薔薇百合姉妹
「おはよう、って天音どうしたのよ、朝からそんな膨れっ面で?」
「どうしたもこうしたも、これよこれ」
そう言って私にスマホの画面を見せてきた。
そこには薔薇百合姉妹てぇてぇと書かれた掲示板があった
『今、東の草原で素晴らしい光景を見た(抱きついてる写真)』
『これは素晴らしいてぇてぇ』
『抱きつかれてるのって青薔薇騎士とも言われてる大盾サモナーのローザだよな?抱きついてるの誰だ?ミルキーじゃないよな?』
『おそらく、最近噂になってる厨二病死霊サモナーのブラックローズちゃんだな、通称、黒薔薇ちゃんで激マズ携帯食料片手に頑張ってる不憫ちゃんだな』
『あの、誰も食べないであろう、携帯食料を!なぜ?』
『死霊系は自動回復、状態異常無効と便利だが召喚し続けると空腹になる』
『ああ、それであれを食べてるのか、安い、満腹になるってだけ考えれば優秀だしな。味は最悪だけど』
『だから大盾サモナーちゃんが料理してるのか』
『遠目で見てたけど牛肉大量に焼いてたぞ』
『大盾サモナーちゃんの手料理』
『それを食べれる黒薔薇ちゃん羨ましい』
『黒薔薇ちゃん、おじさんが料理作ってあげるよ』
『お巡りさん、こいつです』
『オネェさん、こいつです』
『何故に、オネェさん?』
『黒薔薇ちゃんはオネェさんのいとこ』
『呼んだかしら』
『ヒェ』
『こういうのは遠くから眺めるぐらいがちょうどいいのよ』
『はい!』
「それにしても本当に仲良いな、姉妹みたい』
『薔薇姉妹?』
『語呂悪いだろ、薔薇百合姉妹は?』
『それだ!』
私は頭をかかえた
「お姉ちゃんの妹は私なのに」
「こんなこと書かれてるなんて」
「お姉ちゃんもこの子も目立つ格好だからね」
「それで拗ねてるのね」
「私はお姉ちゃんに、学校帰りにプリンを要求します」
「はいはい、それで機嫌なおすなら買うわよ」
「やった」




