67 ◎『ボートレース戸田』の舟券師(その1)
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【あらまし】(舟券師の大勝負エピソード)
ボートレース戸田の特別観覧席。そこには、美浦市の建設会社を営む豪快な女性社長・竹林時子の姿があった。難解なレース予想に頭を抱える彼女のもとに、一人の男が静かに歩み寄り、一通のメモを手渡す。男の名は新井英児。「戸田の舟券師」と呼ばれるプロの勝負師だった。
時子は新井の予想を信じ、40万円という大金を勝負で投じる。その様子を偶然目撃した市役所職員の由利……
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【登場人物】
富田竹夫 67歳男 小説家
由利源吾 30歳男 美浦市役所税務課主任
竹林時子 50歳女 竹林建設社長、
竹林尊 年齢不明 竹林時子の夫。竹林建設の元社長
新井英児 34歳男 戸田の舟券師
茂木数魔 30歳男 美浦市役所情報統計課主任
明石春菜 34歳女 美浦市役所住民課主任
福寄尚幸 28歳男 美浦市社会福祉協議会の職員
社会福祉協議会の会長 65歳男 美浦市社会福祉協議会の職員
名取巡査長 守奈市の警察署の職員
警察官数名 守奈市の警察署の職員
医師 守奈総合病院の職員
男A 『ボートレース戸田』に来ている客
男B 『ボートレース戸田』に来ている客
男C 『ボートレース戸田』に来ている客
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1. メインキャラクター
•竹林時子
o職業: 埼玉県美浦市にある「竹林建設」の社長。
o性格: いかつい見た目だが豪快で情に厚い。
o趣味: ボートレース(女子レーサーの境遇を自分に重ねている)。
•新井英児
o職業: 舟券の配当だけで生活するプロの「舟券師」。
o性格: 謙虚だが、展示航走から部品交換の影響を見抜く鋭い相馬眼を持つ。
2. 物語の語り部・観察者
•富田
o作家。ボートレース好きの有名人で、以前から新井と面識がある。
戸田をホーム(フランチャイズ)にしている。
•由利
o富田の連れ。時子の素性や仕事を知っており、
彼女が多額の勝負をすることから「ギャンブル依存症」ではないかと心配する。
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【前書き】
●この小説には多くの数字が出てきます。そこで読者の皆様が読み易いように横書きとなっております
●多人数での会話も多いことから、誰が話しているのか、すぐにわかるよう会話の頭に台本形式で、氏または名を付けて表現しました
●この物語はフィクションです。実在の個人・団体、実際のレースとは一切関係ありません。ボートレーサーと市役所職員をモデルに、フィクションとして制作されたものです
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【01】 竹林建設社長、竹林時子
『ボートレース戸田』、特別観覧席。
富田と由利がフードコートで食事を済ませ、特別観覧席に戻ってくると一角から溜息混じりのぼやきが聞こえてきた。
時子「わからないわねぇ、このレース。いったいどの選手が来るっていうのよ?」
時子「超難解なレースね」
声の主は竹林建設の社長、竹林時子(たけばやし・ときこ・50歳)だった。いかつい外見に似合わず、中身は豪快そのもの。仕事の合間を縫っては、ここ戸田の特別観覧席でレースに興じるのが彼女のルーティンだった。
女性社長時子の声に釣られて、富田と由利も次のレースの出走表に目をやった。
女子レーサー6名によるレースだ。
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『ボートレース戸田』 4日目 6レース 予選 オールレディース戦
【出走表】
1号艇 山北美涼 24歳 B1級 勝率4.85
2号艇 津賀利絵 33歳 B1級 勝率5.29
3号艇 里見千鶴 53歳 A2級 勝率5.80
4号艇 藤縄菜津 29歳 B1級 勝率5.45
5号艇 木野世奈 31歳 A1級 勝率6.52
6号艇 遠田ユミ 32歳 A1級 勝率7.53
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【短評】
1号艇 ごく平凡なB1級。1周の展示タイムが悪い
2号艇 差しが得意なB1級。ただしスタートが遅い
3号艇 地元のA2級。シリンダーケースの交換
4号艇 他県選手でスタート早いB1級。ギアケース交換
5号艇 A1級でG1競走の常連。当地は3年ぶり、F持ち
6号艇 A1級で女子のトップレーサー。現在賞金獲得1位。特に問題はない
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由利「う~ん、さっぱりわからない」
富田「いやぁ~、まいったなぁ」
