突然の居候
突然転入してきた少女、香崎優美…
そして突然華原家に現れた謎の少女とは…
真琴の傍観者としての日常が、今、壊れ始める…
「あ、あの、お、お嬢さんはどちらのか、方で?」
戸惑う真琴が少女に問いかける。そしてそれに追い討ちをかけるように優美が話しかける。
「華原くん…あなた友達いたのね。よかったじゃない!!」
優美は微笑みながらこちらを見てそう言った。真琴は呆れて答える
「あの…香崎さん?さっきの母さんの発言聞いてた?」
真琴が優美に質問する。優美は腕を組み、目を瞑って先ほどのシーンを思い出す。
「確か…お友達が来てるわよ…だっけ?」
その時ふわふわした口調で少女も答える
「うん、そう聞こえた」
真琴は唖然とする。なぜなら彼はお客が来てると聞き間違えたのだ。
彼には友達もいなくその概念すらもネットにはまってしまってからは忘れていたのだ。
だからお友達をお客と聞き間違えたのだ。では何故母はお友達と言ったのか
(そうだ、もしかしたら昔の友達かもしれない…とりあえず母さんに聞けば何かわかるはず)
「母さん?あの子どうしてここにいるの?てかなんで入れたの?」
母は食器を洗いながら笑顔で答える
「え?だってピンポン鳴らしてきて出てみたら真琴ってここの人ですか?って聞かれたからてっきり友達かと思って」
真琴は頭を手で押さえながらため息をついて答える
「母さん、それってさ、典型的なストーカーだよね?そうでなくても、俺が友達なんているわけないだろ!」
母は食器洗いを終えて首をかしげて発言する。
「こんな小さな子がストーカーなんてするわけないでしょ。それに人は見かけによらずって言うし」
母はどうやら真琴に友達?が出来たことを喜んでいるようだ。真琴は呆れたように頭を掻きながら質問する。
「はあ…それで?あの子の家は?俺が帰ってくる前にそういうことは聞いているはずだろ?」
その時少女が真琴の方を向き発言する。
「私は…輪廻永子…」
真琴は永子の方を向き名前を再確認する。
「えと…りん、ね?えいこ?」
優美は少し首をかしげて考える
「永子?ちゃん…どこかで覚えがあったような…」
そうじゃなくてと言わんばかりに真琴が話を戻す
「で!母さん!!この子の家はどこなんだ!?もう18時が来てるんだぞ!早く帰さないと!!」
母は永子を見てそのあとため息をつき真琴の方を見て答える。
「それがこの子…分からないらしいの…」
真琴は驚いた。そして母に質問する
「え?分からないってどういうこと!?まさか家出少女?」
母は腕を組んで答える
「家出少女って訳ではなさそうなのよね…」
優美と永子は楽しそうに話している。TVにはたまにしか出演しない人気アイドルのツインテールのピンク髪のヱリが映っていた
「とりあえずあの子は何か訳ありみたいね、とりあえず今夜はうちで面倒を見るわ」
母がそう答えると真琴も答える
「じゃあ俺は2階でアニメ見てくるわ。永子のことは母さんがどうにかしといてくれ」
そう言いながら廊下へ出ようとすると優美が真琴の肩を叩いた
「ねぇ、ちょっと話そうか」
真琴は手を払いのけて答える
「断る」
その瞬間永子が二人の手を掴む
「何する」
真琴が質問すると永子は笑顔で答えた
「今から…ちょっと面白いもの…見せてあげる」
永子がそう言うと空間が捻曲がるような感覚に襲われ思わず二人とも目をつむってしまう
「目を開けて…」
永子の声がして二人が目を開ける…そして驚く。
「家出少女って訳ではなさそうなのよね…」
母がさっきと同じように腕を組んで答えるシーンだ…しかも真琴の位置も先ほどの位置にあった
「うわ!?なにこれ!?」
真琴が発言しようとした声を優美の声が掻き消し優美が驚き立ち上がる
「これ…ループ…少しだけ私…時間を戻せるの」
母は家事に戻っていた。どうやら夜食の準備中のようだ。
「とりあえずあの子は何か訳ありみたいね、とりあえず今夜はうちで面倒を見るわ」
