65.電設のヒデオさん、パンを食べる。
主人公視点に戻ります。
ヘビの魔物の襲来の翌日です。
そしてまた朝が来た。希望の朝だ。
「……朝日って、こんなに眩しかったんだなぁ……」
朝を迎えられて良かった。
昨日はどうなるかと思ったが、どうにか乗り切った。
代償は大きかったが、生きて家まで帰って来れた。
「……しばらく安静にさせないと……」
どうにか乗り切ったが、代償は大きい。黒夫の足は折れ、魅雪の鼓膜は破けた。
二人とも人間離れした身体能力の持ち主なので、おそらく免疫力や回復力も普通の人間より上だろう。それに、子供は細胞が若く、外科的な傷の治りが早い。放って置いても、いずれは治るはずだ。
きっと、治る。そう信じて、治るのを待つしかない。信じて待つ事しかできない。
回復ポーションは持ってない。治癒魔法は使えない。医者はいない。医者の真似事をしようにも、碌に知識も技術も持ってない。
子供達が負傷しているのに、治せない。
こんな時、勇者級の身体能力なんか、クソの役にも立たない。泣きたい。
子供達は、泣き言一つ、言わなかった。大人が泣いてる場合では無い。
「……できる事が無いんだよなぁ……」
せめてフェアがいてくれれば、何かできる事がありそうな気がするのだが、今は不在である。魔物を酔い潰してすぐ、過労で倒れた。
自分の指示を待たなくても良いと指示した結果、自分の指示を待たずに無理したらしい。12時間休養中。
ちなみに、酔い潰れた魔物は、そのまま置いてきた。
神話とかだと、神剣とかでスパッと首を切り落としたりしてるけど、あんなん絶対無理だわアレ。人間の胴より太い首とか、どうやって切りゃいいのよアレ。ぶっとい丸太でも切るみたいにノコギリでギコギコしろってのか。そんなん絶対に途中で起きて反撃されるわ。無理。絶対無理だわアレ。一本でも無理。しかも十本もあるし。無理無理。触らぬ神に祟りなし。
まあそれはともかく。あっちもこっちも満身創痍で疲労困憊な感じだが、不幸中の幸い、ムチムチさんは無傷だ。それだけは本当に良かったと思う。
初めて会った日の姿は、今でも網膜に焼き付いている。もう二度と、あの人に傷を負わせたくない。
「……とりあえず、朝飯の用意するか……」
できる事が無くても、腹は減る。
生きている以上、食ってクソして寝る必要がある。
腹が減るのは、生きている証だ。生きてて良かった。
適当に身支度を済ませて、玄関を出る。
ドア、外れっぱなし。フェアが休養中なので、修理したくても修理できない。
自分だけでは何もできない事をこんな所でも再確認させられて、地味に凹む。
庭に出る。壊された柵なども、今は修理できない。
ペシャンコの柵を越えて、隣のコンビニに向かう。
コンビニ、建屋が壊れたまま。駐車場はヒビ割れている。今は修復できない。
自動ドアは、壊れて開きっぱなし。そのまま入店する。
「イラッシャイマセー」
「あ、どうも」
店員さん、無事だった。いつもの機械音声を聞くと、何だかホッとする。
店員さん、床掃除してた。ホウキとチリトリ持ってた。アナログ掃除スタイル。
強面な店員さんが掃除しているのを見て、ちょっとホッコリした。
「……パンだけってのもアレだし、他にも何か買うか……」
買い物カゴを片手に、店内をぶらつく。少々荒れているが、買い物に支障は無い。
パンの棚から、4枚切りの食パンを取る。買うのは1斤だけ。
お湯に溶かすだけの粉末コーンポタージュ。成分表を確認。問題無し。4人前。
ついでにヨーグルト。4個1パック。アロエの果肉入り。健康に良さそう。
「これください。あとレジ袋もください」
