お手本
「ど、どうでしょうか?」
「こ、これは。お姉ちゃんなにか言ってあげたら?お姉ちゃんのファンだよ」
「う、うむ、それがよかろう」
「逃げたわね、2人とも。そうね、指示は悪くないんだけど多分、段取りが悪いのと指示がわかりにくいんだと思うわ」
「段取りと指示がわかりにくい?」
「たとえば、さっきのヒシャが弓で攻撃したとき、弓で攻撃としか言わなかったわよね。それによってキン、ギンが攻撃してたのにも攻撃してて連携崩れかけてたし、余計な被弾にも繋がった」
「あっ」
「あと、指示出しの途中で回復とか挟むと余計に段取り悪くなるよ。回復や付加術をするべきかな」
「む、難しそうです」
「一度見せて見せようか?」
「は、はい」
私はホワイトローズのゴブリン達に近づいた
「あなたたちのご主人様を鍛えるために力を貸して欲しいの、1回だけ私指示に従ってくれる?」
「ゴフ」
「なら同じウルフが良いわね」
私は5匹で群れているウルフを見つけた
「いくわよ、『エンチャントアタック』『エンチャントスピード』『エンチャントディフェンス』」
私はアタッカーの2匹にアタックとスピードのエンチャントをタンクにディフェンスのエンチャントをかけた
「え、全員にかけないんですか?」
「タンクは耐えるが仕事よ、攻撃や速度は必要ないわ。その変わりにアタッカーはダメージ出して欲しいからアタックやスピードをかけてあげてるの。カク『挑発』!ヒシャ、ウルフ1匹を弓で攻撃して牽制!キン、ギンはカクに集まってきたのを連携しながら1匹ずつ撃破させて!」
「ゴフ!」
私の指示のもとホワイトローズのゴブリンたちは動き出した
「すごい、こんなに指示1つで違うなんて」
「ヒシャ、ウルフの足を狙いなさい!『ヒール』カク、ただ耐えるではなく盾で押し返して!」
こうして1分でウルフの群れを倒した




