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44 ダークエルフ、ぶらり旅 その4

同時にサクラたちも、奇妙に思ったようだ。


暗黒神に「様」をつけるという事に。


残念ながら今のところ、この世界では暗黒神は悪神と思われている。

なので様付けで呼ぶ人間は、さほど多くはない。心秘かに信奉している者以外は。


話をややこしくするのは、悪神としての暗黒神を信奉する者が少なくない、という事だ。


(どうする?)


ヨーがミイに念話で問い掛ける。


(試してみます)


そう言いながら、ミイは額の真印に魔力を通してみた。そして、意識して顕現させてみる。


突如現れた印に、取り囲んだ者たちは身構える。


印が現れるのは、脅しのために意識して見せる場合か、全力で魔法を行使する場合だ。

警戒するのも無理はない。


(見ただけじゃわからないか)


ミイはガッカリした念を漏らす。

彼女は真印を見て、これが暗黒神自らが与えたものであると気付くことを期待していたのだ。


だが、それは少々難易度が高い。


印は魔法式が複雑に絡み合っているので、見分けるのは容易ではないのだ。


だが、その時。


サクラたちが一斉に山頂の方を見上げた。

そして一斉に片膝をつき頭を垂れた。


「はっ!」サクラが頷き、

「し、しかしそれは」他の男たちは動揺している。


だが、最終的は納得したようだ。頭を下げて承知している。


(念話かな?)

(でしょうね)


彼らの上位者から、念話で指示があったのであろう。

印を収めたミイとヨーは、そう想像する。


「ミカゲ様が、丁重にお迎えせよとの仰せだ。御同道願いたい」


「承知した」


想定していなかった形ではあるが、ミイたちは隠れ里を確認する事は出来るようだった。


(ダークエルフがいないみたいだから、もう意味がないけれどね)

(身も蓋もないこと言うなよ、ミイ)




読んでいただき、どうもありがとうございます。


今回は、短めなのはさることながら、当初構想からだいぶねじ曲がってしまいつつあります。

鼻が詰まって酸欠気味になると、いろいろ妄想が捗るんですかね。


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