第18章 精霊郷の旅
メルヴォス聖都の転移プラットフォームから出たあと、目に飛び込んできたのは、都市の半分を覆い隠すほどの大樹だった。
「大きな木だ!うわ……この世界には、あんなに大きな木まであるのか!?」
「ふふ、あれが我が国の【聖樹】だよ。みんな、メルヴォス聖都へようこそ!」
自分のホームグラウンドに戻ってきたからか、クララもより自然体になっているようだった。
「実はね、【聖樹】の本質は魔物なんだよ?ただ、あの子は人を傷つけることは一度もなくて、むしろずっと私たちを守ってくれている、とても穏やかな存在なの。だから私たち精霊族は毎年、賑やかに聖樹祭を開いて、歌や踊り、それから大量の魔力を宿した強力な魔物のコアを捧げるんだ。国を守ってくれていることへの感謝としてね」
「あれが魔物なんですか!?すごい……!皆さん、少しだけ待っていただけますか?この角度、いいですね。ここから何枚か写真を撮りたいです。帰ったら、雪狐小隊のみんなにも見せたいので!水晶の球と星の銀貨は、きっと気に入ると思います」
魔王城の時と比べると、華恋は明らかにメルヴォス聖都のほうを気に入っているようだった。
【聖樹】は天然の天蓋となって、都市に降り注ぐ日差しの多くを遮っている。
ここへ来てからというもの、彼女はずっと上機嫌でスマホを構え、あちこちの写真を撮っていた。
今は太陽が高く昇っている午後の時間帯だというのに、都市の中はかなり涼しかった。
「華恋がそんなに気に入ったなら……みんなが帰る前に、【聖樹】へ参拝しに連れていくのはどうかな?【聖樹】に願い事をすると、結構ご利益があるんだよ?仕事運、金運、健康……それに、縁結びにもよく効くって噂を聞くんだ」
「縁結び……!」
マリーナはこっそり俺のほうをちらりと見たが、恥ずかしくなったのか、何も知らないふりをして背中を向けてしまった。
……
その視線、気づいてるからな?
「相手がいるっていいな〜」
「クララは、今は独身なの?」
「そうだよ。私は次期女王になる予定だし、毎日自分の研究室にこもってばかりだから、ほかの男の人と顔を合わせる機会すらないの。あ、でも今さらそんなに堅苦しくしなくていいよ。私は気にしないから。むしろ、こうして対等に話してもらえるほうが好きなんだ」
「うわ……身分と仕事による、壊滅的なダブルパンチだな……」
「でしょ?その結果、今でも独身のままで、泣きたくなるくらいだよ。私だって、燃えるような恋がしてみたいのに!お姉ちゃんみたいに!」
精霊族は長寿の種族だと聞いているし、本来ならそこまで焦る必要もないはずだ。
けれど、クララはクロエがすでに結婚していることや、自分が次期女王になる予定であることもあって、少し焦りを感じているらしい。
女王になってしまえば、恋愛やデートをする機会なんて、ほとんどなくなってしまうからだ。
「唯さんのことは考えたことないの?」
「うーん……まず、お姉ちゃんと寵愛を奪い合いたくないんだよね。まあ、お姉ちゃんは気にしないかもしれないけど。それに、彼の周りにはほかにも虎視眈々と狙っている女性たちがいるし、私はそこに混ざって競争したくないかな〜。そんな時間を使って彼女たちと争うくらいなら、全部自分の研究に使ったほうがいいし」
……
どうやら彼女は、恋人は欲しいけど、自分から行動する気はあまりない、という段階にいるらしい。
何か言ってあげたい気もするけど……
やめておこう。
すべては、クララのこれからの巡り合わせ次第だ。
「話を戻そうか。もうすぐお昼時も終わっちゃうし、今から昼ごはんを食べに行かない?お姉ちゃんもおすすめしてて、私も大好きなレストランがあるんだよ」
