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転入の現実

少し現実に変化が起こる中、

真琴はまた学校に行く。

高校二年生の5月の少し暑い日差しの中、

大きな変化が起こる

「ふう、ようやく到着か、」

そう言いながら自転車を降りるのは学生服を着た真琴だった。

「まったく、高校はなんで携帯をいじっちゃダメなんだろうか…」

こうは言ってるものの彼はランキングを狙ってる時などのイベントの時は授業中であろうと携帯をいじるのである。

「よう!」

そう言いながら馴れ馴れしく真琴の肩を叩くのは昨日DAINEで真琴がブロックされた後輩、想谷宵夢だった。勿論性別は男子である。

「お前昨日DAINEでブロっただろ?」

宵夢はちょっと笑いを見せて言い放つ

「ブロックするわけないじゃないですか先輩」

真琴は戸惑う

「え、でもお前のDAINEのタイムライン見えないんだが…」

そう言いながら真琴は携帯でDAINEを確認する

「ね?先輩?」

確かに昨日はブロックされていたため見れなかった宵夢のプロフィールが見れるようになっていた

「お前…」

真琴は返す言葉を考える…その時だった

…キーンコーンカーンコーン…

「え?やっべ…ショートホームルームの時間じゃねえか!!」

真琴は宵夢の方を向く、そこには誰もいなかった。

「あいつ…ハメやがったな!!」

真琴が反論を考えていた隙に宵夢は逃げたのだ

「くっそ…遅刻かよ…あーめんどくせえ。職員室に入室許可証取りに行くのマジでだるいんだぞ」

この私立高校では特別な理由がない限りショートホームルームに遅れたら入室許可証という用紙を職員室に取りに行き、その必要項目を書き、教頭の印鑑をもらいそれを担任に渡さなければならないという規則がある。これをしなければ欠席扱いになる。

真琴は嫌々ながら職員室へ向かい用紙にに必要項目を書く

「遅刻理由?そうだな…登校中にチェーンが不具合を起こしたことにしよう」

真琴は現在時刻と日付けを確認しそれらを書き記し、無言で職員室に入り教頭にそれを渡す。

教頭が確認する

「チェーンの不具合か、自転車のメンテナンスは基本毎日するものだぞ」

真琴は渋々答える

「分かっています」

「ならいいんだ、今度から気をつけろよ!」

真琴は印鑑を押してもらい職員室を無言で出た


「誰だあれ?別のクラスのやつかな?」

目の前の教室の扉の前にはには見知らぬ女子学生がいた。髪は黒色のロングだった。顔はよく見えなかったがとりあえず知らぬふりをした

真琴はその女子学生の横を通り教室に入る

「はい!それでは転校生を紹介します!!」

担任の女教員がそう言うが真琴には聞こえていなかった。

担任は銀髪で眼鏡をかけた二十代後半の普通の女性である。

…ガラガラ…

途端にこちらを見るクラスメイトの顔が呆れの表情に変わる

「先生!!これはどういうことですか!?」

一人の学生が怒りの声でそう叫ぶとクラスメイト達がブーイングを始める

「あぁ、俺もここまで嫌われたか…」

真琴はため息を着くとその時後ろから蹴りが入る。

真琴は防御力が低い!!クリティカルヒット!!!

「ぐふぁ!!」

真琴が教室の中へ倒れこむ。教室は一気に歓声に変わった

担任は唖然とする…女子学生は答える。

「先生、ちょっと足が滑ったんです、申し訳ありません!」

女子学生は申し訳なさそうな声で謝る。

真琴は…ガラスなハートが破壊されたため動けない。

復活まであと30秒です。

そんな真琴を無視して教室は進行する。

「それでは改めまして、この方が転校生です」

担任が女子学生を紹介する。

真琴の復活まであと15秒!

「えと、私、香崎優美です!ゆみちゃんって呼んでください!!」

教室はゆみちゃんムードで埋め尽くされた…

真琴復活まであと5秒!!

