第2部。民斗、ナンパされる。
イギリス車のミニっていいですねぇ。
1959年にデビューして多くの人に愛された名車だと思います。
たぶん世界一有名な車だと(勝手に)思います。
俺と零奈は今姉ちゃんが運転する、
ミニクーパーに乗ってユニーに向かっている。
俺は助手席に、零奈は後部座席に、そして姉ちゃんは勿論運転席で運転している。
俺がなぜ零奈と座らないかと言うと、ミニの後ろに乗ると出るのが大変だからと俺は助手席の方が落ち着くからだ。
そんな事を思っていると、ミニが目的地に着いた。
姉ちゃんはミニを駐車すると「着いたよ」と言う。
俺はミニを降りてから、「よくこんなに小さいのに乗って来たなぁ」とよく思う。
本当にミニは小さい、駐車するとよく見えなくなる。
そして小さいのに小回りが利かない、そしてハンドルが重い、意外と大変なクルマだ。でも姉ちゃんはこのクルマに長いこと乗っている、だから色々変わってる。
ホイール、ハンドル、シート、シフトノブ(MT車)そして色、クーパーは白いラインが入っているが姉ちゃんのミニはそれが黒く、屋根も黒い、そしてボディーは白、俺はいいセンスだと思う。
そんな事を思いながら、俺達(女だが)はユニーの店内に入る。
昼過ぎの祝日だから混んでいる。
そして、姉ちゃんは「二人は何食べたい?」と聞いてくる。
俺はうどんが食べたかったが、姉ちゃんの借り物の服を汚してしまいそうで止めた。
すると零奈が「私、うどんがいい!」と言った。
姉ちゃんは「民斗はうどんでいい?」と聞いてきた、俺は「俺もうどんが食べたい」と言った。
姉ちゃんは「じゃあ、うどんにしようね」と言って、うどん屋に入って席に座ると俺はトイレに行きたくなって「ちょっとトイレ行って来る」と席を立とうとしたその時「私も」と零奈が立った。
俺と零奈はうどん屋の外のトイレに行った。
そして俺は女子トイレで用を済まして、うどん屋に戻った。
席に戻ると俺と零奈のうどんがあった。
姉ちゃんは「頼んどいたけど、それで良かった?」と聞いてきた。
俺は驚いた、食べたかった物だったからだ。
俺は「凄い、俺じゃない、私コレが良かったの」と言った。ちなみに俺を私に言い換えたのは、二人に「女の子で人前の時は私って言う」ように言われたからだ。
そんな事を思ってる時に「コレ、私が食べたかった物なの、お姉さん凄い!」と零奈が言っていた。
姉ちゃんは「そうなの、民斗が食べたい物はすぐわかったけど、零奈ちゃんが食べたい物はわからなかったわ、私って凄いのかな」と言った。
すると零奈は「お姉さんは凄いですよ」と言っていた。
そんな事があって俺と零奈は食べたい物が食べられた。
うどん屋を出て俺は姉ちゃんに「うどんで良かったの」と聞いた。
すると姉ちゃんは「うん、私もうどんが良かったのよ」と言った。
俺は「そうだったんだね」と言った。
そして俺は二人に着せ替え人形のようにされて、服を買ったもらった。
俺は「私が払うよ」と姉ちゃんに言った。
すると「ダメ、お姉ちゃんの私が払う」と言うとお金を支払った。
俺は姉ちゃんに「ありがとう」と言った。
そしてベンチに座り、俺の下着を買いに行った零奈を待った。
零奈が来ると俺は「シュークリーム食べたくない?」と言った。
二人は「食べたい」と答えると俺は二人に「待ってて」と言って買いに行った。少し並んでシュークリームを買い、二人の所に行こうすると、二人の男に声をかけられた「ねぇ俺達と遊ばない、ゲーセンで欲しい物取ってあげるから」と二人は言った。
俺はナンパって奴かなと思って「私、嫌です。
人を待たせてるので」と言った。
すると二人は「いいじゃん行こうよ」と俺の腕をつかんだ。
すると「あんたら私の妹に何してんの!」と姉ちゃんがきた。
二人は俺から手を離すと「お姉さんも一緒に遊ぼうよぉ」と姉ちゃんの腕を掴んだ。