「毎度アリガトウゴザイマスー」
自分がレジに着く前に、もう店員さんはスタンバってた。
さっきまで掃除してたはずなのに、ちょっと目を離した隙にレジで待機済。デキる店員さんである。
「アリガトウゴザイマシタ―」
お会計0円。全品10割引きキャンペーン継続中。
店員さんの挨拶を背に受けながら、家に帰る。
「ニンゲン!」
「おじちゃん!」
「ぐぇっ!?」
玄関に入ってすぐ、腹にタックル食らった。
「勝手にどこ行ってたんだ!」
「フラフラしちゃダメなの!」
黒夫と魅雪だった。
「またいなくなったのかと思っただろ!」
「もういなくなっちゃダメなの!」
「いや、ちょっとパン買いに行ってただけなんだけど……」
「それならそう言え!何も言わずにどっか行くなんて許さないぞ!」
「おじちゃん、前に言ってたよ!ホーレンソーが大事って!」
「お、おお、報連相か。……いや、お前達、寝てたし。それに、本当にちょっとそこまでパン買いに行っただけなんだけど……」
「ちょっとでもダメなの!」
「ニンゲンはすぐ変な事するからダメだ!」
左右から胴体を締め上げられながら、左右から非難された。声と目付きが厳しい。
なんか子供達からの信用度が激減してる気がする。
これはアレか。やっぱり、完全に物扱いしてブン投げたのが悪かったのだろうか。それとも、空飛ぶマヌケ面を見て笑ったのが悪かったのだろうか。あるいは、治療では全くの役立たずなせいで失望されたのだろうか。
そこまで考えて、不自然な事に気付いた。
「って、黒夫、歩けるのか!?足はどうした!?」
「ん?治った」
「治った!?」
「寝たら治った」
「寝たら治った!?一晩寝ただけでか!?」
「なんだよ。うるさいぞ、ニンゲン。どうでもいいだろ、そんな事」
「いやどうでも良くないんだけど!?」
折れた足、一晩で治ってた。普通に立って歩いてた。
驚く自分をよそに、黒夫と魅雪はキョトンッという顔してた。
「おじちゃん、どうしたの?そんなに大きなお声出して」
「いやどうもこうも――……って、魅雪、耳聞こえるのか!?」
「ん?聞こえるよ?それがどうかしたの?」
「まさか魅雪も一晩で治ったのか!?」
「何言ってるの、おじちゃん?ボク、ずっと元気だよ?」
「いや昨日は耳聞こえなくなってたよね!?」
破れた鼓膜、一晩で復活。普通に声が聞こえてた。
声は聞こえてる、はず。会話は成立してないけど。
ともあれ、二人とも回復が早すぎる。ほとんど魔法の域だ。
「……まあ、治ったんなら、いいかぁ……。うん。良かったよ、治って。うん」
この際、もう何でもいい。良かった良かった。
黒夫と魅雪が治った。その事実こそが最重要事項だ。他は些末事だ。知らん。
「それじゃあ、黒夫。俺の靴下返してくれ」
「……………………えっ?」
昨日、黒夫の足の骨折の応急処置をする時に、自分の靴下を脱いで使った。壊れたバイクから適当に部品を取り、添え木の代わりにして靴下で適当に固定した。
本当なら、家に帰ってから、もう少しマシな処置をするつもりだった。しかし、昨日は全員、気力が限界だった。改めて処置する余裕なんて残ってなかった。
家に帰って、そのまま気絶するように寝た。夕飯も食べず、風呂にも入らず、歯も磨かずに寝た。芋ジャーに着替える気力すら無く寝た。
寝て起きたら、もう治ってた。
「それと、魅雪も。シャツ返してね」
「……………………えっ?」
昨日、魅雪の耳から出血していたので、インナーのシャツを脱ぎ、耳を覆うようにして頭に適当に巻いた。こちらも、その場しのぎの適当な応急処置だった。
家に帰って寝て起きたら、もう治ってた。
「嫌だ!」
「ヤなの!」
