゃんミーにゃん」
「なにわん? なにわん?」
『賞味期限がすぎる』
「ってにゃんにゃの?」
「ああそれ。
当事者に直接、
問いただしてみたら?
手っ取り早いし、
率直な意見だって、
聴かせてもらえるのわん。
——ってなわけで、
待ってました、とばかりに、
件の相手に、
振り向いちゃおぉっ、と——
ねぇ。どう」
「ちょいとお待ちにゃさい。
あのにゃ、ミーにゃん。
待ってました、とばかりに、
傷つけては、
いけにゃいのにゃよぉっ!」
《イオラにゃん。ごめんにゃ》
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「幸せを運ぶ青い鳥なんていません。
なぜなら、私が『愛』だからです。
みなさんの元へ幸せを運ぶのは、
私の役目なのです」
ぱたぱたぱた。ぱたぱたぱた。
ぱたぱたぱた。ぱたぱたぱた。
ぱたぱたぱた。ぱたぱたぱた。
「もしもし。営業妨害ですよ。
ただちに連行しますので、
おとなしくしなさい」
「えっ。えっ」
ぱたぱたぱた。ぱたぱたぱた。
ぱたぱたぱた。ぱたぱたぱた。
ぱたぱたぱた。ぱたぱたぱた。
「うわああっ!
青い鳥の群れに、
捕まってしまいましたぁ!
——いけません。ピンチです。
こうなれば、かすかな望みを抱いて、
眼下に目を向けるしか……はっ!
いました。いましたよ。
んでもあれでは、
もっともぉっと、
かすかな望みにぃ——
ミアンさぁん!
なに目をキラキラさせて、
ことの成り行きを、
しっかと見守っているんですかぁ?
一刻も早く助けてくださぁい!」
《ぶふっ。話をするのに面白いネタができたのにゃん》
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「にゃあ、ミーにゃん」
「なにわんなにわん?」
『このままでは死んでも死にきれん』
「このセリフって、
どっかで、
聴いた気がするのにゃけれども?」
「うん。アタシも、なのわん」
「きっと誰にとっても、
口にしやすいのにゃろうにゃあ。
……うん?
ちょいと待つのにゃ。
んにゃら」
『このままでは生きても生ききれん』
「というのにゃって」
『アリ』
「じゃにゃい?
んにゃのに、
にゃあんで、
聴かれにゃいのにゃん?」
「そういえば……って、
ミアンってホント、
どうでもいいことに、
ド頭を回すのわん」
「にゃあんせ、ネコにゃもんで」
『気ににゃったら、
とまらにゃいのにゃあん!』
《ネコじゃにゃくたって、ありそうにゃもんにゃ》




