狙われたローザ
次の日の朝、天音が興奮したように喋ってきた
「お姉ちゃん!ネームドモンスターが倒されたって!」
「知ってるわよ、幻影カメレオンでしょ?」
「一体どこの誰が倒したんだろう?あの巨体とダメージのなさから倒せないとまで言われたのに」
「本体をちゃんと見つけないと倒せない相手だったわよ」
「お姉ちゃん何でそんなこと知って?まさか!」
「さて、学校行かないと」
「お姉ちゃん、帰ってきたら話聞くからね!」
学校につくと梨々香がいた
「おはよう、梨々香」
「おはようございますわ、茜さん。昨日はお疲れさまですわ」
「全くよ、装備追い剥ぎプレイヤーとNPCに囲まれるわ、ネームドモンスターとの戦いになるわで濃すぎる1日だったわ」
「そ、それは確かに」
「2日連続でこんなに濃い1日だから今日はゆっくりしたいわね」
「たとえば?」
「コック岩崎さんのところにいって料理スキルをあげるとか、ウェストアジンを街をぶらり見て回ったりしたいかも」
「それは良い考えですわね」
「そうもいかないかもしれませんよ?」
声を聞いて振り向くと生徒会長が来てきた
「おはようございます、生徒会長。こんな1年のクラスになにかご用ですか?」
「おはよう、竜胆さん、最上さん。とある情報を聞いてね、竜胆さんに伝えたくてね」
「また、昨日みたいな騒動ですか?」
「2陣のPKPTが君を狙ってるみたいなんですよ」
「PKですか?」
「ええ、その内の1人は人斬り岡田」
人斬り岡田、それは以前私が辛勝した相手。
それが今度はPTを組んだとなるとたちが悪い
「しかも、たちが悪いのは封魔小太郎がいるらしいんですよ」
「だれですか、それは?」
「相手のスキルを強制的に1つ封じ込むスキルを持ったプレイヤーでサモナー殺しなんて異名も持ってます」
「まさか、召喚術を!」
「はい、ですので本日から最上さんのPTを護衛につけます」
「えっ!マリア様!」
「お友達しっかり守ってあげてください」
「はい、分かりました」
「その封印は召喚されてても封印して使えなくするスキルなんですか?」
「聞いた話だと先に召喚していたら戻せなくなるだけとは聞いてますが、街にいる間から狙われてたら召喚獣1匹だけしか呼べないです」
「なるほど、街の仕様をつかってきてるんですね」
「はい、私のギルドが大々的に動くと色々と面倒になるかと思いますのでこれぐらいしか出来ませんが」
「いえいえ、梨々香と一緒だと楽しめると思うので、そちらが嬉しいですので」
「そうですか、それでは私はこれで」
そう言って生徒会長は教室を出ていった




