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妖精さん?に会いました。

リサに連れられて部屋にもどったら疲れがどっと出ました。大人におもちゃにされたら子供はこんなに疲れてしまうのですね。私も、子供と接する時気をつけなければいけませんね。


「お嬢様、シャルダン王子様は、やっぱりカッコいいですね。」


「そうかな?見た目は麗しい方だとは思うけどそれは殿下も兄様も同じじゃない?」


「あのクールそうで、実は子供好きと言うギャップがいいですよね。」


リサの趣味は、分かりません。私の髪を砥ぎながら言います。


「あ、でも、殿下も最近はなかなか、いい感じに育ってきましたよね。初めてお屋敷に来た時はなんて我儘な王子だろうと思ういましたが、まだ、生意気な所は健在ですがね。」


リサ、既に不敬罪の範疇ですよ。射程範囲も広すぎです。


「リサ、また、あなたはお嬢様の前でそんな事を言って‼︎また、一から叩き直さないといけないわね。」


マリーが凄い勢いで睨みながらいいます。

お爺様のお屋敷の侍女長のマリーは実はリサのお姉さんなんです。キリとしててリサもマリーも美人さん姉妹なのです。


「マリーあまり怒らないで、私もリサとお話ししてとても楽しいの。ねぇ、マリー、シャルダン殿下は、滞在されるの?あまりにも和んでたから聞きそびれてしまったわ。」


「シャルダン王子は、よくこちらのお屋敷に滞在していますからね。ご公務の合間を縫ってなので2〜3週間おきに4、5日泊まって帰られますよ。」


「お、多すぎではない?幾らご公務だからと言っても‥‥。仮にも隣国の王太子殿下ですよ⁈!」


「さぁ、私は詳しくは知りませんが、今回の討伐が関係しているらしですよ。なんでも、シャルダン国の兵も参加するらしくて。」


前世では、シャルダン兵が国内に入る事はなかったはず、大きな討伐があると言う事は、新たな交易路を作ろうとしているってことですよね。前世では、シャルダン国との交易手段は海路のみでした。

私の生きてきた前世と大きく違ってきています。

シャルダン王子と会うのも随分先の話なのですが‥。

ここに来たのもお爺様の指示ですよね。私はかの地に一度も来ないまま死んでしまうのになんだかんだ言いながらも殿下の修行まで引き受けていますよね。

 

どれも前世の出来事ではなかったはずです。お爺様に何かしらの意図があると思いますがここまで周りが変わってくると不安になってしまいます。


「でも、改めて思いましたが、お嬢様は確かに甘えるとか子供が好きな遊びは全くしませんよね。」


リサ、それは私が前世から目覚める前からですよ。元々、兄様も私もその手のことに対しては無関心でした。お父様のお客様が来た時に困った顔された覚えがあります。前世の記憶があっても無くても、変わった子供でした。


「面白かったら、鬼ごっこでもなんでもするわ。子供の遊びって限定される所で遊ぶのはいやなの。」


「お嬢様‥‥。擦れてますよ。」


「リサ!お嬢様に向かって失礼ですよ!!」


ほら、マリーが怒ってますよ。


次の日は、お爺様の予告通りお出かけに行きました。兄様と殿下と王太子は、討伐の練習に行っているらしいです。殿下が初めてと言う事で、二人はイヤって程の経験者らしいくお爺様が一緒じゃ無くても大丈夫?と思いましたが、お二人はかなり強いらしいし護衛のブルーラー家の騎士も同行なので大丈夫らしいです。

殿下、頑張れ!!(人事です。)


途中、屋敷近くの村により村長らしき人とお爺様打ち合わせです。異国の兵士も参加なので途中立ち寄るので宿と休憩するのに使わせて貰いたいと言う話をしていました。そっと窓からのぞいてます。うーん歳は、私と一緒、もうちょっと下かな?可愛い女の子です。村長の孫?なんか違うなぁ。


「お爺様、ちょっとだけ外に出でもいい?村を少し見たいわ。」


「村の中は、安全だから構わないが、村からは出ないでくれ」


「分かったわ、村からは出ない。」


外に出て、女の子を探した。直ぐ見つけたけど私の顔を見て逃げました。逃げたら追いかける本能で追いかけました。少し村から出てしまい川沿いまで来たところで女の子は立ち止まり振り返りました。


こっち向くとパァーと光に囲まれて多分ほんらいの姿でしょう、本でみた妖精みたいな姿になっていました。


「僕が見えるんだね。」


「僕?男の子なの?」


「どっちでもないよ。君、僕の事、見えるんだね。人間で見える子、初めてだよ。クンクン君、変わった匂いだね。人間と別の匂いもする。竜人?僕たちの匂いもほんの少しだけどするね。」


お爺様がお婆様の祖先に妖精の血も混ぜているような事言ってたの思い出しましたが、竜人も?竜人は聞いた事ありません。


「竜人の匂いっていう事は、王族の人?」


「まぁ、近いけど、王族ではないわ。」


「ふーん。追いかけてきたけど僕に用?」


「用はないけど逃げたから追いかけた。あなたは何者?」


「僕は妖精だよ。本とかでみた事ない?結構、有名人!!羽も生えてるし見た通りだよ。で、他に用件が無ければ僕もう行くよ。こう見えても忙しいんだ。」


今でも飛び達とうとしています。せっかちですね。


「ねぇ、まって、あそこで何してたの?」


「もうすぐ討伐があるって聞いて探りに来た。僕たちの守りが荒らされるといけないからね。でも、討伐の場所から遠いから大丈夫そう。君、他にも面白い匂いがする。僕、竜人は苦手だけど君はそれ以上に興味がある。また今夜遊びに行くよ。僕、忙しいんだ。じゃぁね。」


き、消えてしまった。

















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