ふたりとも予想が立たず、思いあぐねていた。
竹林建設社長、竹林時子の席付近で、
時子「何度見てもわからないわー。スタート展示を見ても、周回展示を見てもますますわからなくなるだけ。いったいどの選手が来るのよー?」
男A「3枠4枠は、部品交換してるから絶対に伸びてないな。5枠もF持ちじゃ来ないだろう?」
時子「じゃぁ、誰が来るのよ?」
男A「2枠だろ?」
男B「いや、結構インが残っちゃうんじゃないか?」
男C「それは、どうかなぁ? このメンバーなら女子レーサーナンバーワンの遠田ユミが、6枠でも行くだろう?」
竹林時子の周りの客も加わって、予想談義が盛り上がった。
時子「う~ん弱った、私は何を買えばいいのよ?」
男C「だから『6』だよ」
時子「6?」
男A「2だろ?」
男B「いや、1だ!」
時子「うーん、もう!」
時子が頭を抱えた。
時子の席から少し離れた所に居る富田と由利。
由利「難解なレースですね」
富田「うん、このレースは賭けずに、見て楽しもうかな?」
由利「それもありですが、予想が難しい分、何を買ってもいい配当が付きますよ」
富田「それ、私に舟券を買わせようとしている?」
由利「ははははは。とんでもない」
富田「こいつめぇ、お前は『ボートレース戸田』の営業マンか!」
富田が笑いながら冗談で言った。
由利「ははははは」
富田「それにしても、番組(編成)マンは、面白いレースを作ったなぁ」
由利「ええ、さすがですね」
由利も同意した。
富田と由利がそんな話をしていた時、時子の席に戸田の舟券師、新井英児が現れた。
新井は時子の席まで行くと時子の手のひらを取り、
新井「……」
新井は何も言わず、その手のひらに小さな紙片を握らせた。そして去って行った。
時子がすぐさま手のひらの紙片を取り出し、書かれた文字を周りの客に見えないように見た。
『4の頭』とだけ書かれていた。
時子「舟券、買ってくるわ」
急に時子が席を立った。
離れた所で富田がその様子を見ていた。
富田「おっ?」
由利「えっ!」
富田「現れたぞ! 舟券師の新井だよ」
富田が去って行く新井の後姿を指さした。
由利「えっ! あの男が……」
富田「うん。あの女性は誰だ?」
富田は、新井が接近したおばちゃんを指さした。
由利「あの女性なら知っています。美浦市にある竹林建設の社長です」
富田「女性で?」
由利「ええ、女性の社長です。旦那さんが亡くなって、後を継いだのです」
富田「ふーん、そうなんだ。ちょっと席を外すよ」
富田が小走りで新井の後を追った。
富田のホームグラウンド(本拠地)のボートレース場は『ボートレース戸田』で、戸田の舟券師新井と作家の富田は以前からの知り合いだった。富田が競艇好きの有名人と言うことから新井が近づき、富田も取材費と言う名目で金を渡すことがあった。
新井は舟券投票所のそばでマーキングシートを持ち、モニターのオッズを見ていた。
富田「今日は、どう?」
富田は新井に追いつくと新井の横に立ち、声を掛けた。
新井「ずうっと様子見です」
富田「このレースは?」
新井「難しいですね」
富田「竹林社長にはなんと?」
富田はさっき見た光景を基に尋ねた。
新井は富田の耳元で、
新井「『4の頭』とだけね」
富田「そうか。ひも(2着)は難しいんだ?」
新井「2着は時の運ですからね」
富田「なるほど」
新井「展開次第で変わりますから」
富田「買うのかい?」
新井「悩んでます。買う本数が多すぎて」
富田「うん。2連単なら5通り。3連単で20通りか?」
新井「ええ。……やめときます」
富田「そう。じゃぁまた」
富田は自分の席に戻って行った。
富田は自分の席に戻ると由利に、今の新井とのことを周りに聞かれないようにそっと話した。
由利「うん、うん。そうですか」
富田「うん」
由利「先生はどうしますか?」
富田「うん、見てようかな?」
由利「そうですか」
富田が周りを警戒しながら、
富田「新井さんが『4の頭』と言うが、私は『2の頭』のような気がするんだ」
由利「えっ!」
富田「もちろん、向こうはプロだから何か根拠があるんだろうけれど、2枠津賀利絵の差しが届いちゃうんじゃないかな?」
由利「なるほどね」
富田「差し選手だからスタートが遅いのも気にならないし」
由利「そうですね。先生にそう言われると、なんだか『2の頭』もあるような気がしてきました」
富田「自分の予想とプロの予想が違うから、このレースやめとくよ」
由利「そうですか。では、私は買ってきます」
由利は席を外し、舟券売り場へ向かった。
由利は舟券売り場に着くと、近くの記入台で、『投票カード』の『2連単』を塗り、『1着』の『4』を塗った。
次に『2着』の『全通り』を塗った。
最後に『金額』の『2』を塗り、『単位』の『百円』を塗りつぶした。
由利「よし! と」
由利は財布から千円札を取り出し舟券売り場に向かった。舟券売り場には自動発払機が並んでいる。これ一台で『発券』と『払戻』が出来る。
由利が自動発払機に並ぶと、前のふくよかなおばちゃんが、ちょうど舟券を買っていた。
由利(あっ、竹林社長だ!)
