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魔法全否定の異世界転生 〜詠唱中にバールで殴るのが一番早いとおもう〜

作者:狐月
最新エピソード掲載日:2026/09/10
ブラック企業で残業と上司の説教に追われるごく普通のサラリーマン
黒金 陸(クロガネ リク)。

日々に疲弊する彼の唯一の癒やし(?)は
眠りにつくと訪れる「リアルすぎる異世界の夢」だった。

夢の中で女神から手渡された初期装備は、
どこにでも売っているような泥臭い一本の鉄バール。

だが、日課の筋トレで培った「正しい体幹」と
異世界の異常な物理バフが噛み合ったとき、
ただのバールの一振りが音速の衝撃波を生む規格外の破壊力へと
変貌する!

「我が暗黒の炎よ、天を焼き尽くす業火となりて――」

「長文ポエムの詠唱に付き合ってる暇はない。会社の朝礼より退屈だ」

敵がド派手な大技の詠唱を始めた瞬間
無言で間合いを詰めてスパーン!

落ちこぼれ貧乏貴族のアルティナに雇われ、
無口な元・殺し屋のシルヴィアを賄い弁当で買収し、
イタい厨二病術士のクロードを「要約(物理)」して弟子(?)にしたリクは、夜間限定の用心棒として異世界の危機を次々と物理で撃破していく。

しかし――昼間のオフィスで居眠りした瞬間に異世界へ不法侵入してしまったり、異世界でバールを振り回した翌朝に猛烈な筋肉痛に襲われたりと、二つの世界の境目は次第に怪しくなっていく。

さらに、現実の部屋に立てかけてあったはずの「本物のバール」が、なぜか異世界で敵の攻撃を受けた時と同じ形に曲がっていて……!?

「……待て。これ、本当にただの夢か……?」

社畜の知恵と圧倒的な物理演算(バール)で理不尽を叩き潰す!
爽快&シュールな二重生活ファンタジー、開幕!
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