001 雪野という男の子
これは花月が六歳の頃、葉月という女性の葬式で木崎家に訪れた時の話だ。
花月は幼心に葬式が誰かが死んだ時にするものだと知っていた。
お経が響く部屋、花月は後ろの方に父と母と兄、そして双子の姉、月花と共に座っていた。
前の方には祖父と祖母が、他のおじいさんおばあさんたちと共に座っていた。
正座をして、声を出さずにいることが耐え難くて、月花が足を崩したのを見て花月も足を崩した。
それに肩ほどある髪を後ろにきっちりと縛った父親の草路は、小声で言う。
「あらら、足しびれちゃったか」
「うん!」
声を大きく返事したのは月花の方だった。
そして、ほぼ同時に花月は静かに頷いた。
「こら、声を出すんじゃありませんよ」
母親である紫は、二人をしっかり見て小声で叱った。
「はーい」
月花はそう返した。
「もう少しだと思うから。足崩してもいいから我慢してね」
父親のその言葉に、二人は返した。
「うん」
「はい」
「実はお父さんも足がしびれているんだよね」
「そうなの? 父さんも足伸ばしたら」
「それはさすがにね。僕は大人だからちゃんと正座はしておくよ」
「そうかー」
そう答えた後、月寡は兄の方を見た。
「兄さんは足しびれていないの?」
「え、あ、大丈夫ですよ、月花」
兄、季流は先ほどから目をつぶって真剣にお経の声を聞いている様だった。
「兄さん、もしかして寝てたの?」
「いえ、ちゃんと聞いているんです。今日はとても大事な人の死を見届ける日ですからね。月花もふざけてはいけませんよ」
「はーい」
その後、季流は再び何かを祈るように目をつぶった。
そんな光景を観察していた花月は、母に言われたとおりに声をださないよう、そして兄に言われた通りにしっかり誰かの死に向き合う事にした。
そしてしばらくしてからだった。
そっと、後ろの襖が開かれるのを花月は確認した。
あれ、誰か来た……
髪の長い、男の子……?
花月は内心で呟き、周りも彼に気づくとざわめきだした。
「あれが……そうなの?」
「そうらしいわよ」
そんな声が聞こえだし、
「どうしたの?」
月花はそう言い、男の子の方を向いた。
「あの子、誰?」
男の子はそっと花月たちの横を通り過ぎると、前の方に向かって歩き出した。
その時、父は言った。
「あの子は、この家の子だよ。わけあって部屋で寝かされていたんだ。今日亡くなったのはあの子の姉で……かわいそうに……」
父は何か言いづらそうに言葉を詰まらせる。
その時だった。
「いやだ……」
男の子は前の方に立ち、そう言葉を漏らす。
それは次第にひどくなり、彼は泣き叫んだ。
「いや……いやだ。いやだ、いやだ、いやだ、いやだ……」
「父さん、彼は悲しんでいるの?」
「そうだね。それだけではないかもしれないね……彼は今ひどく不安なはずなんだ」
そう言う父の言葉に花月は男の子の方を見た。
「いやだ、こんなのいやだよ。いやだ、いやだ、いやだ、いやだ――」
花月は、いつまでも泣き叫ぶ男の子の事を助けてあげたいという気持ちになっていた。
それと同時に周りの彼に対する違和感を持つ。
なぜ、誰も彼を助けないのだろう。
花月は思った。
そんな間にも、時間は過ぎていく。
「ねえ、誰かあの子をどうにかしないの?」
「それは許されていないわ」
「そうね。このまま泣き止むのを待っていないといけないかしらね……」
そんな使用人の会話が聞こえてくる。
いつまで、みんなは彼を放っておくつもりだろうか。
もう時間はだいぶたった。
彼の泣き声は叫び声へと変わっていく。
崩れ落ちて、その場に座り込んだ彼の姿。
「やぁああああああああああ! ああ! うぁ、やだぁああああああ!」
もう見ていられなかった。
そんな時、季流が立ち上がる。
「兄さん?」
「季流どうしたんだい?」
月花と父が季流にそう聞いた。
すると彼は一言こう言葉を漏らした。
「ちょっと、行ってきます」
そして男の子の方へと動き出す。
その後の兄の行動を花月はしっかり捉えていた。
泣き叫ぶ男の子の近くまで来た季流は彼の頬へと手を振った。
パンッ!
