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借金取りの元勇者と、借金まみれの元女勇者 Season2 番外編シリーズ  作者: HANABI


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第六話 減らない借金と、少しずつ変わるもの 短編4話

■ノアからの手紙

■猫の観察

■近すぎる距離

■終わった恋

の4編です。

  ■減らない借金と、静かな午後■


ノアからの手紙



リゼ、元気にしてるかな?


前の手紙から、急に連絡が取れなくなって、ずっと心配してたんだよ。


リゼは冒険者になってから、色んな場所を転々としてたけど、いつもちゃんと居場所を教えてくれてたよね。


だから、あの時だけぽっかり空いたみたいに何も届かなくて、すごく不安だった。


でもこの前、やっと手紙が届いて、本当に嬉しかった。

……ううん、嬉しいっていうより、ほっとした、かな。


新聞でリゼの名前を見るたびに、「ああ、頑張ってるんだな」って思ってたよ。


遠くにいても、ちゃんと前に進んでるって分かって、なんだか私も頑張らなきゃってちょっと思ってたんだ。


それと――魔王討伐、おめでとう。


無事に帰ってきてくれて、本当によかった。

……ほんとに、よかった。


子供の頃、いじめられてた私を守ってくれた日のこと、今でも覚えてるよ。

あの時のリゼは、私の中ではずっと変わらない――憧れで、大切な人で、ちょっとだけ王子様みたいだった。


でもね、その分だけ、心配でもあったの。

怪我してないかな、とか、ちゃんとご飯食べてるかな、とか。

遠くの空を見ながら、ずっと無事を祈ってた。


手紙に「しばらく同じ場所にいる」って書いてあったよね。


私、リゼと会って、いっぱい話したいことがあるの。


今度、そっちに会いに行ってもいい?


春になって、花が咲く頃なら、少し時間が取れそうなの。


ちゃんと顔を見て話したい。


……あと、ちょっとだけ、恋の話も。


また手紙、待ってるね。


体には気をつけて。


じゃあ、またね。


ノアより



夕方の光が、窓から斜めに差し込んでいた。

部屋の中はやわらかい橙色に染まっていて、外の喧騒もここまでは届かない。


ソファーの上で、リゼは一枚の手紙を両手で持っていた。

膝の上には猫が丸くなっていて、喉を小さく鳴らしている。


紙の擦れる音だけが、静かに部屋に溶けていく。


リゼの視線が文字を追うたび、表情が少しずつ揺れる。

懐かしさ、安心、少しの照れくささ。


「……王子様、って……」


思わず小さく呟いて、くすっと笑う。

猫が「にゃ」と短く鳴いて、顔を上げた。


リゼはその頭をそっと撫でる。


「違うよね、そんなの」


でも否定しきれないように、少しだけ目を細めた。


ページをめくる指が、最後の行で止まる。


「……春、か」


小さく息を吐く。

手紙を胸の前で閉じると、ぎゅっと大事そうに抱えた。


(会いに来るんだ……)


その事実が、ゆっくりと心に広がっていく。

嬉しくて、少しだけくすぐったい。


猫が体勢を変えて、膝の上で丸くなり直した。

その重みが、妙に心地いい。


――そのとき。


扉が、ぎい、と音を立てて開いた。


外の空気が、少しだけ流れ込む。


ヴァルクが入ってくる。

外套を脱ぎながら、いつもと変わらない足取りで中へ入る。


猫がすぐに気づいて、ぴょんと飛び降りた。


足元にすり寄る。


「にゃー」


ヴァルクはしゃがんで、自然な動きでそれを抱き上げた。

片手で軽く持ち上げて、もう片方の手で頭を撫でる。


猫は満足そうに喉を鳴らした。


そのまま、ちらりとリゼを見る。


ソファーの上で、手紙を大事そうに畳んでいる姿。

どこか、柔らかい顔をしていた。


ヴァルクは何も言わずに外套をフックに掛ける。


「……どうした」


短く聞く。


リゼは少しだけ顔を上げる。

嬉しさがまだ残ったままの表情だった。


「小さい頃からの、大切な友達なの」


「魔王を倒すのにバタバタしてたから……ずっと連絡できなくて」


手紙を軽く持ち上げる。


「やっと送れたと思ったら、今日これが届いたの」


少しだけ照れたように笑う。


ヴァルクはそれを見て、ほんの一瞬だけ目を細めた。


「……そうか」


短く言う。


「よかったな」


そのまま猫を抱いたまま近づいて、空いた手でリゼの頭を軽く撫でた。


いつも猫にするのと、同じ仕草だった。


何も考えていないみたいに、自然に。


そしてすぐに手を離す。


猫を床に降ろし、そのまま机に向かう。

紙を広げて、何事もなかったように仕事を始めた。


ペンの音が、静かに響く。


リゼはその場に少しだけ固まったまま。


ゆっくりと、自分の頭に手を当てる。


撫でられた場所をなぞるように。


(……猫と一緒?)


