何でも屋
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日本のある都市、桜咲都。
その一角に、僕たちの何でも屋がある。
店の名前は3人で考えたが、「これが一番わかりやすい」ということで何でも屋になった。
別に名前を考えるのが面倒だったわけではない。
何でも屋といっても、落とし物探しや近所の手伝いなど、簡単な依頼しかこない。
「おい、ミナト。なんでこんな平和な依頼しかこないんだよ」
「まぁ、平和なのはいいことじゃない?」
「そうだけどさぁ、もっとこう、スリルのある依頼が来てくれねぇかな」
こんな野生児みたいなことを言うのは、幼馴染のジンだ。
ジンは小さい頃から剣術を習っていて、剣の扱いが上手い。僕が運動音痴ということもあるが、今まで一度も勝てたためしがない。
「そんなことより、この依頼の情報を集めないと」
「そうだったね、そうしようか」
「ミナトは誰かさんとは違って、計画性があるわね」
「おい、誰のことを言ってんだ?」
「はは……」
こんな冗談めいたことを言うのは
もう1人の幼馴染のシオンだ
彼女は何かと情報を集めるのが得意だ
彼女に聞けばなんでもわかると言っても過言じゃない、
そんなこんなで作業をしていると
チリーンと鈴がなり扉が開いた
「いらっしゃいー!」
と声をかけ扉の方を見るとぽつんと
老人が立っていた
どこか違和感があった。
顔立ちなのか、声なのか。
けれど、僕にはその正体が分からなかった。
そんなことを
思っていると老人はこう言った
「少し難しいのかもしれないのじゃが….」
「はい!何でも屋なのでなんなりと!」
とシオンが言ったのはいいが
その依頼内容は僕たち頭を抱えると同時に
僕たちの運命を変えるものだったとは
まだ知る由もなかった、、、