「では香崎さん、あそこの空席に座ってください」

担任が示した席とは窓際のいちばんうしろの真琴の席、ではなくその横だった。

真琴が悠久の30秒という時を超え蘇る

「まったく…いきなり蹴るってどんな神経してんだよ」

真琴は小さく呟く、そして席に戻る。周りの目は完全に異物を見る目だった…

「はぁ、今日はやっぱり携帯するか」

そう言うと真琴はソーシャルゲームを始めた

その時、香崎優美が隣から声をかけてきた

「あの、さっきはごめんなさい」

そう申し訳無さそうに謝るがそのあとの言葉でそれが消えた

「あまり変なことしてるとみんなに嫌われて孤立するよ」

彼女は何か不吉なものでも見るような顔をしてそう呟いた。

「周りになんかとっくに嫌われてる」

苦笑しながら真琴は言う。

「そういえば…君の名前は?」

自己紹介した時に誰にも名前を聞かなかった彼女がこの教室ではじめて名前を聞く。

「華原真琴」

真琴は小さくそう呟く。彼は極度のコミュ障だ。だかさ初対面の人間に冷たいしあまり言葉を発しない…その為、孤立している。

「華原くんね…分かった!」

そう元気に香崎優美は名前を理解する。どうも彼女の性格は親しくない人と親しくならなければ気がすまない性格らしい。真琴は小さく呟く。

「めんどくさいな…」

そういいながら携帯を始めると彼女が話しかける

「華原くん?それ何してるの?」

無論携帯をいじっているのである

「携帯って学校じゃ使っちゃいけないはずだよね?」

真琴は言う

「あまり俺のやってることに口出ししないでくれ」

優美は冷たく言い放つ。

「でも携帯って学校で使ったら停学になるはずだよね?」

勿論その通りだ。そう言うと彼女は華原から強引に携帯を取り上げる。

「ちょ、お前なにやって…」

「これは帰るまで私が預かることにする!」

真琴は苛立ちを隠せずに言う。

「早く返さないとネットに情報ばらまくぞ…」

勿論そんな脅しは彼女には効かない。彼女は答える

「またさっきみたいに蹴りたくないから言うこと聞いてね」

その顔は少しの笑みを浮かべていた…どちらかと言うと、彼女のほうがよっぽど脅しである。

「分かったよ…好きにしろ…」

真琴は冷たくそう言うと机に顔をうつむせ睡眠を始めた。

「寝るのも禁止!!」

香崎優美はそういいながら真琴を叩く。

「なんだよ…」

真琴はそう訪ねる。

「次に寝たらまた蹴るよ」

そんな脅しを受けた真琴は渋々ノートをとりだした 。


授業中、勿論この男はこの時間はいつもゲームをするか寝るかの二択しかない

そして今は携帯が優美に取られていてゲーム不可能な状態である。自慢のPKPも出してしまったらどうなるか…

そんなこんなで先ほど脅されたにもかかわらず、もちろん睡眠を始めた。

「華原くん?授業中だよ?」

そう声をかけてくるのは当然のようにとなりの席に居座る香崎優美であった

「はぁ…昨日俺はあんまり睡眠とってないんだ…悪いけど寝かせて…」

そう。この言葉は勿論地雷である。少なくとも優美にこの言葉を言ったのは自爆行為だった…

優美は手を上げ立ち上がる。教師も生徒も優美に注目する。

「どうしたんですか?香崎さん」

国語の担当教師が質問する。

「華原くんが昨日睡眠がとれていないので眠たいそうです!保健室に行かせてあげてください!!」

「なんでだよ!!!」

真琴が大きな叫び声を上げ、立ち上がる。もちろん眠気は消し飛んだ。

「華原くん?本当に眠たいのですか?」

教師は尋ねる。真琴は答える。

「全然そんなことないです!だ、大丈夫です!!」

そう真琴が叫ぶと周りの人は皆くすくすと静かに笑っていた…

「それでは授業に戻りますよ、」

どうやら教師位は本人の意思を尊重したようだ。だが、これでこの授業は寝れなくなった。

優美は笑顔でこっちを見たあとノートを再び書き出した

(はぁ、めんどくさすぎる)

…キーンコーンカーンコーン…

「はい、今日はここまでです。復習を忘れずに!ここはテストに出しますよ」

ようやく授業が終わった。同時に真琴は教室をさっさと出る。男子トイレに逃げ込んだようだ…

(流石の優美もここには入ってこないだろう…)

そう思っていると一人の人間が入ってくる

(え…まさか!?)