少しだけ、むっとする。

でも、完全に否定もできない。


猫が足元で満足そうに丸くなった。


リゼはそれを見て、ふっと息を吐く。


「……まあ、いいか」


小さく呟いて、もう一度手紙を胸に抱えた。



  ■減らない借金と、猫の観察■



冷たい風が、街の中をすり抜けていく。


低いざわめきと、食べ物の匂い、時々ぶつかる音が遠くで響いていた。


小さく体を丸め、石の影に身を寄せる。お母さんはいなくなった。兄弟も、気づいた時にはもういなかった。


二本足の大きな生き物が、時々目の前に食べ物を置いていく。でも別の二本足に見つかると、蹴られる。

だからその時は、全力で逃げた。


ネズミや虫を追いかけ、食べられそうなものを探して歩いた。でも今日は、何も見つからなかった。


お腹が空いて、体が重い。

震えながら石に体を押し付け、最後の力で鳴いてみる。


「みゃー……」


声は弱く、すぐに風に消えた。

時間なんて分からない。

ただ、眠くなっていく。


意識が沈みかけた時、足音がした。

静かな音。

他の二本足と違う。顔を上げると、影が落ちる。


大きい。怖い。

思わず後ずさる。

その二本足は、体を低くして、手の中に小さな火を灯していた。


少しすると、肉の匂いが広がる。

焼ける匂い。温かい匂い。

そのまま、目の前に置かれた。


警戒する。

今まで、痛くなるものもあった。

鼻を近づけ、何度も匂いを確かめる。


大丈夫そうだ。少しだけかじる。

柔らかい。止まらない。

気づけば全部食べていた。


顔を上げると、二本足は二つに増えていた。

もう一つは、柔らかい匂いがする。

笑っている。大きい方は無表情。


でも分かる。この二本足は、危なくない。


立ち上がる気配。ここで離れたら終わりだと思った。必死に鳴く。


「みゃー!」


少し止まる。もう一度鳴く。


「みゃー!」


大きい方が、もう一度しゃがんで手を出す。

言葉は分からない。


でも、その手に前足を乗せた。

持ち上げられる。優しい。体がすっぽり収まる。

胸の内側に入れられる。温かい。


固かった体がほどけていく。どくどくと音がする。

そのまま、眠ってしまった。


気がつくと、建物の中だった。

紙の匂いと、少し鼻に刺さる匂い。

柔らかい布の上に寝かされている。暖かい。


周りを見ると、大きな机と、紙を触っている二本足。もう一つは、何かを探している。

二人はよく話していた。なんとなく分かる。


この二人は、一緒にいる。


ここで暮らすようになった。

温かくて、ご飯もある。

言葉も少しずつ分かるようになった。


大きいのはヴァルク。小さいのはリゼ。

二人はいつも騒がしい。


僕は窓辺と紙の上と、ヴァルクの膝が好きだった。

膝に乗ると、どんな時でも手が伸びてくる。


紙の上は、寂しい時に乗る。

そうすると、どちらかが必ず構ってくれるからだ。

リゼも優しい。


よく話しかけてくるし、ご飯もくれる。

時々、いたずらもする。追いかけられるのも悪くない。


ある日、いつものように二人が机を挟んでいた。

僕は紙の上にいた。リゼが抱き上げようとする。


少し遊びたくなって、腕から抜けて上に飛ぶ。

高い場所。

下を見ると、リゼが慌てている。


「危ないよ!」


大丈夫なのに。椅子に乗って追いかけてくる。

尻尾を振ると、紙が滑り落ちた。


「にゃっ」


バランスを崩す。後ろに倒れる。

次の瞬間、腕に止められていた。

ヴァルクだ。動きが速い。


(早い……)


リゼはそのまま支えられている。

離れない。少し近い。


(……近いニャン)


二人は何か話している。

でも、動かない。顔が少し寄る。

鼻先が触れそうな距離。


(あれは……喧嘩じゃないニャン)


(でも……いつもと違うニャン)


リゼの胸の奥で、どくん、と音がした。


(早いニャン)


ヴァルクの手は動かない。

リゼも動かない。

少しだけ空気が変わる。


(……変だニャン)


(でも悪くないニャン)


ヴァルクがゆっくりリゼを下ろす。

その瞬間を見て、僕は動いた。高い場所から飛び降りる。


一直線にヴァルクの胸へ。


(今ニャン!)