先ほどと同じようにそう言いながら三人分の食事を作り始めた
「あ、香崎さん?だっけ…ご飯食べていく?」
母が笑顔で問いかけるが優美は断った
「あ、ありがたいんですがそろそろ帰らないとダメなのでお気持ちだけ受け取ります」
優美はそう残念そうに答えて荷物をまとめ始める
「またおいでね!真琴の友達ならいつでも歓迎よ!」
母は家事をしながらまたおいでとの気持ちを込めて送り出した
「じゃあまたね、華原くん!」
優美はそう言いながら華原家を後にした
「…」
優美は考え事をしながら自転車を押して歩いていた
「輪廻…永子…なんだろう…覚えがある気がする…」
優美は考えたが思い当たる節がない…
「まぁ…いいや。それより華原くん…彼を何とかしないと…」
優美は華原を第一に考えることにしたようだ…
「さて、下り坂だしすぐ帰ろう!」
そう言いながら優美は自転車に乗って下り坂を滑走した。
その頃の華原家では…
「あ…お母さん。私、いちご大福が好きなの…ある?」
永子がリビングで正座してお茶を飲みながら自分の好物を真琴の母に要求する。母は笑顔で答える。
「この前買ったのがあるよ!これでもいい?」
母は冷蔵庫からいちご大福を取り出し永子に見せる。永子は目を輝かせて答える
「これ!これ一番好き!」
永子が嬉しそうにいちご大福にかぶりつく。母は笑顔で呟く
「真琴もこんなに可愛かったらいいのに…」
そんな感じで1階では永子と真琴の母がふわふわ楽しげにしていた
その頃2階の真琴の部屋では…
「まったく…今日のランキングはもうダメだ…」
相変わらずソーシャルゲームのランキングを狙いながらアニメを見ていた
「はぁ…今日はもう疲れたな…学校でゲームさしてくれないとか鬼畜だろあの女…」
その時DAINEの通知音が鳴る
「ん?」
真琴が通知を見る。そこには…
「んーとRか、何何…今日俺SR取れたで…」
「…」
「知るか!!」
真琴は知るか!!と返信した。その直後別の通知が来る。
「今度は…あ…」
真琴は唖然とする。それはあろうことか昨日の謎のアカウントからだったからだ
そしてその文章にも驚いた…なぜなら真琴が返信した通知は表示されてないのにそれが
届いていたような文章だったからだ。文章にはこう書かれていた
:そうだよね、君も私と同じ…楽しいわけがない。だから刺激を求めちゃうんだよね…お互い…
文章はこれだけっではなかった
:君は大切なもの…命に変えても大事なものを奪われた…またはなくしたらどうする?
「まったく…何がなんだか分からないが…返信しろってことだよな?」
真琴は返信のメッセージを打ち始める
「まずなくすものがないしもしそれがあったなら俺は死ぬかもな…だって命に変えてもだろ?」
真琴はメッセージを打ち終わり送信した…その直後携帯が再起動した
「うわ…またスペックの問題かよ…」
携帯が再起するのを待ち再起したのを確認するとDAINEの謎のアカウントを確認しようとするが…
「あれ?ない?メッセージ自体が消えた!?」
その時母の声がする
「真琴!!夕食よ!」
真琴は首をかしげながら夕食に行った…
「そうだね…君はそういう男だ…」
そう言いながら夜の交差点で携帯をいじっているのはこんな季節にもかかわらず黒いロングコートを着た
高校二年生くらいの男だった。いや、顔がよく見えないから何とも言えない
「さて、今度は私が問うことにしよう…人の悪意を…」
そう言いながら彼はクスクス笑っている…
「さて、彼女に会いに行かないと…今度はあいつだけを連れて行くためにな…」
そう言いながら夜の赤信号を無視して歩道をわたり始める…勿論車が迫っている、
そして車とぶつかったはずの時、彼は夜の闇に消えた
午前1時32分の真琴の部屋。
「ねむてえ…」
真琴は今日あまり寝れていなかったのだ…勿論優美が原因である
「流石にこれ以上は無理か…もう寝る…じゃあな」