「いや何でだよ。治ったんなら、もういらないだろ、それ。ほら、返せ」
「これはオレの物だ!」
「これボクのなの!」
「いや俺のだからそれ」
靴下もシャツも、召喚された際に身に着けていた品である。所有権は、当然、自分にある。
それなりに大事な品なので、あげられない。一時的に貸すくらいならいいけど。
取り返そうと、手を伸ばした。
「こら、返せ。……このっ!?」
取り返そうと手を伸ばしたが、かわされた。
「ふふーん!取れるもんなら取って見ろ、ニンゲン!」
「おじちゃん、予備動作が見え見えなの!動き甘々なの!」
体調が万全なら、身のこなしは二人の方が上。駄々をこねられると、正攻法では取り返せない。
実に面倒臭い。
こんな事なら、もうしばらく安静の必要な体調だった方が良かったような気がしなくもない。健康体すぎるのも考えものだ。
「……ったく、チビどもが。手間かけさせやがって……」
ああ、まったく、面倒臭い。
あんまりにも面倒臭くて、ニヤケそう。
ニヤケそうになる口元を引き締める。
子供にナメられてニヤケていたら、更にナメられる。
ここは大人の威厳を示す時。大人にしか使えない禁じ手を使おう。
「黒夫、魅雪。返さないならメシ抜き」
「「ええっ!?」
「その代わり、ここで今すぐ返すなら、朝飯にコーンポタージュを付けてやろう。甘くてうまいスープだぞ」
「「……っ……」」
「ついでにヨーグルトもサービスしてやろう。今すぐ返すならな」
初手、メシ抜き宣言。
からの、ご褒美2連撃。
「……わかった。返す」
「……これ返すの」
「そうだ。それでいい」
あっさり落ちた。
所詮はお子様よ。実にチョロい。
全部コンビニで10割引きで手に入る商品ばかりだという事は、あえて言うまい。言わぬが華だ。
「……ふわぁあぁぁ~……」
黒夫と魅雪をあしらっていると、ムチムチさんが和室から出てきた。
「おはようございます、ムチムチさん」
「姉ちゃん、おはよ」
「お姉ちゃん、おはようなの」
「……ぉはよぅ~……」
いつもの通りの寝ぼけ眼。いつもと変わらぬ至高の美貌。ワイシャツ姿のまま寝たはずなのに、ワイシャツはいつも通りバリッとしていた。
なまじワイシャツがバリッとしているだけに、いつもの寝起きの表情が、いつも以上に緩んでいるように見えた。
本当に、無事で良かった。この人の緩んだ表情を見て、つくづく思った。
ようやく、無事に帰ってこれたのだと本当に実感できた気がする。
「……ヒデオ殿ぉ~……」
「ちょっ」
寝ぼけたムチムチさんが、しなだれるように抱き着いてきた。
いつもは寝ぼけていても、ここまでは寝ぼけない。
きっと昨日の疲れが残っているのだろう。
「シャンとしてください。ほら、まずは顔洗ってきてください」
軽く肩を揺すって起こす。
揺すっても起きない。
益々寝ぼけるように抱き着いてきて、グリグリと額をこすり付けられた。
「……ヒデオ殿、無事だぁ……夢じゃなかったぁ……良かったぁ……」
「……………………」
「……ふふっ……本当に、無事で良かったぁ……ぐすっ……」
何かを噛み締めるように、しみじみ言われた。
気が付けば、ムチムチさんの肩がわずかに震えていた。
「……ニンゲン。もう勝手にどっか行っちゃダメだぞ」
「……フラフラしちゃダメだよ、おじちゃん」
ギュウッと胴体を締め上げられた。
苦しい。
苦しいのは、生きている証だ。
本当に、無事で良かった。
「……っ……」
しみじみ実感していると、その音は聞こえた。
地の底から魔王が這い上がってくるような、不吉な重低音。
「はははっ、この音を聞くのも久しぶりな気がしますね」