そうして現れたのは唯一真琴が学校で話をする友達とは言えないが他人以上の知り合い、久留涼だった。

「うわ!何だ、お前か…R…」

Rとは涼のネットネームである。彼らは元々ネットの知り合いでとあるオンラインゲームで意気投合して偶然高校でクラスメイトになり知り合いになって今に至る。

「ようマテリアル」

マテリアルというのは華原真琴のネットネームである。

「ったくあれはなんなんだよ…いきなり転校してきて俺を目の敵にして…」

涼は質問する。

「お前あの女子のこと好きなのか?」

真琴は呆れて答える。

「お前の頭のネジはどこかへ飛んだのか?間違いなく嫌ってるに決まってるだろ」

涼は笑いながら質問する

「お前が現実を好きになる理由なんてないもんな。で結局どうすんだ?」

真琴は優美に携帯を取られているため何もすることができない。だからと言って寝るとさっきのように面倒になる。

「そういやあの歩くヲタ殺しは何してる?」

涼は苦笑しながら答える

「あそこでクラスメイトと楽しく話してるな」

教室の扉の向こうにはクラスメイトとすっかり馴染んだ優美の姿があった

「あー学校明日から休もうかな?」

涼は答える

「お前が休んだら俺が目の敵にされそうだからやめてくれよ」

真琴はため息をつく。

…キーンコーンカーンコーン…

休み時間終了の鐘が鳴る

「さて、次は数学か、俺はゲームでもするかな」

涼はちょっと自慢気にそう言いながら教室に入っていく

「ちょ、数学って悪魔の睡眠魔術じゃん!!」

真琴は絶望した顔をしながらトボトボと教室に戻った


青いコートを着た少女は思いつめた顔をして学校の屋上に座っていた。

勿論屋上に行くには鍵が必要なはずだ、だが鍵は一切使われておらず彼女はそこにいる。

いや、実際にはそこにいなのかもしれない…だが確かに彼女はそこで座っている

「彼は心を開くでしょうか…」

彼女の言ってることは誰にもわからない…まずこの場に人は一人もいない…それなのに彼女は質問をした。

「ええ…そう、私ももうじき彼と同じく洗礼を受ける…皮肉よね、分かっているのに何もできないなんて…」

彼女は立ち上がる、青いコートをたなびかせながら…その時、風で彼女が被っていた青色の帽子が飛んでいく。瞬間彼女の髪の色と顔がはっきりした。

髪は赤色のロング、顔は中学生くらいの可愛らしい顔、目は青色、身長は157cmくらいだろうか

「さて、私に出来ることは何もない…あとは彼女次第よね…」

少女は叫ぶ。同時にフェンスを飛び越え落下する。

「さあ!洗礼よ!!我を清めるがいい!!それがペナルティなのだから!!」

屋上には再び静けさが戻った


…キーンコーンカーンコーン…

午前授業終了のチャイムが鳴る。

「さて、食堂に行くか」

真琴は母の手作り弁当とお茶の入った水筒を持って教室を出る。

「あら?華原くん、どこ行くの?」

どうやら優美は食堂のことは知らない…いや教師に聞かされていないのだ。真琴は答える。

「昼食食べに行くだけだ、昼食ぐらい自由にさせやがれ」

そう嫌々しく答えると真琴はさっとその場を去った

「おいマテリアル」

涼がネットネームで呼びかける

「なんだよR」

真琴はめんどくさそうに質問する。その時真琴はあることを思い出す。同時に涼が話し出す。

「お前次の授業体育だぞ、体操着持ってきてるのか?」

その言葉を聞いた瞬間、真琴は膝から倒れこみ落ち込んだような声で答える

「教室に置いてきた…泣ける」

勿論教室に戻れば優美がいる。一度はうまく逃げれたが二度も同じように逃げれないことは一瞬で察した。

「仕方ない…飯早く食べてとっとと取りに行くしかない…」

