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薬物殺人事件  作者: 和竜
3/9

第三話:危機

警視庁捜査本部は、直ちに捜査員を集め防犯カメラを回収した

しかし、どのカメラにもその女性の姿は見当たらなかった。

 その十日後、警視庁の対策本部に電話が鳴り響いた。録音機

等は、早くから準備ができていた。早速その電話に出る──。

「今から三時間後に、東京タワーを爆破する。」

電話が切れた。女性の声だった。逆探知をしたところ、港区の

スーパーマーケットの公衆電話からだった。急いで、捜査員を

送り込ませた。そして防犯カメラを回収、直ちに女性が映って

ってないか調べた。しかし、そこに女性の姿はなかった。タイ

ムリミットは三時間。被害者を出すことは許されない。直ちに

東京タワー封鎖と同時に周りの地域も封鎖された。自衛隊出動

要請を出し、国土交通省など許可を得て首都高速封鎖。爆発ま

で一時間、こくこくと爆発する時間が迫る。爆発物処理班が到        

着。直ちに、探知機なおどぉ使い爆弾のありかを調べた。しか

し、なかなか見つからない。改めて、ガス検知管で調べてみた。

調べてみた。すると、展望台でものすごいシアン化水素の気体

反応が出た。残り五分。気体になっているためもうどうにも出

来ない。

「残念でした・・・。」

ある女性が、とあるバーでつぶやいた。指揮官が、

「離れろ。ガラスが飛び散るぞ。」

と言った。残り十秒。

「三、二、一、零。」

東京タワー爆破。展望台のガラスが飛び散った。幸いにも、犠牲者

はいなかったが、あまりにもひど過ぎる。

「っち。」

と舌打ちをして、バーを出て行った。翌日、警視庁は急ピッチで捜

査を開始した。警視庁の捜査本部は、直ちに捜査員を集め緊急テロ

対策会議を開いた。一方、白衣の女性は暴力団関係者のボスと車の

中で話をしていた。

「余裕ですね。」

と女性が言った。男は、

「察なんて所詮、ザコ。応援してますよ。」

と言い、女性を降ろし車を走らせ、その場から消えた。女性は、次

の殺人予告を警視庁の捜査本部に公衆電話から話した。

「次はJR山手線の池袋駅、午後二時五十分だ。」

彼女の声からは、とても余裕そうな表情が想像できた。対策本部は

自衛隊、東京消防庁に応援を要請した。警視庁捜査本部指揮官、小

口流は、

「これ以上は絶対に犠牲者を出すな。」

と喝を入れた。

──九月一日午後二時、池袋駅封鎖──。

東京消防庁は、述べ三千人の職員を派遣した。また自衛隊からは、

爆発物処理班、中央特殊武器防護隊の応援が来た。

「今度は何を使ってくるんだ。」

と鉄が不安そうにつぶやいた。池袋駅から半径三kmも封鎖した。

二時五十分。駅のホームでは何も起こることはなかった。翌日、女

性から電話がかかってきた。

「場所を変更します。東京ディズニーランドへ午前十一時に来てく

ださい。警察は手強いですね。だから少し卑怯な手を使いますよ。

ごめんなさい。」

と丁寧な口調で話した。今の時間は、

「午前十時五十五分・・・・。」

間に合うわけがない。



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