「……す、すまない」
グゴゴゴゴゴゴゴゴッ。
腹の虫が鳴いている。生きている証だ。
「すぐに朝ご飯用意します。ほら、顔洗ってきてください」
ムチムチさんの肩を掴み、体を離す。
柔らかさと温かさが離れていく。
酷く心細い。酷く離れ難い。
いつも似たような感情は抱くが、いつも以上に強く感情を揺さぶられる。
これはアレか。生命の危機に瀕した生物は、種の保存のための行動を取りたくなる、とかいう感じのアレだろうか。昨日のアレで生命の危機を感じて、自分の鈍感な生存本能が今頃になってアレをアレしたくなったのか。
初めてその話を聞いた時は、下半身の奔放な男の杜撰な言い訳だと思った。今の今まで、そう思っていた。
鼻で笑って聞き流していたのだが、意外と真実なのかもしれない。
血液が集中する。とてもマズいアレだ。
離れたくない。離したくない。
「ニンゲン」
「おじちゃん」
「ぐぇっ!?」
気付いたら、左右から胴体に凄まじい圧迫。
生命の危機を感じる。
集中していた血液が霧散し、急激に収縮してヒュンッとする。
アレをアレしたくなってる場合ではない。
「朝飯の用意するって言ってんだろ!離せ!メシ抜きにするぞ!」
朝から色々アレだった。
これもアレだ。きっと生きている証だ、多分。
生きてて良かった良かった。
朝飯の準備一つ取っても、フェアがいるといないとでは時間効率が違う。
いつもなら、トースターから焼き立てのパンを一瞬で取り出せる。
今朝は、トースターのタイマー機能を使い、普通に時間をかけて焼く必要がある。
家のトースターで焼けるのは、一度に2枚。4人分だと、更に時間が倍かかる。
「よぅし!ちょっと気合入れるか!どうせだしな!」
どうせいつもより時間がかかる。
どうせなので、いつもより少し凝ったパンにしてみる事にした。
焼き立てが1秒で出てくるのに比べたら、数分の時間延長は誤差だ。
まずは、ナスを薄切り。ソーセージを薄切り。ミニトマトを半分に切る。そして、レンジでチン。
レンジ待ちの間に、パンにトマトピューレを塗る。純トマト100%の良品。
レンチン終了。パンの上に、ナスを並べる。チーズを盛る。ソーセージとミニトマトを適当に乗せる。
最後に、粉チーズを少々振りかける。
下拵え、以上。
ちょっと気合を入れました。
料理上手では無い人間の気合なんて、こんなモンである。
「で、インしてっと」
トースターにアルミホイルを敷き、パンを乗せて、タイマーをセット。後は待つだけ。
食材はレンジで加熱済なので、大して時間はかからない。
「ニンゲン、まだか?」
「今入れたばっかりだろ。焦んなよ。これ飲んで待ってな」
粉末コーンポタージュをカップに入れ、お湯を注ぎ、よく混ぜる。
スープ完成。超お手軽。
「「「おいしい!」」」
「そりゃ何より」
みんなでカップスープを飲みながら、みんなでトースターを眺める。いつもより、のんびりしている気がする。
トースターの中で、チーズがプクプク言い始める。
粉チーズが黄金色になっていく。
扉の隙間から、わずかに香りが漂ってくる。
「まだか、まだなのか、ニンゲン!」
「まだだよ」
「まだなの?もういいよね、おじちゃん?」
「まだだよ」
「ほ、本当にまだなのか!?よもや私を謀っているのか!?」
「いやだからまだですって」
世界で一番長い数分間。
チンッと小気味良い音が鳴った。
「できたぞ」
「「「できたーっ!」」」
焼けたパンを取り出し、皿に移す。
「ほい、黒夫、魅雪。先に食べてていいぞ」
黒夫と魅雪の前に、皿を置いた。
「な、何だと!?ど、どういう事だ、ヒデオ殿!?」