という音が部屋に響きわたり、一瞬だが人の不穏な声は止み再びお経の音だけ聞こえるようになった。その後に彼は言った。
「男の子がそんな風に泣くもんじゃありませんよ」
「……」
男の子は泣き止み、季流の方を見上げていた。
「立てますか?」
「え、あ……うわ」
男の子はよれよれの状態で、季流は彼をささえて立ち上がらせた。
「つかまってなさい」
「……」
そしてその後、男の子は季流によって部屋から連れ出されていった。
彼に注がれるたくさんの視線。
それに彼は、
「うっ……」
と、声を漏らしていた。
その時に花月の横を通った男の子の目は赤く腫れているのが分かった。
彼はなぜあんなにも泣いたのだろう。
ただ、姉が亡くなって悲しかっただけだろうか?
周りはなぜ彼を冷たい目で見るのか、誰も彼を気にかけない様にしていたのは何故だろう。そして、彼はいったい何者なんだろう。
どうして、お兄さまは彼を連れて行ったのだろう。
花月は初めて雪野を見てそう思ったのであった。
葬式の終わりごろ、季流は部屋に戻って来た。
それに、真っ先に母が彼に言葉をかける。
「あんた、何してんだい」
「いや、ちょっと、あの子に伝えたい事がありまして」
「あの子とは関わったらいけないって言われているだろう。なのに、余計な事をして」
関わってはいけない、そんな声が聞こえ花月はなんでなんだろうと首を傾げた。
「花月、どうかしたの?」
「ううん。何でもないよ、月花」
そう返した後に季流の声が続く。
「余計な事ではありませんよ。あの子、あの様子じゃ、これからまともに生きていけるはずがないですよ。まだ幼いのに……いろいろ分からずにそのまま放っておかれたらあの子は心が壊れてしまいますよ」
「だからって、お前がなぜ赤の他人を気にかける必要があるんだ」
「赤の他人かもしれませんが、自分に全く関係はなくはないんです。葉月の弟で葉月は彼の身代わりに亡くなった。だから、その事をあの子に伝えておきたかった」
花月はその言葉を聞きもらさなかった。
男の子の身代わりで葉月という女性は亡くなったと言う兄の言葉。
だから、自分のせいで姉を亡くした男の子はあんなにも泣きじゃくったのだろうか?
だから皆、彼をせめるように関わらないようにしているのだろうか?
