学校
「お姉ちゃん途中まで一緒に行こうよ」
「良いわよ」
朝、登校のために靴を履いていると天音が聞いてきたので私は了承した
「お姉ちゃんの戦いかた、昨日の公式イベントの映像、掲示板に上がってたよ」
「そうなのね」
「うん、私も見たけど、今のお姉ちゃんの戦いかたって独特で面白いよね」
「大盾2枚での戦いかたを模索してるのよ」
「守護獣もいて強いし、第3陣の中でもトッププレイヤーじゃない?」
「まだ第2の街にしか行ってないよ」
「そこはのんびりだよね、あ、私はここで」
「うん、行ってらっしゃい」
そうして学校に着き、席に座った
「おはようですわ、茜さん」
「おはよう、梨々香」
隣の席の最上梨々香さんが挨拶をしてきたので返事を返した
「梨々香、顔が疲れてるわよ?」
「昨日少しゲームで夜更かしをしてしまいまして」
「梨々香でもゲームするのね」
「父が出資してる会社のゲームでして、つい最近始めたのですが面白くてつい」
最上梨々香。
親が出資家で、いわゆるお嬢様だが私とは話があい、よく家に遊びに行く親友である
「私も最近ゲームしてるのよ、ゲームが楽しいのは分かるわ」
「なんのゲームをなさってるの?私は2ndLIFEOnLINEですの」
「奇遇ね、私も同じゲームよ、と言うことは昨日の公式イベントにも?」
「はい、ギルドの仲間と参加したのですが3位止まりでして。優勝された方はとても素晴らしい方でして」
公式イベント3位でこの口調。
私は頭によぎったことを聞いてみることにした
「間違ってたらごめんなさい。ひょっとしてプレイヤーネーム、リリアナって名前じゃ?」
「ええ、そうですわ」
「通りで初対面のはずなのに話が合うはずよ」
「えっ?」
「私のプレイヤーネームはローザ。掲示板では大盾サモナーだとか呼ばれてるわ」
「ローザさん!まさか茜さんが!」
「ちょっ!そんな大声で」
「あ、すみませんわ、私としたことが」
今の声でクラスの視線がこちらを向いた
「え?なに?ローザ?」
「ローザってなに?」
「あれじゃない?2ndLIFEOnLINEの昨日の公式イベントの第3陣のPT優勝者の名前」
「え、竜胆さんさんが?」
「そういや、昨日あいつら、ローザってやつを馬鹿にして土下座させられたとか」
その声を聞いて前のほうの席を見ると顔を下に向けて小さくなってる男子生徒が2人いた
「同じクラスメイトに最低3人は2ndLIFEOnLINEをプレイしてる人がいるなんて」
「もっといますわよ?それこそあそこで寝てる彼は昨日のイベント第1陣で貴女の妹のミルキーさんを倒して優勝した方ですわよ」
「本当に?」
「はい、ちなみに私が憧れてる聖女マリア様はこの学校の生徒会長ですわ」
私の知らないことを梨々香はよく知っているようだ




