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器 -UTSUWA- 壊れゆく心、芽吹く意思

作者:猿吉
「器の中身がその人を決める。じゃあ、空っぽだったら?」
子どもの頃に聞いたその言葉が、ずっと頭から離れない。
今も、その答えを探している。

これは、“心”が力になって、“想い”がときに災いを生む、世界のお話です。

舞台は、古代の文明がすっかり失われてから、何百年も経った時代。
人々は鉄を打ち、陶を焼き、木や紙で家をつくって暮らしています。
そんななか、陶器のように美しくも壊れやすい街――陶京(とうけい)で、ひとりの男が静かに歩みを進めていきます。

彼はとても無口で、自分のことを多く語りません。
でもその足取りには、確かに「何かを信じている」強さがあって、
誰かの悲しみや怒り、そして希望に、ひとつずつ向き合っていきます。

癒しの薬屋や、知を求める学者、過去を抱えた旅人たち。
それぞれの“想い”が交差して、物語は少しずつ深く、熱を帯びていきます。

これは、「自分は何者なのか」「どう生きたいのか」を見つけていく旅。
かたちにとらわれない、“心”の物語。
第一章 灰の匂い
2025/07/22 16:56
幕間  峠を越えて
2025/07/24 08:48
第二章 陶京へ
2025/07/25 02:01
第四章 癒し手の光
2025/07/30 00:28
第九章 光に寄る影
2025/08/20 23:13
第十二章 誰も知らぬ布石
2025/08/29 23:55
第十三章 器の真実とは
2025/09/11 00:59
第十四章 炉の意志
2025/09/12 22:11
第十五章 帰る場所
2025/09/18 00:17
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