「あっ、そうそう、それ!リリカっちが、ここの料理にはダイエット効果があるって言ってたんだけど、その店の料理にもあるの?」
「うん。聖都で育てられた野菜には【聖樹】の魔力がたっぷり含まれているから、美肌にもいいし、デトックスやダイエットにも効果があるんだよ。キャロリンってそんなに細いのに、そこまで気にしてるんだね?」
「もちろんだよ。綺麗でいたいって思うのは女の子の本能だもん。それに、食べながら痩せられて、お肌まで綺麗になるなんて、ここはもう天国だよ!これならダーリンの隣に立つ時も、もっと自信を持てるし」
まあ、俺からすれば、リンが多少太ったところで、リンはリンだし、それでも変わらず好きだけどな。
でも、俺のためにもっと綺麗になろうと頑張ってくれているんだと思うと、なんだか胸のあたりがむず痒くなる。
ほかのみんなも興味を惹かれたようだったので、何枚か集合写真を撮ったあと、俺たちはクララについていき、彼女おすすめのレストランへ昼食を食べに向かった。
——————
「ここだよ〜。店主さん、十人で〜す!」
【小鹿亭】。
そこは精霊族の一家が営む、家族経営のレストランだった。
店内のテーブルや椅子はすべて木製で、至るところから自然の温もりが感じられる。
そこでは、精霊族の夫婦が忙しそうに客の注文を取ったり料理を運んだりしており、その娘は厨房で、注文の入った料理を一品ずつ作っていた。
ここには、温かくて親しみやすい空気が流れているな。
「クララ様!?いらっしゃいませ!こちらのお席へどうぞ。皆様、今日は何を召し上がりますか?」
女将さんは俺たちを十人でもゆったり座れるテーブルへ案内すると、すぐに慣れた手つきでポケットからペンと小さなメモ帳を取り出し、テーブルのそばで注文を待っていた。
クララはこの店のことをよく知っているので、俺たちは注文をすべて彼女に任せ、おすすめの料理をいくつか選んでもらうことにした。
「かしこまりました。皆様、少々お待ちくださいね。あと一組のお客様への提供が終わりましたら、次は皆様の番です」
「大丈夫だよ。私たちは急いでないから、ゆっくりでいいよ」
俺たちにお茶を出したあと、女将さんも厨房へ入り、娘と一緒に料理の準備を始めた。
その時、別のテーブルの客への対応を終えた店主も、クララに挨拶するためこちらへやってきた。
「クララ様、お久しぶりですね。しばらく当店でお見かけしませんでした。ところで、クロエ様は最近お元気ですか?」
「店主さん、こんにちは〜。いやあ、お姉ちゃんがあまり家に帰ってこなくなってから、私もずっと自分の研究室にこもって研究ばかりしてたから、外で食事することもほとんどなくなっちゃったんだ。お姉ちゃんのほうは……相変わらず忙しそうだよ。時々お義兄さんたちと一緒に、ほかの異世界へ異常への対処に出かけてるしね」
「クロエ様が【群星の守護者】の一員になられてから、メルヴォス聖都でお姿を見かけることも本当に少なくなりましたね。すごいものです……今ではもう、我々には手の届かないような英雄になられて……あっ、いらっしゃいませ!失礼いたします、クララ様。新しいお客様がお見えになりましたので、私はこれで」
店主はまだ話を続けたそうにしていたが、店内に新たな客が入ってきたため、先にそちらの応対へ向かった。
「そういえば、フィオナが厨房に立つようになったんだ……」
「フィオナ?もしかして、厨房にいるあの料理人の方ですか?」
「そうだよ」
クララはここの料理人とも知り合いだったのか……
もしかすると、昔からこの店に通いすぎて、いつの間にか店の人たちと顔なじみになったのかもしれない。
