第2の街
森を進み第2の街ウェストタウンにたどり着いた私は、NPCの門番に声をかけられた
「ようこそ、ウェストタウンへ。お嬢さんは聖騎士様ですか?」
「あ、いえ、サモナーなんですが」
私は目の前でヴァローナを召喚した
「おや、そうですか?それでも立派な盾と鎧をお持ちで。ではこの水晶に手をかざして下さい。そうすることでこの街が登録されますのでお金を支払うことで街と街を飛ぶことが出来ますので」
私は言われた通り水晶に触れ登録を済ませた
「はい、ありがとうございます」
そう言いながら私の鎧と盾をジッと見つめていたので釘を差すことにした
「この鎧と盾は女神の試練にクリアしたものだけが身に付けることが許されてます。それを奪おうとかしたら怒りを買うことになるでしょうね」
「ヒッ、そ、そ、そんなことは致しませんよ、アハハ、立派な盾と鎧だから見てただけですから」
NPCの門番はそう言って顔をひきつらせながら笑った。
聖騎士や聖魔法使いを優遇されると言うことは追い剥ぎのようなことも起きうる可能性が出てきた
「そうですか、それでは私はもう行きますね」
私は街に入り、ログアウトした
「まずは公式イベントの参加メンバーにサヴァを追加してと」
「お姉ちゃん、夕飯だって」
私よりさきにログアウトしてきた天音が部屋に入ってきた
「わかったわ」
「お姉ちゃん何してたの?」
「公式イベントの参加メンバーを追加してたかな」
「そうなんだね、第2の街には行った?」
「行ったけど私の鎧と盾を見てたからすぐにログアウトしたわ」
「あー掲示板の言う通りか、聖都方面は聖騎士に憧れがあるNPCが聖騎士なりたさに武器や防具を奪うことがあるって」
「まぁ私のは女神のクエスト報酬で女神の怒りを買うって言ったら退いたけど」
「そうだよね、それの方が不敬だよね、っとお母さんに怒られるからそろそろリビング行こうよ」
「そうね」
私達は夕飯を食べ、再びログインした
「さ、連携とスキルアップでこの街で頑張るか、視線は気になるけど」
そうしていると先ほどの門番とその上司と思わしき人が向こうからやってきた
「すみません、聖騎士様」
「だから聖騎士ではないと。なんでしょうか」
「この度は部下が失礼な視線を見せたようで。部下が女神様を怒らせたらとブルブルしながら報告してきたもので」
「確かに、この装備は女神のクエストをクリアして手に入れた物です。それを別の者が装備してたらどうなるか」
「はい、仰るとおりで」
「まぁもし力ずくで奪おうものなら私の守護獣たちとともに戦いますので」
「ガゥ!」
「ヒッ」
私はレフを召喚し少し脅した。
それを見て私の鎧を見ていた門番は顔を青くした
「それでは私はモンスターを倒しに行きますのでこれにて」
「はい、この度は部下が失礼しました。なにかありましたら、騎士団詰所にきてください」