俺はやったなと思った。
そして、姉ちゃんは「あんた達、妹と私にナンパしようなんて100年早いわよ!」と姉ちゃんが言った。
次の瞬間、男の一人が飛んだ。姉ちゃんに蹴られたのだろう。
すると、もう一人の男が「すいませんでしたぁ!」と姉ちゃんに土下座をした。
姉ちゃんは「あんた達のせいでねぇ、アイスが食べたくなったじゃあないの、どうしてくれるのよぉ!」と姉ちゃんは訳がわからん事を言った。
すると男は「今すぐ買って来ます!」ともう一人の男を連れてアイスを買いに行った。
俺は「姉ちゃん、コレ」と言ってシュークリームを渡した。
すると姉ちゃんは「うん、美味しい!」とシュークリームを食べて言った。
俺はさっきとは同じ人に見えなかった。
そして零奈は俺に抱きついて「お姉さんなのよね?」と俺に聞いた。
俺は「そっかぁ、零奈は知らなかったっけ。
姉ちゃんはね、昔、合気道を習ってた事があったんだよ。
だから強いんだ、ちなみに斉藤さんの知り合いに習ってたらしいよ」と言いながら俺は零奈にシュークリームを渡した。
零奈は「そっかぁ~だから民斗がナンパされたら私がやっつけるって言ってたんだね」と言うと俺に「シュークリーム食べないの?」と聞いてきた。
俺は「食べるよ。ここのシュークリームは美味しいからね」と言うと俺はシュークリームを食べはじめた。
するとさっきの男が戻って来て「買って来ました!どうぞ!」と言って姉ちゃんにアイスの入った袋を渡した。
すると姉ちゃんは「シュークリームも食べたいんだよねぇ!」と言った。
すると二人の男は「分かりました!」と言うとすごい早さで列に並んだ。
俺は「やり過ぎじゃないの?」と姉ちゃんに言った。
すると姉ちゃんは「やり過ぎかな?私はアイツらが民斗のようなかわいい子の手を握った事に比べれば軽いと思うわよ」と言った。
すると零奈が「そうですよ。
かわいい民斗の手を握った事に比べれば軽いですよ」と言った。
俺が「そんなモンかなぁ」と言うと零奈が「じゃあ私がナンパされたら?」と言った。
俺は「そうだな。軽る過ぎるな」と言うと姉ちゃんが「分かった?女の子の手を知らない男が握るのは罪が重いのよ」と言うとあの二人の男が「買って来ました!」と言うと姉ちゃんにシュークリームの入った袋を渡した。
姉ちゃんは「これに懲りたらもう二度とナンパはしないように!分かった?」と言うと二人は「わかりました!もう二度とナンパはしません!」と言った。
姉ちゃんは「分かったなら帰ってよし!」と言うと二人は「失礼します!」と言うとものすごい早さで見えなくなった。
いつの間にか見ていた人達に姉ちゃんは拍手をされて、お店の女の人から「あの人達を追い払ってくれてありがとうございます」と言われると姉ちゃんは女の人から何かを貰っていた。
ほかの人達からも何かを貰っていた。
姉ちゃんは「いえ、私は当然の事をしただけですよ」と言っていた。
その後、俺達にミニに乗って家に帰った。
家に帰ると姉ちゃんは「民斗、私なんか疲れたから寝る」と部屋に行ってしまった。
姉ちゃんは合気道は強かったのだが体がもたなくてやめてしまった、だから疲れているのだ。
俺と零奈は姉ちゃんが貰っていた弁当を食べていた。
俺は「零奈、時間はいいの?」と言った。
すると零奈は「いいよ。私、今日泊まりに来たからね」と言った。
俺は「そうなの?でもお母さんは?」と聞いた。
零奈は「お母さんが民斗君と泊まりでしょう?民斗君ならいいわよって言ってたわ」と言った。
ちなみに、零奈のお父さんは神奈川県に単身赴任している。
俺は「そうなのか俺って信用されてんだなぁ」と言うと零奈は「そうだね」と言った。
俺と零奈は弁当を食べ終わり、俺の部屋に今日買った服や下着を持って行った。
零奈ちゃんが民斗君とお泊まりする事になりましたね。