真琴はそう言いながら食堂に入り、自分たちがいつも食事を行なっている机まで行く。

「華原くん!奇遇だね」

そこにはあろうことか香崎優美が座っていた

「何故お前がここにいる!!」

真琴は叫ぶ。すると優美は答える。

「これ、忘れてたよ?華原くんドジだね」

優美が持っていたのは真琴にとって驚くべくものだった…勿論涼にとってもだ

「そ、それは…」

優美の持っていたそれは真琴が優美を理由にして取りに行かなかった体操着の入った袋だった。

「そりゃあんなにすぐに飛び出したら持って行ってないのはわかるわな…」

涼は小声でそう答える。真琴は少し真面目な顔で質問する。

「何故俺ばかりを目の敵にする?俺がそんなに憎いか?」

優美は一瞬何かあったように驚いた顔をするがすぐに笑顔に戻り答えた。

「だって華原くん、印象が濃いんだもの」

真琴はぽかーんとした顔で答える。

「俺ノドコガコインダ?」

優美は優しげな笑顔で答える

「その何かを思いつめた顔、それに今に何も希望を抱いてない顔、そして何より…」

真琴は最後の理由が気になって耐えられず言う。

「何より?」

「何より君が変えてくれそうだから…かな」

優しげに爽やかな笑顔で優美は最後の理由を話す。そして真琴は何かを悟ったかのように話し出す。

「…俺程度には何も変えられない…傍観者の意味って知って…」

その時まるで狙ってたかのように宵夢が涼の横に座る。

「あ、先輩横大丈夫ですか?」

涼は普通の顔で言う

「うん、全然大丈夫」

「俺は大丈夫じゃない!!!!」

真琴は怒りの表情で叫ぶ。勿論、優美に話していたことなどもう忘れていた。

「あ、真琴先輩。こんにちわ」

宵夢は何もなかったかのように話しかけてきた。

「お前今日遅刻は?」

真琴はそれだけを質問する。宵夢は普段どうりの顔で答える。いや、少し悪意がこもってるかもしれない…

「遅刻なんてするわけないじゃないですか先輩、それより昨日のランキングはすごかったですね」

その時涼がここぞとばかりに話し出す

「あれは凄かったわ、でもマテリアルは結局報酬取れなかったやろ?」

真琴が腕を組んでイライラしながら呟く

「昨日は親がいつもより五月蝿かったんだよ…てかその話をするな、もう忘れたい」

その時優美が弁当を食べ終えて質問する

「そういえば、どうでもいいけどあと1分でお昼休み終わりだよ?」

真琴は唖然とする。そして宵夢は既にいない。涼は弁当を食べ終えてる。

「くっそ!!また俺だけかああああああ!!」

…キーンコーンカーンコーン…

昼休み終了のチャイムが残念な男の悲鳴とともに鳴り響く…


6時間目の歴史授業終了3分前

「はいではここを抑えておくように!!」

歴史の担当教師がそう全員に教える。どうやらテスト範囲のようだ…

一方の真琴は…無心の状態でシャープペンシルを右手に持って唖然としていた

勿論である、何故なら彼は携帯を優美に奪われ寝たら朝のように優美に蹴りを入れられる…

だからといってゲームもできない…取られるのが目に見えているのだ

「…」

ちらっと優美の方を向く。優美はすぐに真琴の方を向き静かな笑顔を見せる

「ッチ!!」

真琴はイラついた顔でもう一度無心に戻る

…キーンコーンカーンコーン…

「はい、それでは今日はここまでです!予習復習忘れずに!!」

完全に消沈した真琴は机の上に顔をうつむせて呟く

「これが毎日続くと俺は死ぬな…」

その時担任が教室に入ってくる。

「それでは、ショートホームルームを始めます」

(ふう、どうせDQNに対しての注意ぐらいしかないくせに…)