「なるほど……でも、それってそんなに珍しいことなんですか?」
「フィオナは小さい頃、火をすごく怖がってたんだよ。店主さんが厨房で料理をしている時なんて、いつも遠くまで逃げてたくらい。少なくとも二年前までは、この店の看板娘だったんだけど……いつからか急に料理を習いたいって言い出して、今では店の料理長になってるの」
「まあ、急に料理を覚えたくなったとしても、そこまで不思議なことじゃないですよ。もしかしたら火への恐怖を克服して、ようやく自分でも厨房に立ってみようって勇気を出しただけかもしれませんし」
「そうかもしれないね」
クララは少し興味深そうに、俺たちの席から厨房のほうへ視線を向けた。
そこでは、すっかり一人前の料理人になった精霊族の少女が、野菜を炒めたかと思えば、今度は肉の塊を油で揚げている。
しばらくすると、クララが俺たちのために注文してくれた料理が次々と運ばれてきた。
「最後に、こちらがご注文の香葉薫る黄金揚げ肉です」
「「「「「「「「わあ……」」」」」」」」
このタレにつけて食べる揚げ肉料理を除けば、どれも野菜や薄焼きパンを中心にした肉を使わない料理だった。
けれど、どの料理も見た目も香りも味も申し分なく、見ているだけで食欲をそそられる。
「フィオナ、これ全部あなたが作ったの?」
「うん。煮込み料理だけはお母さんが作ったけど、それ以外は全部私が担当したの」
「んむ……わあ、この料理、私が覚えてる店主さんの味そのものだ!この揚げ肉もすごく美味しい!」
クララは前菜の和え物を一口食べただけで、すぐに目を大きく見開いた。
そして今度は、揚げ肉を一切れ、素早く口へ運ぶ。
彼女の言う通り、ここの料理はどれもとてもさっぱりしていて、それでいて本当に美味しかった。
まさか野菜が中心なのに、こんなに美味しい料理が作れるなんて……
「えへへ、クララ様も皆さんも気に入ってくださったみたいで安心しました。どうぞごゆっくり。私は厨房に戻りますね」
「待って、フィオナ。どうして急に料理を覚えようと思ったの?昔は火をすごく怖がってたでしょ?」
「それは……二年前のあの出来事がきっかけで……」
「ああ、やっぱりフィオナも思い出したんだ……」
「はい。あの頃はまだ伊藤様にきちんと恩返しできていなかったので、もっと料理の腕を磨いたら、いつかヴィズホーンでお店を開きたいと思っているんです。その時には、私の手料理で伊藤様をおもてなしできたらって……」
「それなら、急に料理を覚えようと思った理由も分かるよ……頑張って!その時はきっとお義兄さんも食べに来てくれるから、心配しなくていいよ!フィオナの料理、すっごく美味しいし、絶対気に入ってくれるって!」
「うん……!」
二人はあまりにも楽しそうに話し込んでいたせいで、フィオナは仕事のことまで忘れそうになっていた。
結局、厨房から顔を覗かせた女将さんに呼ばれて、慌てて戻っていった。
……
ふむふむ……
「クララ、もしかして……フィオナさんって、さっき話してたうちの一人だったりする?」
「……たぶん違うんじゃないかな?あの子は純粋に、お義兄さんへの感謝を伝えたくて、自分で作った料理を食べてもらいたいだけみたいだし」
たぶん、そうなんだろう。
でも……
フィオナさんはあれだけ行動力があるし、どうも俺には、ただ唯さんに感謝したいだけじゃないような気がする。
まあ、いいか。
他人のプライベートなことだし、あまり首を突っ込まないほうがいいだろう。
「どう、ダーリン?私、ちょっと痩せたように見える?」
「ぷっ……キャロリン、そんなにすぐ効果は出ないよ。うちの野菜料理は、少なくとも一か月くらい続けて食べないと、少しずつ効果が出始めないから」
