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「では、一週間だけお世話になりますが私のことはほぼ放置で構いません。
拝見させていただいたところ、ミネさんは忙しい身であるのでしょう。そこで自立するまで私の面倒を見てもらうのは、あまりにも肩身がせますぎます。」
「・・分かりました。では、とりあえず部屋にご案内します。
教科書は明日には届けさせましょう。」
「ありがとうございます。」
私がここまでミネさんにお世話になりたくないのは訳がある、さっきから部屋の隅に控えている女性達・・・多分メイド的な方々の目がやばいのだ。女性特有の嫉妬と憎悪の目である。口には出してないが「早くはなれなさいよ、デブ!」「何、落ちこぼれがミネ様の手を煩わしてるのよ。」的な何かが伝わってくる。
私の予測だがあながち間違っていないと思う。
多分、ミネさんに私は無謀なバカだと思われているだろうが確信があるから
あんな事を言ったのだ。何故かしらないが血の流れを癖で意識していたら
魔力というものを感じたのである。なんか、カイロの熱ぐらいの熱さを感じるので分かりやすい。で、こういった異世界にはギルドというものがあると思うのでそこに登録すればお金を稼ぐことは出来るだろう。