片手で受け止められる―――もう片方にはリゼ。


僕はそのまま間に入り込む。

体を丸めて喉を鳴らす。


(ここが一番いいニャン)


リゼは顔が赤い。

ヴァルクは少し困ったようで、少しだけ笑っているようにも見えた。


二本足の考えはよく分からない。

でも、分かることがある。


この二人は、少しだけ前と違う。


(放っておくと危ないニャン)


(だから見ててやるニャン)


目を閉じる。ごろ、ごろ、と音がする。


(減らない借金はよく分からないけど)


(この場所は、悪くないニャン)


(ずっとこうなら、いいニャン)


静かな部屋の中で、三つの体温が重なっていた。



  ■減らない借金と、近すぎる距離■



ある日の午後。


午前中は曇っていたから、食料の買い出しに出ていた。帰ってきた頃には空気が湿っていて、遠くで雷の気配がする。


最近は料理もヴァルクに教えてもらっている。

今までは野営で食べられるものか外食ばかりだったけど、節約のために自分でも作れるようになりたいと頼んだのだ。


ヴァルクはあの大きな体からは想像できないぐらい器用だった。


最初は大変だった。


食器は割るし、砂糖と塩は間違えるし、油に指を突っ込んでさすがにあのときは怒られた。

でも少しずつ作れる料理が増えて、二人で食べる時間がなんとなく楽しくなった。


いつからかは分からないけど、ヴァルクが何を考えているのか、少しだけ分かるようになってきた気がする。


仕事でも、借金取りとはいっても街の人から相談事が舞い込んでくる。


ヴァルクは金には厳しいけど、折り合いがつけば手を貸すこともある。


泣いてる子供に飴を渡して親を探してやるのを見たこともある。

口数は少ないし意地悪だけど、悪い人じゃない。


――でも。


あの時のことを思い出す。

シーラの距離。あの自然な触れ方。自分の知らないヴァルクの過去。


そして――あのキス。


窓の外を見ると、いつの間にか厚い雲が空を覆っていた。

ぽつり、と大粒の雨が落ち始める。


店の中は妙に静かだった。

机に向かい帳簿をつける。ペンの音だけが続く。

けれど同じところを何度も書き直していた。


(……集中できない)

ペンを止める。

「……なんで、頭から離れないんだろ」

小さく呟く。指先がわずかに強張る。


猫が紙の上に乗る。


「みゃ」


「あっ、ちょっと」


抱き上げる。温かい。


(……落ち着く)


そのとき、扉が開く。ヴァルクが帰ってきた。

雨に濡れた外套を払う。


猫が腕から抜けて足元へ走る。


「みゃー」


「……濡れるぞ」


しゃがんで抱き上げ、頭を撫でる。いつも通りの仕草。


リゼはその様子をちらっと見る。


(……ほんと、いつも通りだ)


少しだけ胸がざわつく。

ヴァルクが立ち上がり、机の横へ来る。


「進んでるか」


「う、うん」


少し遅れて返事する。


横に立つ。距離が近い。紙を覗き込む。


「……ここ、ダブってるぞ」


「え?」


見る。同じ文字。


「……集中してないな」


「してるよ!」


「そうか?」


「そうだよ」


視線を逸らす。


(なんでバレるの)


少しの沈黙。

ヴァルクが息を吐く。


「ならいい」


机に手をつく。さらに近くなる。


(近い)


あの時の距離がよぎる。


「なに考えてる」


「な、なにも!」


「顔に出てる」


「出てない!」


「出てる」


「出てないってば!」


少しだけ言い合いになる。


そのまま――


「……どう思う?」


「え?」


「シーラのこと」


思考が止まる。


「ど、どうって……」


言葉が出ない。

ヴァルクが一歩近づく。

無言で肩に手を置く。軽く力をかける。

自然に、立たされた。


目線が上がる。

そのまま一歩下がる。背中が壁に当たる。


逃げ場がない。


影が落ちる。


「嫌だったか」


「ち、違う!」


即答。


(違うの?)


分からない。


ヴァルクがわずかに首を傾ける。


「そうか」


さらに距離を詰める。


「どう思う?」


低い声。


リゼは固まる。


「……わかんない」


正直な言葉。

一瞬、空気が変わる。


(……なんか違う)


怒ってるわけじゃない。

でも、何かが変わった。


ヴァルクの目が少し細くなる。


(……こいつ)


一歩踏み込む。


「逃げるな」


短く言う。


手首を掴まれる。

引き寄せられる。

距離が消える。


(え)


思考が追いつかない。

そのまま――触れる。


深く、逃げ場を残さないキス。


息が止まる。


目をぎゅっと閉じる。


心臓だけが暴れる。


(なに、これ)


一瞬、力が抜ける。


でも――


ドンッ


胸を押す。


動かない。


(かたい)


もう一度、強く押す。


腕がわずかに緩む。


距離が空く。

顔が熱い。


「な、なに!?なんで!?」


息が乱れる。

ヴァルクは何も言わない。

ただ少しだけ、満足そうな顔をしていた。


(なんか、悔しい……!)