真琴はそう言うと2階の寝室に入って眠りについた
…チュンチュン…
雀のさえずりが聞こえる…もう朝らしい
「真琴!!学校よ!!」
母が大声で真琴を起こす。真琴は目を右腕でゴシゴシしながら返事をする…
「うん!!すぐ行くからあんま叫ぶな!!」
その時右半身に異様な重さを感じる…
「ん?なんだこれ?」
真琴が布団をめくると永子がくっついていた。
「…」
「ハア…」
真琴は頭を左手で抑えてため息をつく
「なんじゃこりゃあああああ!!!!!」
真琴は叫ぶ。同時に永子も起きた。永子は眠たそうに答える
「おはよ…う…です」
朝食中、母と真琴は永子の今後について話していた
「で、結局こいつはどこの誰だかもわからないんだろ?」
真琴が食べながら尋ねる。母は答える
「昨日ちょっと夜に交番とかも回ってみたけど行方不明ってわけでも家出ってわけでもなさそうだったわ」
真琴は尋ねる
「母さん、まさか警察とかに話したの?」
母は答える
「話してないわよ、ただ資料見に行っただけ」
真琴は食べ終わり洗面台まで行きながら言う
「ふーん、で、結局どうするの?」
真琴は歯を磨きだした。母は答えた。
「しばらくはうちでお世話しても良さそうだし…永子ちゃんはどう?」
永子は食べながら答えた
「お母さん…大好き…一緒にいたい…」
母は嬉しそうに答える
「お母さんも永子ちゃんのこと大好きよ。じゃあしばらく何かを思い出すまでは一緒にいようね」
真琴は歯磨きを終えて顔を洗い始める
「別に居候はいいんだが夜這いは流石にやめてくれ」
真琴がそう言うと母は答える
「まぁ昨日はベットが母さんの寝るリビングのベットとあんたのベットしかなかったからね」
真琴は顔をタオルで拭いて呆れた顔をして着替えながら言う。
「今日は流石に寝床ぐらいは用意してやってよ…」
母は答える
「わかってるわよ…じゃあ今日はお母さんと寝ましょうね?永子ちゃん?」
永子は笑顔で答える。
「よろしく…お願いするです」
真琴は時計を見る。時計は午前8時30分を指していた
「じゃあ行くわ…永子の事任せたぞー」
真琴は自転車に荷物を積んで自転車に乗った
「いってらっしゃーい。きをつけてなー」
母がそう答えるのを確認して学校へ向かった
「はぁ…もう学校辞めたい…」
そう言いながら真琴は学校へ到着する
「お、今日は早いんだなお前、えと…名前は…」
教頭が校門の前で自転車で登校する真琴にそう問いかけた
「華原です…」
自転車で校門に入る一瞬で教頭の前でそう呟き駐輪場まで滑走した
「あいつ…昨日何かあったのか?」
教頭は頭を右手で掻きながら不安そうに呟く
「ふう、これだけはやけりゃあの動くヲタ殺しも来ないはずだし教室でゆっくりソシャゲができ…」
真琴が自転車を停めて荷物を降ろしながらそう言いかけると聞き覚えのあの声がした
「先輩、今日は早いんですね」
宵夢だった。だが真琴は今日は早く教室に向かいたい…だから冷たくあしらう
「今日は早く教室に行ってソシャゲしたいんだ…ソーシャルゲームな」
宵夢はそれを聞くとここぞと真琴に寄っていく
「パグドラですよね?自分昨日これドロップしましたよ」
そうゲームの話でよってくる…再びあしらおうとした真琴は宵夢の携帯の画面を見て驚愕する
「え?お前それあの鬼神級の出現率1%のやつじゃん!!」
鬼神級とはこのゲームでとんでもなく強いプレイヤーでないと攻略できないと言われた鬼畜クエストである。
勿論真琴でも苦戦するし出現率1%なんてなかなか手に入らない、というより真琴はたまに諦めている。
そして写っていたのは超激スーパーレアの青い髪でツインテールの可愛い絵柄の美少女だった。
「これどうやった!?」
真琴が驚愕して問いかける
「運ですよ先輩」
にやけながら宵夢は嬉しそうに答える
「うわーいいなー俺も今日一日頑張ってみるわ…」
そう言いながら自分の携帯の画面をつける真琴、そして時間を見て気づく
