PK襲来
「そろそろ街に戻りましょうか」
ボアとベアーを狩って良い時間になった
きたので街に戻ろうとしたとき森の奥から1人のプレイヤーが現れた
「こんばんわ、お一人ですか?」
「こんばんわ、1人じゃなくてこの子たちが一緒なので」
私はその人物に不信感を覚え、はやくこの場から立ち去ろうとした
しかし、その瞬間男性プレイヤーは私に向かって腰に差してた刀を振り下ろしてきたので咄嗟に私は左門で防御した
「ほぅ、今のを防ぎますか、良い反応ですね」
「いきなり、なにをするんですか?」
「自分、辻切りプレイを行っている、人斬り岡田と申す者でして、実力者や有名人に勝負を挑むのが大好きなのですよ」
「なら決闘システムでも使えば良いじゃないですか」
「真剣勝負にこそ滾るものがありましてね、だから故にPKをする」
「くっ」
そう言いながらも攻撃の手は緩めないのので防戦一方になる
「レフ、ヴァローナ、攻撃開始」
「召喚獣ですか、噂には聞いてますが自分の相手にはなりませんよ!」
ヴァローナは空を飛んでいるので攻撃を躱せたがレフはもろに攻撃を受けてしまった
「レフ!」
「おっと回復はさせませんよ、貴女の戦い方は掲示板で知ってますので」
私が回復をしようとした瞬間鋭い突きが飛んできて回復をさせてもらえない
「防御は目を見張るものがありますが、攻撃は大したことない。この程度ですか」
「くっ、隙が無さすぎる」
私に対峙しながらもヴァローナの風魔法や空襲にも対応し、実力差を見せつけてた
レフはさきほど受けたダメージが大きいのか起き上がれてない
「そろそろ終わらせますか」
「くっ、このままじゃ」
そうしているとレフがよろけながら立ち上がり人斬り岡田に咆哮を放った
「ガォー!」
「くっ、『ハウリング』ですか、ですが一時動きを封じたぐらいで」
ハウリング。
それはつい先程、レフが覚えたスキルで仲間にはアタックバフ、敵には動きを封じる畏怖を与えるスキルである
だが、今の咆哮でレフは体力を使い果たしたのか現れた魔法陣と共に消えた
「今だ、ヴァローナ、『同種召喚』!」
「カー!」
レフがくれたチャンスを使い私はヴァローナに指示をだした
魔法陣から現れた大量のカラスに人斬り岡田は群がられた
「なんですか、このスキル!?くっ、手が足りない。面白い、この勝負は貴女の勝ちです。ですが次は負けませんよ」
そう言いながら人斬り岡田は大量のカラスの攻撃を防ぎきれずポリゴンとなって消えた。
そうして、私は初めてのPKとの戦いに辛勝した