「じゃあ、明日も来る!」
「いいよ。メルヴォス聖都は、美しくなりたい女の子ならいつでも大歓迎だから〜」
クララはリンが冗談で言っているだけだと思っていたようだが、そばにいた俺とリリスには、本人がどうやら本気でそのつもりらしいことが分かってしまった。
「……どうする?」
「明日は俺が時間を作って、もう一度リンに付き合うよ。みんなは先に待機してて。唯さんも、これから俺たちに調査任務を一つ任せるつもりだって言ってたし」
「あなたって……本当にあの子を甘やかしてるよね」
「一緒に食べに来るくらい、甘やかしてるうちには入らないだろ。それに、俺だってリンだけを甘やかしてるわけじゃないし」
「はいはい〜。じゃあ明日は、あなたがあの子に付き合ってあげてね。私はたぶん地球で街の復興を手伝いながら、任務の準備もしてると思うから」
「了解〜」
ひとまず、これで決まりだな。
また今度、リリスたちともゆっくり遊びに出かけよう。
——————
腹いっぱい食べたあと、俺たちはクララに案内されて【聖樹】の下までやってきた。
「エミールくん、あそこ見て。神社まであるよ」
マリーナは少し離れたところにある神社を見つめながら、今にも駆け出して参拝に向かいそうな様子だった。
さっき俺たちが食事をしている時から、彼女はずっとこの瞬間を楽しみにしていたのだ。
【聖樹】の根元には、一つの神社が建っていた。
まるで巨大な根からそのまま伸びているかのような造りになっている。
ここからでも、神社の内外を大勢の人々が行き交っているのがはっきりと見え、その中には精霊族以外の参拝客も少なくなかった。
「あれがさっき話してた、ご利益があるって評判の神社だよ〜。さっそくお参りに行こう!ついでに、みんなの初任務がうまくいくように、縁起も担いでおこうよ!」
縁起担ぎか?
いい考えだな。
◇
「へへへ、ついに一番楽しみにしてた時間が来た!」
「よこしまなことを考えてる女の子を発見しました!」
「アイリーン、自分だって同じでしょ?今の顔、写真に撮って見せてあげようか?にやにやしてる女の子が一人いるよ?」
「うぅ……!油断しました!」
マリーナとアイリーンは神社に来てからというもの、時々ちらちらと俺のほうを見ている。
二人とも何してるんだよ……
まあ、何を考えてるのかは大体分かるけど。
「みんな、まずは隣の花屋でお花を買おう。あとで神社で【聖樹】に供えてから、お願い事をすればいいよ」
ここでようやく、出発前に唯さんから渡されていた旅費がまた役に立つ時が来た。
メルヴォス聖都に来てからというもの、ずっとクララが奢ってくれていたので、俺の手元にある旅費は、魔王城を出た時からまったく減っていない。
やっぱり、自分で払うと気分も違うな。
「みんながずっと健康で、毎日楽しく一緒にいられますように〜」
「【聖樹】様、どうか私とエミールくんの結婚を祝福してください」
「マリーナ、抜け駆け!?だめ、私も続かないと。どうか私たちが永遠に一緒にいられますように、【聖樹】様!」
お前たちな……
「マリーナ、セレイア……お願い事は心の中で唱えるだけでいいんだよ?わざわざ声に出さなくても大丈夫だからね?」
ほら。
クララまで、こっちを見ながらにやにやしてるじゃないか。
「でもクララ、声に出したほうがちゃんと伝わるんじゃない?だって、本人がすぐそばにいるんだし」
「あら?アイリーンは【聖樹】様に聞いてもらうより、本人に聞かせたいみたいだね?」
「うん。九割くらいはそのつもり!」
そのあと、アイリーンも二人の輪に加わって、前のほうでわいわい騒ぎ始めた。
って、それもうほとんどそっちが目的じゃないか!?