「お前そんな事であの子に近づいたのかい。それじゃあ、逆に彼を傷つけているもんじゃないか」
「そうかもしれませんね。私は真実を伝えました。それと同時に生きてほしいことも伝えました。全て、私の勝手な行動かもしれません。しかし、どうしてもそれだけは伝えておきたかった」
そこで父が季流と母の間に割って入る。
「まあまあ、その話はまた後でしよう。季流は葉月ちゃんに思いれがあったからね。余計にあの子の現状を気にかけてしまうんだよ。私だって、風習だからといってあの子をあのまま放っておくことはできなかったよ。季流が行かなければ私があの子を連れ出していたところさ」
「それを聞いて、お前にも説教が必要なようだと分かったよ。草路」
「え、なんで……まあ、落ち着いて紫。その話はさ、後で後で。今は葬式中だからね。静かにお喋りせず座っていましょうね」
そう言って父は母をなだめた。
母はため息をついて、前の方に顔を向き直した。
葬式が終わったのは、それからすぐの事だった。
皆がバラバラに立ち上がったり、足を延ばしたりしていた。
花月は真っ先に疑問を父に投げかけた。
「お父さま、さっきの男の子は何者なの? なんでみんな彼の事なんだか関わらないとかそういうことしているの?」
すると返ってきた答えは、
「花月は彼の事が気になるのかい?」
「はい」
「私もあの泣いていた男の子気になるよ」
と、月花も言ってくる。
父はこう言った。
「そうだね。花月にはまだそのことを知るのは早すぎるから、少ししか言えないけど……彼はこの木崎家で特別な人間だね」
「ちょっと、二人になに言おうとしてるんだ!」
母は、父が男の子のことを話そうとすると止めに入る。
それに父は、
「大丈夫、細かいところは言わないから」
そう言って、どうやら詳しくは教えてはくれないようだ。
「男の子は特別な人間なの?」
花月は聞いた。
「そう、この木崎家では男子は長く生きられなかった。でも彼は生きたんだ。そういう意味で特別なんだよ」
「そうなんだ……」
父の言葉はなんだか不明瞭でもっとその先にも言葉が続いているようだと思った。
花月は次にこう聞いた。
「あの男の子はなんていうの? 今どうしているかな?」
「あの子の名前は雪野くんだよ。今は外の方にいるんじゃないかな? ねえ季流、彼はどこにいるのかな?」
「さあ。最後に分かれたのは縁側の方ですが、まだいますかね」
それを聞いて、父は言った。
「それじゃあ、縁側の方に行ってみようか」
こうして家族五人で縁側の方に向かうと、彼はいた。
横になっているその様子を目にし、急いで父は駆け寄った。
「あれ、どうしたのかな? もしもしー?」
そして雪野という男の子の肩をゆする。
僅かだが彼から寝息が漏れていて、季流は次に言った。
「父さん、寝ているだけですよ。だからそのまま寝床まで連れて行ってあげましょう」
「そうか。寝ているだけなのか……よかった」
父と同様に兄は僅かに安堵した表情を見せていた。
「あれ、その人形は……?」
父は雪野のそばに横たわっていた和人形に気づいた。
母はいかにも嫌な顔つきをした。
「それって……」
それに季流は説明する。
「あーそれは、あの木崎家に伝わる例の人形ですよ」
「なんで、季流がそんなこと知っているんだ?」
人形……
ここで新たなキーワードが出てきた。
花月はその後の兄の言葉を聞いた。
「葉月から聞いていたんですよ。人形は持ち主を選び付きまとう。今は葉月から彼に人形は継承された。そのことは雪野くんにも言っておきました」
季流がそこまで行った時だった。
「ほう、人形はついに男子を選んだと言うのか」
後ろを振り向くと、そこには髭を生やした老人が立っていた。
他にも祖父や祖母の姿やぞろぞろと親戚一同が縁側前の廊下を通ってきていた。
「それに、我々にも人形の姿が見えるとは……これは一大事じゃ、皆の者よく聞け! 急きょ夏川家と木崎家との話合いを行うことにする」
そう言って、髭を生やした老人は歩き出し去っていった。
それに続くようにして親戚たちも動き出す。
それを花月は眺めてから、雪野の方へと顔を向けた。
大人たちの言動から、雪野という男の子のこれからが心配になった。
これからも彼は葬式の時のようなあんな扱いを受けるのだろうか。
花月は雪野の悲痛な寝顔を見て、そう思った。
「とりあえず、この子をここから移動させようか」
父はその後、雪野を担いで寝床まで運んだ。
花月たちはそれについていった。
夜の事、夕食を済ませた夏川家の者たちは親たちだけの話があるという事で子供の花月と月花は自分達に割り当てられた部屋でいるように言われていた。
そして、二人のお守りとして兄も一緒にこの部屋にいた。
「お父さんたち、なんの話をしているのかな?」
月花は聞いてきた。
「さあ、なんの話かな?」
亡くなった、葉月という女性の事で話しているのだろうか?