「あ…」
そう、時間をかなり無駄にしていたのだ。大体あと7分ぐらいでチャイムが鳴る…
「…おい…お前初めからこれが目的だったんじゃ…」
そう顔に憤怒を表し宵夢のいた右側を振り向く
「…」
「…」
「…」
「いねえし!!」
昨日と同じく宵夢は消えていた…
ようやく教室に着いた真琴。となりには既に優美が来ていた、当然ながら昨日と同じく周りには4人くらいの女子が楽しそうに優美と話をしていた。
「おはよう華原くん!」
またあの笑顔でこちらを向いて微笑みかける
「ふん…お前のせいで昨日は散々だったわ…」
真琴はもう疲れたというような顔をして机に顔を俯むせる
「へー…じゃあ華原くんってずっと寝てたりゲームしてるんだ…」
優美が女子たちと話をしていた
「そいつほんっとに何言っても聞かないのよね…でも何故かクラスのこととかは私達並みにわかってるから傍観者って呼ばれてるわ…本人も認めてるし香崎さんもそう呼べば?」
今話しをしたのは真琴の真上の席の蔵川茉絵だった。性格は自己中心、授業中にもたまに携帯をいじってるくせに真琴にゲームをするなと発言したりもしていたが最近ではしなくなっていた。
髪はショートの黒髪ストレートで背はあまり高くない方。胸は普通だが自分では小さいと思っているようだ。
「まぁ華原くんもほんとに傍観者でいたいなんて思ってるかもわからないんだし…」
優美は困ったような顔でそう話すが茉絵にきつく言われる
「だってそいつ!このマエちゃんがゲームやめてとか傍観者やめたらとか言ったら俺は傍観者だから構わない、五月蝿いから黙れって言いやがったのよ!!いくらなんでも酷すぎるでしょ!?」
優美はちょっとだけ困ったような笑顔で答える
「ま、まぁその時の茉絵ちゃんの言葉も華原くんには耳障りに聞こえたんじゃないかな?」
茉絵は優美のそんな言葉をあっさり否定する
「目障りに聞こえてもあれは本心よ!あいつほんとに傍観者がいいのよ!」
…キーンコーンカーンコーン…
「はーい、それではショートホームルームを始めまーす」
担任がチャイムと同時に教室に入ってきてそう答える
「とりあえず香崎さんも嫌な目にあいたくなかったらそいつは空気と考えたほうが楽よ!」
機嫌を悪くした茉絵が席に座る。同時に他の二人も席に着く。
「ねえ?華原くん?」
優美が小さな声で真琴に話しかける。
「…何?」
だるそうにして机に顔を俯かせている真琴が答える
「今日気になった部活があるんだけど行ってみない?」
優美が嬉しそうに小声で誘いかける
「断る…」
真琴が拒否する。同時に顔を優美とは逆方向に向ける。
「実は昨日の少女のことについてわかるかもしれない部活なんだけど…」
優美が困ったような声で真琴に問いかける
「…わかった…見に行くだけだぞ…」
真琴にとって昨日の少女が居候をやめてくれることがどんなに楽なことか…その小さな希望だけで彼は部活を見に行くことにした。
「で?その部活とやらは何部?」
真琴が優美の方に顔を向けて問いかける
「霊学部ってところなんだけど…あんまり有名じゃないのよね…昨日聞いた限りじゃ教師すらもわからないって言ってたし…」
優美が考える仕草をしながらそう答える。真琴は成る程という顔をして優美に尋ねる。
「あまり知られていない霊学部なら本当に霊を使えるのかもしれないし昨日のタイムリープも霊ならあり得るからな…いや、そんな霊の力聞いたことないが…まあこの手のことはネットではわからないしな」
そんなこんなで放課後に霊学部に行くことに
昼休みの食堂での真琴の食事中
「ふう、今日は茉絵が優美に教室で食べない?って言ってくれてたから助かった…なんとか食べながらソシャゲができる」
その時一緒に食堂に来て真琴の目の前に座っている涼が話しかける。
「お前今日も災難だな…」
涼は哀れみの顔でこちらを見る…
「お前は楽しいのか?今の学校…」
だるそうに質問をする真琴に涼が答える