時子は40万円を手に持っていた。
由利(げっ! すごい札束だな、何枚あるんだ?)
時子はその40万円をすべて自動発払機に投入した。
時子は、舟券師新井の『4の頭』と書かれた紙を信じ、『4の頭』で3連単20通りを各2万円ずつ賭けたのだった。
【02】 竹林時子の40万円勝負!
由利(げっ! 全部入れた!)
すぐに印字された勝ち舟投票券が出て来た。
時子はそれを手にして、金額と印刷された内容を確かめた。
【6レース 3連単 1着流し。
1着-『4』
2着-『1』『2』『3』『5』『6』
3着-『1』『2』『3』『5』『6』
組合わせ数 20
各組◆◆◆20,000円
合計◆◆400,000円 】
由利が時子の舟券を覗き見した。
由利(げっ! ひとレースで40万円も)
時子が舟券に印刷された数字を見ながら横にずれた。代わりに由利が千円札を握りしめ自動発払機の前に立った。
由利はしわになった千円札を見つめながら、
由利(とほほほほ、たった千円かぁ。情けねぇなぁ)
由利は自動発払機を操作し、買った舟券を握りしめた。
由利が自分の席に戻ると富田に竹林建設社長が自分の前で舟券を買っていたことを話し始めた。
由利「あの社長、40万円買ってましたよ」
富田「ひとレースで?」
由利「ええ」
富田「それはすごいなぁ。やはり、建設会社の社長ともなると使い方も派手だな」
由利「いえ、そんな大きな会社じゃないですし、年間売り上げだってそれほどではありません」
富田「じゃぁ、ギャンブル依存症?」
由利「かも知れませんね」
富田「だとしたら大変なことになるぞ」
由利「えっ?」
富田「ギャンブル依存症は病気だから、止められなくなるし、賭ける金額もだんだん大きくなる」
由利「えっ! と言うことは?」
富田「最終的には、破滅だよ」
由利「破滅?」
富田「自分の小遣いの範囲でやってる内はいいけれど、その内に会社の金を使い込み、それを使い切ると、消費者金融から金を借り、それが借りられなくなると親戚、友人から借金をする。そして最終的には、破滅する」
由利「そ、そんなぁ~」
富田「私はそんな人間を何人も見て来ているんだよ」
由利「本当ですか?」
富田「本当だとも!」
由利「だとしたら、ギャンブル依存症って、薬物依存症と一緒ですね」
富田「そうだよ。やめたくともやめられないんだ」
由利「可哀そうに……」
富田「1年後、2年後、竹林建設が無事ならいいが。最悪の場合、借金を苦に自殺するなんてことも……」
由利「私がなんとか救います。役所にいい仲間も居ますので彼らに相談して、絶対にギャンブル依存症から抜け出させて見せます」
富田「うん、頼むよ!」
♪ファンファーレと共に、6名の女子レーサーが水面に出てきた。
富田と由利が特別観覧席からレースを生で見ていた。
実況「進入は枠番通り」
由利「うん」
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『ボートレース戸田』 4日目 6レース 予選 オールレディース戦
【出走表】
1号艇 山北美涼 24歳 B1級 勝率4.85
2号艇 津賀利絵 33歳 B1級 勝率5.29
3号艇 里見千鶴 53歳 A2級 勝率5.80
4号艇 藤縄菜津 29歳 B1級 勝率5.45
5号艇 木野世奈 31歳 A1級 勝率6.52
6号艇 遠田ユミ 32歳 A1級 勝率7.53
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【短評】
1号艇 ごく平凡なB1級。1周の展示タイムが悪い
2号艇 差しが得意なB1級。ただしスタートが遅い
3号艇 地元のA2級。シリンダーケースの交換
4号艇 他県選手でスタート早いB1級。ギアケース交換
5号艇 A1級でG1競走の常連。当地は3年ぶり、F持ち
6号艇 A1級で女子のトップレーサー。現在賞金獲得1位。特に問題はない
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実況「10秒前、5秒前、スタート!」
実況「飛び出したのは4号艇。逆に遅れたのが5号艇。他はほぼ横一線」
由利「うん」
実況「4号艇が伸びる、伸びる! まくりに行くか!」
由利「よし、行け!」
実況「内から、2号艇が差す」
