第三話 未確認生命体・UMA
今、名前以外の全てが謎の女の子に、お姫様抱っこをされて、空を飛んでいる
抱っこされて数分は諸々の感情が邪魔をしていたが、もう慣れてしまった…お姫様抱っこのプロだ…される側の。
もう外の景色も見れるくらいに慣れてしまった、それにしても今はどの当たりだろうか、俺がこの女の子、朝露霜葉さんに出会った場所が新潟の上越で俺たちの飛行スピードが…
「霜葉さん、今の俺たちのスピードって秒間どれくらいだ?」
「うーん大体14mくらいかな」
14m!?よくわからないバリアで風の力を受けずに飛行してるのに14mか…とするとあと4時間くらいか…いやまだ早い方か…障害物ないし、いやでもなぁもっと早いかと思ってたな、そんな万能じゃないんだなこの原理ってやつ。
現実の厳しさを感じながら手の中にいる子供くらいの大きさのヤギを見る
さっきからヤギ持ってるけどこいつ重さを感じないな…実は実態がないのか?悪魔化ってのが原因か?てか悪魔化がそもそもよくわからないな、聞くか。
「霜葉さん、悪魔化って何なんですか?」
その質問に驚きながらも何か納得した様子で質問に答える
「簡単に言うと悪魔が召喚されてらその悪魔と契約をして悪魔の依代になることを悪魔化って言うんだよね」
やっぱそんな感じか、にしても神やら怪やら悪魔やらで忙しいなだいぶ、あとはその悪魔を召喚させるやつは誰なのかだな
俺の顔を見てまた何かに納得しながら話し出す
「やっぱり知りたいよね…!仇の正体を!」
それから霜葉さんは事細く教えてくれた
「まず魔団連っていう悪魔を信仰してるやつらがいるんだけど、そいつらは定期的に悪魔を呼び出そうとしてるのね、でその悪魔を呼び出す行為って地脈っていうその土地にある力を沢山使うからめっちゃバレやすいんだよね、そこで地脈を使ってるのを観測したら私たちが行くんだよね、悪魔の召喚を止めるために!」
なるほどな、取り敢えず魔団連って奴らが敵でいいのか?
それと地脈か…土地の力って言われたら確かに強そうだしな、そんな力があれば悪魔も呼べるのか
というか召喚を止める目的は何なんだ、単に人を助けたいから?いやその為に新潟あたりから九州まで行くのは凄すぎるな…今廃れすぎて東京以外電車すら通ってないことが多いのに。
与えられた情報の大体を理解し、次の日質問をしようと霜葉さんの顔を見る、だが霜葉さんの顔は苦渋を飲んだ時のような顔をしながら空を向いていた
「いや、そんな…」「どうしたんですか!?」
「景虎、これはまずいかもしれない」「え?」
「石が来るぞ」
石が来る?何を言って…。
そう思い空を見上げた、見えてしまった、宇宙から来る、赤い光が
「あれは、隕石…?」
「あのレベルだとこのバリアだと守りきれない!できるだけ体を小さくして!」
言い切る瞬間、隕石が落ちる…ことはなかった
「何なんだあれ、これも悪魔の力なのか霜葉さん…!」
「ごめん、わからな
一瞬!隕石が爆破する!
まずい…この近さだと破片が飛んでくる…!
精一杯の防御姿勢を取る
だが破片も爆風すら届いてこなかった
なんだ…何が起きてるんだ?
一緒になって縮こまっていた霜葉が口を開く
「景虎、今は大丈夫だよ、ただこの後がわからないな…あの影たちは何…?」
影?たち?
霜葉さんの言葉で防御姿勢を解く
「なん…だ何なんだあれは」
目の前には隕石の破片が、隕石が壊れる前、中心だった部分に向かって吸い込まれて行く
そしてその中心には様々な巨大な影や小さい影が見えた
「景虎、君はあれは何だと思うかな…」
「わからない…ただ宇宙人くらいしかありえないだろ…」
「宇宙人…うん、多分あれはUMAだと思う」
「UMAって、俺が昨日戦った?」
「そうだね」「…は?」
理解ができなかった、あいつ一体だけでもあんなに苦戦したのにあんな大量の影
「もしかしたら、景虎が倒したやつのせいかもね…信号が送られたのかもしれない」
「あいつが!?どうやって…」
その時、その影から音が発せられる
「縺薙s縺ォ縺。縺ッ蝨ー逅��隲ク蜷帙≫楳笏縺オ繧縲∽スソ縺�ィ隱槭′螟峨o縺」縺溘↑縲√%繧後〒縺ッ閨槭″蜿悶l縺ェ縺�°、失礼、地球のものたちよ
今ここに我々を代表して言わせてもらう、この星は選ばれた」
その影が言う、絶望の到来を
意味がわからない、思考する前の純粋な感情、それが思わず口からでる
「は?」




