準決勝の悪夢~視点変更有り~
私がステージを降りるとリリアナさんが待っていた
「お疲れさまですわ、ローザさん。個性的で素敵な戦いでしたわ」
「リリアナさんもお疲れさまです、まるで将棋の譜面のようで、連携も綺麗に取られてましたね」
「練習しましたのよ、大変でしたが他人に認めてもらえると嬉しいですわ」
「お互い2回戦ですね、頑張りましょう」
私達は再び握手をした
そうして、お互いに勝ちを進めていき準決勝にまでコマをすすめた
~リリアナ視点~
「これを勝てば決勝でローザさんと戦えますわ。皆さん、頑張りますわよ」
「はい」
私のPTは皆さん良い方で頼りになる。
その皆さんに応じるべく努力もしてきた。
しかし、相手方はなにやらイヤらしい笑いかたをしておりますわ
「これより、聖女親衛隊サードパーティーとYOHーHEY!の対決を開始します」
私達はこれまで練習してきたフォーメーションを組んで相手に対峙した
「わかってるな、てめえら、回復を切らしたら殺すからな」
フードを被った相手の1人がショルダータックルを繰り出しながらこちらに突っ込んできた
「なっ、1人で!防いでください!」
私が急いで指示を出すがアタッカーの2人が吹き飛ばされ1人は掴まれた
「こんな紙装甲で防げるかよ!」
私達はその男に攻撃を与えているが相手の回復魔法が多くダメージを与えてもすぐに回復されている
「まずは1人!」
「ぐぁ!」
そうしている内にアタッカーの1人を殴り倒してこちらのマジシャンにも襲い掛かった
「くっ。ファイアウォール!」
火魔法の壁魔法を唱えたのにもかかわらずファイアウォールに無理やり手を突っ込みマジシャンを捕えた
「てめぇは肉壁にでもなってもらうぜ!」
男の背後から攻撃しようとしていた吹き飛ばされていた私の仲間の攻撃にマジシャンをぶつけた
「ぎゃぁぁ!」
「しまった!」
「おら、仲良く死んどけ!」
そうしている内にアタッカーもマジシャンも全て倒されてしまい残ったのは私とタンクだけになった
「残りは2人だな」
「アタッカーもマジシャンもいない、勝ち筋がありません。敗北を宣言致しますわ」
「ちっ!つまんねぇな!」
そう言って相手はフードを外した
「おい、あれ元第1陣のグラップラー凱じゃないか?」
「ほんとうだ、素行が悪すぎて何回も運営にキャラクターを消されてるって噂の!」
「まさか第3陣に混ざってたとは!」
どうやらたちの悪いPTに当たってしまったようですわ
「おい、わかってるんだろうな、優勝したら優勝賞品とか賞金は全部もらうからな!」
「はい、もちろんですよ」
金で雇った人間と雇われたゴロツキ
こんなのに負けた自分を恥じた




