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あとがき
紅の鳩を最後まで読んでくださり、誠にありがとうございます。改めて、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
この作品は、自分の好きな要素をふんだんに詰め込みました! とにかくバッドエンド、鬱エンドが大好きで(映画のミストが好きだと言えば伝わりそう)、そこに、舞台設定として大好きなヨーロッパ風の世界で、革命や煙突掃除人など、大好きなキーワードを詰め込んだ形です。
翻訳した小説のような雰囲気になるように、擬音少なめにしたり、後半になるにつれて笑うという表記を減らしたり……書く側としては、いろいろと工夫の余地があって楽しかったです。
書き始めるときからエピローグの内容は決めていて、そこに向かって、いかに救いの無い物語にするかを考えて突き進みました。
主な登場人物には、みな、自己中心的な側面を持たせています。
王女を無計画で無謀な駆け落ちに誘ったロランに、義務より私情を優先するフランシーヌ、お金のために犯罪に加担したシリル、感情を優先させた裏切り者のアンセルム、盲目的に悪を決めて人を撃ったレティシア。
群像劇を書くのはなかなか難しく、反省点もいろいろありますが、またどこかで挑戦できればと思います。
りきやん