それともあの男の子の事だろうか?
確かあの人形を見て、お父さまもみんな顔色を変えた。
あの人形が何か関係しているのだろうか?
それに季流は答えた。
「たぶん、この木崎家のこれからとか、雪野くんの話をすんじゃないですかね?」
「気になっていたけど、あの男の子は何者なの? お父さんは特別って言っていたけど、それだけじゃよく分からないよ」
月花の質問に季流はこう答えた。
「まあ、特別は特別です。まだ、幼いあなたたちには言えないことなんですよ」
「兄さんは教えてくれないの?」
「私も言いませんよ。その代りに絵本を読んであげますから、もう寝なさい」
「えー」
その後、三人でたわいない話をしたり、兄の絵本を読む声を聞いているうちに時間はたち、次第にお互いにうとうとしだす。
そして花月たちはいつのまにか眠っていた……しかし途中で目が覚めてしまった。
その時はまだ真夜中のようで兄も右横で寝ており、また左横からは月花の寝息がすーすーと聞こえてくる。
そのまま、暗闇の中でじっとしている事ができず花月は部屋の外へと抜け出した。
「お父さまたちはどんな話をしているんだろう……」
その事が気がかりで、花月は木崎家の部屋を順番に回っていった。
その途中で男の子の部屋にもよった。
すると大人たちが彼の部屋に入り、彼を連れて行くのを見かける。
花月はその後を見つからないようにそっと後をつけていった。
「僕をどうするの? ねぇ、おじさんたち! ねぇ!」
雪野は声を荒げて抵抗する。
それに右側にいる背の高いおじさんは言った。
「さっさと歩け! ガキ!」
「ちょっと、この子はいない者として扱うように言われているでしょ。あんたはただこの子を総一郎様の所まで連れて行けばいいの」
おじさんの隣にいた髪の短いおばさんはそう言葉をかけた。
いない者……?
「なんだよ。そんな風習、どうでもいいだろ」
「そう思ってもだよ。特殊畏能力家に属している私たちだからこそ、こういう事態には厳密に対処すべきだ」
「どう見てもこいつ生きているじゃないか。死んだとかいう話は何かの間違いじゃないのか? それなのにいない者扱いとかばかげている。というかこいつかわいそうだよな。父上も何考えている事やら」
花月はその場で首を傾げた。
雪野という男の子がもう死んでいると言うおじさんの言葉。
何を言っているんだろうと思った。
彼は確かに生きていた。
彼は言葉を話していた。
泣いていた。
そして、寝ている時に気づいたが呼吸をちゃんとしていた。
それは生きている証だった。
それなのに、もう死んでる……?
花月は訳が分からなくなった。
「さあね。総一郎様には当主なりにいろいろ考えがあるんだよ」
花月がいろいろ考えているうちに、ある部屋へとたどり着く。
「さあ、入れガキ」
「ちょっと、あんた。だからこの子に話しかけない!」
「はいはい、分かってるよ」
そう言って、中の方へ入っていく。
花月はすぐ襖の近くに駆け寄り、そっと耳をあてた。
「連れてきたか、裕次郎」
「はい、父上」
先ほどの背の高いおじさんは裕次郎という人のようだ。
そのおじさんに話しかけたのはさっき縁側にいた髭の老人だと花月は声で分かった。
彼が総一郎様と呼ばれていることから、どうやら偉い人なのだろう。
「しかし、この子供を連れてきたはいいが、この後、どうするつもりなんですか? 見たところ普通の子供にしか見えませんけど……」
「そうだな。普通の子供にしか見えんだろうが、その子供は危険だ」
「危険って、どう危険なんです?」
「今に見ていれば分かる。皆、その子供を押えつけろ!」
え!?