そう思いながら聞き流していた

「実は昨日、こことは別の高校ですが自転車で下校中、事故に遭って死亡したそうです…」

それを聞いた途端、真琴の頭に何かがよぎった…それは本当に「何か」としか表現ができないものだった

「なんだ?今のは?」

真琴は頭をかしげながら呟く

「華原くん?どうしたの?」

優美が聞く

「いや、なんでもない…」

真琴はそう答えると前を向きまた教師の話を聞き流しはじめる

「…から安全には十分気をつけるように、命はひとつだけですから。それではみなさん気をつけて下校して下さいね!」

教師はそう言うとショートホームルームを終える。

「やっと帰れるか…じゃあ香崎、携帯返せ」

優美はボーッとしていた。

「おい!携帯返せ」

二度目の真琴の呼びかけで優美はようやく真琴に気づく

「あ、ごめん、で何?携帯?」

真琴は呆れた顔をして答える

「朝俺の奪っただろ?学校終わったら返してくれるって言ったよなあ?」

その時、優美にクラスメイトの女子が話しかける

「帰りにカラオケいかない?」

「いやいやクレープでしょ?」

そんな感じにクラスメイトが誘惑する。優美は答える

「ごめんなさい、今日転入してきていろいろ大変だからちょっと無理。また今度ね」

そう笑顔で言いながら誘いを断る。

「そう、それならまた今度ね。じゃあまたねー」

そう言いながらクラスメイトたちは教室を去った。

「携帯…」

真琴はそう呟く、優美がようやく真琴が差し出した手に何かを置く

「はい、これでいいでしょ?」

真琴はようやく安心を取り戻したかのように携帯の電源をつけてイヤホンをつける

「じゃあな、俺は帰る」

優美は考え事をする、そして答える

「帰り私も自転車なんだ、あっちの方」

優美が指さしたのは真琴の桃源郷…ではなくて真琴の家がある方面だった

「わかったよ。どうせ途中までだろ?」

真琴はもう反発する気も失せていた

「意外と諦めるのが早いね、じゃあ帰ろう!」

涼は車で親が迎えに来てたからもう帰っている

(はぁ、なんとか帰るまでに説得しないと明日からの俺が死んでしまう…)

そう思いながら5月の若干暑い日差しの中自転車を押しながら帰り道を歩き進む

もちろん優美も同じように歩いていた

「結局さ、俺は携帯をいじりたいしゲームもしたいの。」

真琴は説得をしようと話しかける

「華原くんってさ、楽しむってことはしないの?」

優美は天然に疑問を抱いた顔をして質問する。それに対し真琴は答える

「楽しんでるよ、ネットの友達とのやりとりとかアニメ見たりとかで」

優美は真琴の答えに対して答える

「それは君の本心で楽しいこと?本当は退屈なんじゃないかな?」

真琴は説得を続ける

「本心だよ、ネット以外、例外はあるが信じれるものなんてない」

優美は笑顔で答える

「なら私がそれを教えてあげる、君が楽しくないと思ってる現実を」

どうやら真琴の説得は逆効果だったようだ…

「余計なお世話だ、もう関わるな…」

真琴がそう言うと二人は既に彼の家に着いていた

「俺の家はここだ、じゃあな」

真琴は車庫を確認する。やはり親はいるようだ…

(今日もいるのかよ。まあいいけど)

そう思いながら真琴は玄関を開けて家に入る。

「はいはーい、おかえりー」

真琴の母が家事をしながらそう言う

「おじゃましまーす♪」

優美が家に入ってくる。真琴は驚く

「へ?お前帰ったはずじゃ…」

母は驚いたように真琴に尋ねる

「あら?真琴のお友達かしら?いらっしゃーい。遠慮なくゆっくりしてっていいわよー」

真琴は答える

「こいつは友達じゃない!!おい母さん!!」

母がそんなことお構いなしに真琴に尋ねる。

「そういえばお友達が来てるわよ」

真琴はイライラしながら母のいる1階のいつも食事をしている部屋を開ける

「へ?」

真琴は驚いた

「え?母さんこの子誰?」

そこにいたのは正座をしてお茶を飲む、赤髪のロングの中学生くらいの可愛らしい顔をした青色の目の青いコートを着た少女だった。

「あ、…おかえり…です…」

少女は寝起きのような笑顔でふわふわした口調でそう答えた


ループと傍観者の現実、如何でしたか?

今回は結構楽しい物語に仕上げてみましたw

それにしても主人公の扱いが…

そして最後に出てきた彼女は何者なのか、

次回はちょっと更新遅れるかもですが頑張りますねw

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