「いやどうもこうも、しょうがないでしょう。一度に2枚しか焼けないんですから。最初の2枚は、黒夫と魅雪の分です」
「そ、そんなぁっ!?」
「すぐ次も焼けますよ」
ちょっと可哀想だと思わなくもないけど、さすがに子供を後回しにして大人が先に食べるのは、ちょっとどうかと思う。
トースターに次の2枚を入れ、タイマーをセット。
「食べていいの?」
「ホントに食うぞ?いいんだな?ホントにいいんだな?」
「いいから、さっさと食べな。せっかくのチーズが冷めて固まるぞ」
黒夫と魅雪は変に遠慮していた。
頭を乱暴にグリグリ撫で回し、食べるように促す。
ようやくパンを手に取った。
「「いただきます!」」
小さな口で、パンに齧りつく。
「「あつい!」」
「そりゃそうだろ」
熱いとか言いつつ、めっちゃイイ顔。
融けたチーズをグィーンッと伸ばしながら食べていた。
見てるだけで腹減ってきた。
「ま、まだか!ヒデオ殿!」
「まだです」
まだ早い。チーズが融けきってない。
カップスープの残りをチビチビ飲みつつ、ただジッと待つ。
「……っ……っっ……っ……」
「……………………」
自分の正面では、ムチムチさんが見るからにソワソワしてた。
ソワソワして、体を揺すってる。
体を揺するたび、一部が揺れる。
一部が揺れるたび、男の視線が強制的に吸い寄せられる。
「もう良いのではないか!?」
「……っと、あっぶねぇ」
気付いたら、もう焼けてた。
危なかった。遅くは無いが、際どい。初回の焼きの余熱のおかげで、2回目の方が早かった。
タイマーを切り、トースターからパンを取り出し、皿に移す。
「はい。どうぞ」
「おお、ついにか!」
自分とムチムチさんの前に、皿を置いた。
「「いただきます!」」
齧りつく。
「「あつい!」」
熱くてうまい。地味にナスが良い仕事してる。トマトピューレの汁気と、チーズから染み出た油が、薄切りのナスによく馴染む。
魅雪はピーマンの苦味を嫌っている。黒夫はキノコの臭いを嫌っている。無事に生き残れた記念の朝なので、その辺の食材は避けた。ネギ類や、下拵えに手間がかかる食材なども避けた。そうすると、意外と組み合わせの選択肢が少ない。
「うん。やっぱりナスだな」
ナスを入れて正解だった。
ほどなく、全員パンを食べきった。
「「「おかわり!」」」
「ええっ……。まだ食うの?朝っぱらから?」
朝から丈夫な消化器官。実に健康的だ。
健康的すぎて、面倒。
「……フェアがいればなぁ……」
いつもなら1秒で、おかわり準備完了である。
今朝はフェアがいないので、手間と時間をかけて用意しないといけない。
気合を入れた朝飯なんて用意するんじゃなかった。柄にも無い事をするもんじゃない。
後悔しても、もう遅い。
「……そんなに、おかわり欲しい?」
「「「欲しい!」」」
親鳥に期待する雛鳥のような目だった。
「ええい、しょうがねえ!おかわり作るぞ!」
「「「やったー!」」」
「その代わり、手伝ってもらうからな。黒夫、魅雪。ナスとソーセージとトマトの準備だ。いいな?」
「「はーい!」」
「ヒデオ殿、私は?」
「一緒に来てください。スープの用意してもらいますので」
「ああ、わかった」
全員で、おかわりの準備に取り掛かる。
黒夫と魅雪はキッチンで作業。
ムチムチさんはコンビニまで連れて行き、おかわりの分のカップスープを選んでもらう。
自分は4枚切りの食パンを多めに確保し、家に帰る。
「……朝っぱらから、せわしない……」
のんびりしてるような、忙しいような、そんな朝はこうして過ぎて行った。
装備品の所有者は固定されています。
所有権解除不可。廃棄不可。譲渡不可。レンタル可。