「何をしておる。さっさとせんか!」
「押さえつけるって、父上。そこまでしなくていいのでは?」
「その子供は葉月を殺した化け物だ。さあ、皆その子供を押さえつけろ!」
花月は雪野の事が気になって、そっと襖をほんの少しだけ開けた。
そこからのぞき込むと、自分のすぐ近くには使用人の姿があって、中央の方で大人たちは雪野という男の子を囲んで押さえつけていた。
皆、男の子の方に視線を向けていた。
雪野は自分の家族の名前を呼んだ。
「やだ、やめて。お母さん、お父さん助けて。おじいちゃん、おばあちゃん!」
そんな雪野に彼の家族と思われる人たちは彼を守ろうとしない。
そんな光景を目の当たりにして花月は怖くなった。
その怖い光景の中に自分の親たちもいる。
お父さまやみんなはなぜ彼をあんな目にあわせているのだろうか?
彼の事を危険だと言って、なぜ不穏な空気を漂わせながら見ているのだろうか?
総一郎と呼ばれる髭を生やした老人は次にこう告げた。
「今からその子供、木崎雪野を殺す」
殺すと言う言葉に花月は自分の耳を疑った。
雪野はその瞬間、叫んだ。
「い、いやだぁああああ!」
うつぶせになった彼は逃げようと必死にあがこうとしていたが、その習慣にも総一郎は動いていた。
花月は総一郎の手の持たれた小刀を見る。
それは振り上げられ、
「いやだ、いやだぁあああ、いやぁああああああああ!」
はだけてあらわになった彼の背中へと一直線に落ちていった。
それはとても恐ろしい光景だった。
一瞬だが、彼と目があった気がした。
そんな彼の表情はひどく恐怖にゆがんでいて、まるで助けてとこちらに向かって言っているようであった。
瞬間、
「うがぁあああああああああ! あぁああああああああああああああ!」
雪野の絶叫と血が飛びかう。
それと同時に花月も声をあげた。
「きゃあああああああ!」
その後どうなったかは、花月は知らない。
彼女はその瞬間、気を失ったのだ。
父が駆け寄り、兄がその場にきたこと、それも気づかなかった。
目が覚めたのは朝だった。
月花はすでに起きているようで、こちらを覗き込むように言葉をかけてくる。
「おはよう。花月」
花月はすぐ昨夜のことを思い出し、怖くなった。
「おは、よう……月花……」
「花月どうしたの?」
花月は雪野の心配をした。
彼は大丈夫なのだろうか?
あのまま刺されて……亡くなったのだろうか……?
この家系ではこんなこともあるのだろうかと思い、また怖くなった。
震える花月はついに泣いてしまった。
それを見た月花は、
「お父さん、大変、花月が泣いている」
そう言って、近くで寝ている父親を起こした。
父は目覚めるとすぐ花月を抱き寄せた。
「昨日は怖いところを見せてしまったね、花月」
「怖かったよ、怖かったよ……」
月花はこちらの様子を心配そうに見てくる。
「大丈夫、大丈夫。あれは夢だから。あれは全部夢だったよ。花月は夢を見たんだ」
「そうなの?」
「ああ」
「あの男の子は生きているの?」
「ああ、生きているよ。なんなら見てくるかい?」
「うん……」
雪野の部屋に行くと彼は寝ていた。
「ほら、ちゃんと生きているでしょ。って、花月……!」
花月は彼にすぐ近づいた。
そして、彼の呼吸を確かめる。
「ちゃんと、生きている……息をしているよ、お父さま」
「そうだね。そりゃあ、生きているからね」
「そうか、生きているからか……」
花月はホッとしたように息を吐いた。
「じゃあ、昨日見たのは本当に全部夢だったんだね」
「そうだよ。ただの夢さ」
「よかった」
父はあの時、嘘を花月に言った。
今となっては花月もあれが夢でない事は分かっている。
それは、雪野と再び会う事になる日から少しずつ確信していった事であった。




