戦後
普通に次の階への階段があった。あいつがラスボスじゃなかったんだな。
「とりあえず休憩しよう、さっきの分解がすげぇ疲れた。」
「お疲れ様、ここは魔物も出ないみたいだしゆっくり休んでて。」
50階層の作りはボスの居る正方形な大部屋一つにそれを挟むように階段を置くための小部屋があり、この階はあいつ以外の魔物は出ないみたいだ。それで俺たちは小部屋で休憩してるわけだ。
「ああ、少し休む。」
それから互いに交代で2時間ほど眠り今はメシを食っている。
「これからどうする、ここが今までの階層と作りが違うのは明らかだ。」
「うーん、とりあえず攻略するしかないんだけどペースは少し落とす?ここを拠点にして戻ってきて休むようにしても良いし。」
拠点か、あるなら良いに越したことはないんだが……。
あっこの肉っぽい葉っぱ美味い。
「ペースは落としても良いと思う、レベル……と言っても確認は出来んが、上げて今まで以上に安全をとるか。あと拠点に関してはやめとこう、ここが信頼出来るとは限らん。油断して寝込みを襲われたらまずい。」
「そっか、でも何処かで休憩を取らないと流石にきついよ。いつ限界が来るかも分からないし、少なくとも2人交代でしっかり寝て疲れを取っとこうよ。」
ダンジョン産の食料が売れるわけだよな、身体が回復していく気がする。
「そうだな食料もここまでの階層に割と自生してたから余裕がある、1日や2日なら問題はないだろう。」
それから俺たちは約2日間で休憩と今後の攻略方法をまとめた。
〜1日目〜
「正直言って涼太の前衛が最近危なっかしく感じるんだよね、大丈夫?」
「大丈夫だろ、そのうち慣れると思うぞ。」
「そうかなあ、あと今後の攻略で地図用の紙が足りないと思うんだけど。」
「最近は分解するのにも慣れたしインクと紙くらいなら出来んでもない。」
「じゃあこの休暇中に何枚くらい出来そう?」
「分からんが1〜10層の地図は分解しとく、その間に楓は休んどけ。」
「おっ、優しいねえ。じゃあお願いしようかな。」
「了解」
〜2日目〜
「案外早く終わったね、紙が真っ白だよ。」
「誰がやったと思ってんだよ、魔法すらも魔素に分解する俺だぞ。」
「ほんとに魔法職からすれば厄介だよね、君には勝てる気がしないよ。」
「いざ勝負になったら全方位から魔法発射されてジリ貧になるのはこっちだろ、チーターさんがよく言うよ。」
「ま、私も只者ではないんですよ。」
「只者だったら2人だけでここまで来れねぇよ。」
「そりゃそうだね、じゃあ涼太もそろそろ休みな。実は徹夜してたでしょ。」
「さあ、どうだろな。ま、疲れたのは確かだし休ませて貰うわ。」
と、そんなこんなで2日ほど滞在して3日目の今日出発だ
「うしっ行くか。」
「うん、ここまで多分2週間だよね、攻略ペースを落とすことも考えたらあと1ヶ月で出れると良いけど。」
「そうだな、まあ考えても仕方がない。どうせ出るんだから気にすんな。」
「また調子の良いこと言って、いつか失敗するよ。」
「へいへい、肝に命じておきますよ。」