富田「差した!」
実況「外からまくった4号艇、内から差した2号艇。バックストレッチは並走状態だ!」
富田「内のが強いだろう」
由利「……」
実況「第2ターンマーク、先に2号艇、外を4号艇。1艇身の差が付いた」
由利「2の頭だ」
富田「うん」
由利「先生の予想が当たりましたね」
富田「うん」
由利「と言うことは、私もハズレたけれど、竹林社長の40万円がパーに?」
富田「そうだね」
由利「まずいな」
富田「竹林建設がつぶれなければいいが」
由利「ギャンブル依存症かぁ……」
実況「ホームストレッチ、先頭は2号艇。続いて4号艇、3番手に6号艇と5号艇」
由利「2-4-6か? それとも2-4-5?」
実況「外を走る2号艇に、4号艇が内から徐々に差を詰める」
由利「おっ?」
実況「2周第1ターンマーク、今度は先に回った2号艇の内を4号艇が差しに行く」
由利「差さるのか?」
実況「内から4号艇、伸びる伸びる! 見事に差さった!」
富田「うっ!」
実況「4号艇、2号艇、6号艇の順」
レースはそのままの状態が続き、ゴールとなった。
富田「いやぁ、竹林建設の社長、大当たりだな」
由利「ええ、そうですね。『4の頭』で3連単を20通りすべて買ってましたからね」
富田「由利さんも当たったんだろう?」
由利「2連単で200円だけ」
富田「当たればたいしたものさ」
由利「いえ、プロに乗っただけです」
由利は周りの耳を気にして『舟券師』と言わずに、あえて『プロ』と言う言葉を使った。『プロ』には『予想屋』も入りそうな気がして、もし誰かに聞かれていたら『予想屋』に乗った、と誤魔化すためだった。
富田「そうか」
由利「でも、先生の予想だって悪くなかったですよ。1周目までは『2』が先頭でしたからね」
富田「所詮、素人の予想なんてそこまでだよ。抜かれるところまで読んでなったからな」
由利「そこまで読めないですよ」
富田「うん」
このレースの結果『ギアケースの交換』をした4号艇が1着を取った。
エンジンの部品交換で『シリンダーケースの交換』をしても効果が出ないことが多いが、『ギアケースの交換』はすぐに効果が出ることがある。
このことを富田と由利が知ったのは、それからしばらくしてからのことだった。
4号艇は『ギアケースの交換』をして伸びと出足、特に出足が良くなったのだった。舟券師の新井は、もちろんそのことに気付いていた。
場内放送「第6レースの払戻金をお知らせします」
由利「おっ、いくらだ?」
放送「2連単、4番-2番。2,520円」
富田「結構ついたね」
由利「やったー!」
放送「3連単、4番-2番-6番。7,000円」
由利「えっ! そんなにつくの?」
富田「いやぁ、ついたねぇー」
由利「『1の頭』と『6の頭』で売れたからなぁ」
富田「そうだね。やっぱり『6』は、『女子レーサーナンバーワン』と言うことで売れてたね」
由利「ええ、でも1マークは混戦で、『6』は差し場が無かったですね」
富田「その通り。いくら賞金獲得1位と言っても、コースが空いてなければ行けないよな」
由利「配当が7千円ってことは、……あの社長140万円?」
富田「2万円買ってたとしたらそうだね」
由利「40万円が140万円。ひとレースでピッタリ100万円の儲け!?」
富田「やるなぁ」
由利「度胸があるなぁ」
富田「それにしても新井さんはすごいな」
由利「あっ、そうか」
富田が女性社長の方に目を向けると、社長の竹林時子が荷物をまとめ席を立った。
富田「あっ、社長、もうお帰りだ!」
向こうの方で社長が、
時子「お先に」
竹林社長は、周りにそう言うと出口へと歩いて行った。
由利「去るのも早いんだ」
富田「うん。もっと遊んでいくかと思ったら」
由利「でも不思議だなぁ~」
富田「何が?」
由利「新井さんですよ」
富田「新井さんが何か?」
由利「だって、」
富田「……?」
由利「大きな声じゃ言えないので」
由利が富田の耳元で、小声で、
由利「舟券師にとって自分の予想は命でしょう?」
富田が黙って頷いた。
由利「それをわざわざ人に教えますか?」
富田「確かにそうだな」
由利「配当金だって減ってしまうのに、なんで竹林社長に教えたんでしょうかね?」
富田「う~ん。さっぱりわからない」
由利「愛人関係?」
富田「まさか!」