「お前のそのざまを見るのが楽しい」
涼はゲス顔でそう答える。
「このゲス野郎め…」
真琴は若干怒りの表情をして涼を睨みつける、と同時に思い出す。
「そうだ、お前霊学部って知ってる?」
真琴が質問する涼は気になる表情をして答える。
「何?新しいアニメ?」
真琴が呆れたように答える
「アニメじゃねえよ!!この学校の部活!どうせお前は入らないだろうが名前くらいは聞いたことあるんじゃね?」
真琴が問いかける。涼は首をかしげて答える。
「聞いたことないな…それってほんとに部活?」
真琴が答える。
「いや、あの歩くヲタ殺しから聞いた話だからよくわからん」
真琴は考える…涼もわからない部活…こいつはなんだかんだ言って案外学校の人間と話してるから名前だけは聞いたことあると思ってたが…
「まぁ、俺は今日早く帰るから行かんぞ、達者でな。」
涼が再びゲス顔をして席を立つ…真琴はただただ考え込んでいた。
「はい、それでは午後のショートホームルーム終わります!みなさん気をつけて帰ってくださいね!」
担任がそう言うとクラスの皆が帰ったり話をしたりし始める。
「華原くん?」
優美が話しかける。要件はわかっている。霊学部について知ること…いや見に行くことだ
「分かった、すぐ行ってすぐ帰るぞ」
真琴はそう言うと優美の後を追いかけていった
「ここが…霊学部か…」
真琴と優美はただでさえ誰も立ち入らない5階の霊学部の部室前にいた。
「華原くん、入るね…」
優美が不安そうにドアを開ける
ケエエエ!!!
「うわあ!?」
真琴と優美が驚いた。なぜならドアを開けた瞬間出てきたのはなんかやばげな日本人形3体だったからだ
「ももも、もう帰ろうか?」
真琴は少し震えながらそう答える
「少女のことはどうするの?」
その一言で真琴は帰る気を失せた。というよりこの状況で帰るわけがないということは彼自身も自覚していた。
「仕方ない、よく見ると奥に扉があるし行ってみるか…」
真琴はそう言いながら奥の扉に向かっていく…もちろん優美もそれについて行く
ガチャ
真琴が扉を開ける…瞬間夕方の夕景に照らされ美しいドレスを着た薄緑色のロングヘアーをした青い目の少女がこちらを向いて微笑みかけた
「あら?ようこそ、霊学部へ」
「そうかい、ああ、それでいい」
ここは研究所のようだ…27歳ほどの白衣を着た茶髪の男性がそう言いながら椅子に座ってプログラムを見ていた。
「A-15…一体どこへ逃げ出したんだ…どこを探ってもまるで見えない…」
そう言いながら彼はあらゆる監視カメラの映像の中を自分で探す…
そのとき後ろの扉から黒い制服に身を包んだ彼の護衛が姿を現す。
「アルカ・アステント様!お忙しの中失礼します」
監視カメラの映像の中を探すアルカは答える
「いいぞ、入ってくれ」
アルカがそう指示すると護衛がある資料を持ってくる
「…成る程、分かった下がってくれ」
アルカが資料を見て何かを思いついた顔をしてそう指示する。
「了解しました!!何かありましたらすぐ近くにいますのでお呼びください!!」
護衛がそう言い残して部屋を出る…
「そうだな、最後の賭けになりそうだが運命、と言うものに賭けるのもいいかもしれないな…」
資料に書かれているのはあらゆる小中高の学校施設の調査資料…残る一つの施設…いや、あらゆる施設を探して残り一つというべきか…
「最後はこの私直々に行くとするか…護衛!直ぐにこの施設への侵入処理を!」
アルカはそう言いながら部屋を後にした…
今回は自分としてもいろいろ忙しかったので手が抜けちゃったかもしれませんw
来週からはもっと忙しいので次話投稿は再来週になりそうです(´;ω;`)
さて、今回の話、どうでしたか?まぁ振り返るとあまり進展してないですねw
そして最後に現れた少女と研究者の正体は?謎はまだまだ出てきます!
それでは今回はこの辺で、次回をお楽しみに!