でもそれ以上に


(心臓……おかしい)


「……意味わかんない!!」


ドアを開ける。

バンッ!!


そのまま走り去る。


静寂。


ヴァルクはしばらく動かない。


自分の手を見る。


(……なんだ今の)


分かっている。


でも、認めたくない。


目を閉じる。


戦闘に似ている。


でも違う。


確信。


(……まずいな)


「これは……本当にまずい……」


猫だけが、それを見ていた。



  ■減らない借金と、終わった恋■



夕暮れ。石畳の路地は昼の熱を少し残しながらも、風はもう冷たくなり始めていた。

遠くで酒場のざわめきが低く揺れている。


シーラは壁に背を預け、腕を組んだまま動かなかった。

視線は足元。長い影が伸びている。


(……何やってんの、私)


数日前の光景が頭に残る。

ヴァルクとリゼ。あの距離。あの空気。

自分の入る隙なんて最初からなかったみたいに。


「……は」


小さく笑う。乾いた音。


(分かってたでしょ、そんなの)


でも――胸の奥が少しだけ、ざらつく。

足音が止まる。


「……いた」


聞き慣れた声。

シーラは顔を上げない。


「探したぞ」


「そう」


短い返事。


「逃げるなよ」


「逃げてないわよ」


「じゃあなんで消えた」


「そっちが先でしょ」


視線を上げる。睨む。


「あの女と一緒にいたじゃない」


「違う」


「見たわよ」


「……あれは仕事だ」


「依頼で、貴族の娘の護衛についてた」


シーラの眉がわずかに動く。


「随分親しそうだったけど?」


「警戒させないためだ」


低く、淡々とした声。


「相手は狙われてた。下手に説明すれば、仕事ごと潰れる」


シーラは言葉を飲み込む。


(……ずるい)


責めるための理由が、少しだけ崩れる。


「そんなの……言わなきゃ分かんないでしょ!」


一歩踏み出す。


「勝手に決めないでよ!」


空気が張る。


ルースは目を逸らさない。


「シーラがいなくなって」


「……ぽっかり穴が空いたみたいだった」


静かな声。


シーラの胸が、わずかに揺れる。


「……あいつの所に行ってたんだろ」


「そうよ」


わざと強く言う。


「悪い」


予想外の返答。


「え?」


「俺がちゃんとしてなかった」


まっすぐな目。


「お前を責める資格はない」


シーラは一瞬、言葉を失う。

責められると思っていた。

でも違う。


(……なんなのよ)


胸の奥がざわつく。


ヴァルクの強さが一瞬よぎる。

でも同時に――ルースの、静かな時間も思い出す。


当たり前に隣にあったもの。

気づかなかった。


シーラは小さく息を吐く。


「……行かないわ」


ルースが顔を上げる。


「振られたもの」


軽く言ったつもりだった。

でも少しだけ、声が揺れる。


「でも、だからってルースとも戻れないわ」


距離を取ろうとする言葉。

その瞬間。


ルースが一歩踏み込む。


「勝手に決めるな」


間を詰める。


「俺とは、まだ終わってないだろ」


逃げ道がなくなる。


シーラの呼吸がわずかに止まる。


(……なによ、それ)


でも――嫌じゃない。

むしろ少しだけ、安心する。

次の瞬間。


腕を引かれる。


「ちょっ――」


そのまま抱き寄せられる。

強すぎない。

でも、逃がさない力。


「……どうして?」


「逃げるからだろ」


低い声。

シーラが黙る。


(……ほんと、ずるい)


体が、離れない。

ルースが少しだけ距離を緩める。

でも近いまま。


視線がぶつかる。


逸らそうとする。


その前に、顎に手がかかる。


軽く上を向かされる。


「まだ終わってないって言っただろ」


そのまま――キス。


深く、愛しさが溢れていた。

逃がさない意思だけが伝わってくる。


どちらからともなく離れる。

シーラが下を向く。


「……次はちゃんと教えて。秘密は守るから」


言葉が続かない。


ルースは静かに言う。


「わかった、ちゃんと言う」


シーラが顔を逸らす。

耳まで赤い。


「……ほんと、ずるい男」

小さく呟く。


でも――その場から動かない。

ルースが手を差し出す。


一瞬だけ迷う。


それから、シーラはその手を取る。

強くじゃない。

でも、離さない。


二人は並んで歩き出す。


距離は――前より、ほんの少し近かった。


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