第七話:潰し合い
───大阪港のとある倉庫にて───。
「おい、どうやら情報が漏れているようだ。」
と、一人の男が言った。
「分かってるよ。どうせ、金本だろ。」
と、もう一人の男が言い返した。
「そのうち殺すから・・・。」
一人の女が言った。
「いや、もう少し待て。」
とボスが言った。すると、青島愛美の夫が
「なぜですか。殺さないと、暴力団と組織の関係がばれますよ。」
と訊くと、ボスは、
「二年前に仲間が捕まってるんだよ。物々交換ということで使える。」
黒い眼鏡の男が、
「しかし、それではこちらの情報が漏れる。」
と言った。ボスはすぐさま言い返した。
「分かってる。察に返した後、死ぬようにする。」
「薬はもう出来ているよな。」
と女性に問いかけた。
「はい。一日後に死ぬように調合しておきました。」
と答えた。
「ありがとう。岬。」
とボスは言った。
「いえ。」
と、岬は言い返した。ボスは、
「食べ物に混ぜてばれるとやばいな。」
と顔をしかめていった。岬は、
「その心配は要りません。臭いは無いですし、無色透明で、粒が細かい
ですから。」
「あと、気化させることもできます。」
ボスは、
「それはすごいな。後から方法を考える。」
と、言い車に乗り込んだ。
───警視庁捜査本部にて───。
金本から連絡がきた。
「やばい。スパイが気付かれたようだ。いつもと動きが違う。」
小口は、
「今どこにいる。」
と言った。金本は小声で、
「大阪です。」
と言い返した。