「エミール、これから少し大変そうね。皆、本当にあなたのことが大好きだから」
「あははは……自分の将来がどうなるのか、もう何となく見えてますよ、ノクトゥナさん。すぐそばにいいお手本がいますから」
「ああ、唯さんのことね?あの人の奥さんたちも、とても仲良くやっているものね。あれだけ大勢いるのに、みんながいつもお互いのことを思いやっていて、張り合ったりもしない……私が思っていた一夫多妻とは、まるで違うわ」
「そうですね。あれがもしかすると、結婚生活の一つの理想形なのかもしれません」
じゃあ、俺も祈っておこう。
みんながずっと健康でいられますように。
これからも仲良く、一緒に遊んで、一緒に笑って……
そして、みんなで幸せに暮らしていけますように。
この願いだけは、どうしても叶ってほしい。
「私も皆さんのためにお祈りしておきましたよ。これからよろしくお願いしますね、オペレーター・エミール」
「へえ……その呼ばれ方、なんだか新鮮だな」
「ふふん……だって、今は私もノクトゥナさんもハンドラーになったんですから、これからは正式に一緒に仕事をしていくことになるじゃないですか。まだちょっとこの感じには慣れてないですけど、こういう呼び方をすると、やっぱりなんだか格好いいですね!」
シリカって、こういうタイプだったのか?
どこか満足そうな顔でハンドラーらしい口調まで使っているあたり、本人はもう完全にその役になりきっているらしい。
新しい仕事にもかなり満足しているようだ。
これからは、俺たちみんなが同僚になるんだな。
「それじゃあ、今日はひとまずここまでにしようか。みんな、このあとほかにどこか行きたいところはある?」
俺たちが神社の前で何枚か集合写真を撮ったあと、クララがそう尋ねてきた。
今は夕方の五時。
空はすでに夕焼けで真っ赤に染まっている。
「そうだ、クララっち!私、まだ海にも行きたい!みんな、唯さんの家に泊まってるからって、ヴィズホーンには海があるってこと忘れちゃダメだよ!」
リンは相変わらず元気いっぱいで、すぐに俺たちの次の目的地を決めてしまった。
「私、ちょっと疲れてきましたね……」
「じゃあ……町で夕飯を買って、それから砂浜で夕日を見ながらピクニックするのはどう?それなら、ゆっくり休めるだろ」
「わあ、それいいですね!正直、今日は一日中歩き回っていたので、もう足が棒になりそうです」
華恋はメルヴォス聖都に来てからというもの、ずっとあちこちで写真を撮り続けていた。
その結果、今では本人もかなりへとへとになっている。
「背負おうか?」
「とても魅力的な提案ですけど、ひとまず今は遠慮しておきます。最悪、飛行モードに切り替えればいいだけですから」
華恋は苦笑しながら、俺の提案を断った。
でも、飛行モードか……?
夕暮れ時の海の上を飛んだら、かなり綺麗な景色が見られそうだな!
あとで海に着いたら、俺も飛んでみよう。
「みんなはまだ予定があるみたいだし、私はここでお別れにしようかな。さっき急にアイデアが浮かんだんだ。もしかしたら、行き詰まってた研究の突破口が見つかるかもしれない」
「そうなんだ……クララ、今日はわざわざ時間を作って案内してくれてありがとう」
「そんなに気を遣わなくていいよ〜。私もちょうどいい息抜きになったし、お互い様だから。転移プラットフォームまで送っていくね。海でも楽しんできて〜」
転移プラットフォームへ向かう途中、クララは何かを思い出したらしく、突然こちらを振り返った。
「そうだ、エミール。お姉ちゃんに聞いておいてもらってもいい?二日後くらいにグリム公国へ用事で行く予定なんだけど、時間があったら付き合ってくれないかなって。もうずっとお姉ちゃんと一緒に出かけてないから……せっかく遠出するんだし、久しぶりに誘ってみようかなって思って」
「もちろんいいよ。なるべく早くクロエに聞いておくよ。じゃあ、またな、クララ」
「じゃあね、みんな〜。また時間があったら、遊びに来てね〜」




