【黒田騒動】新・白縫物語【栗山大膳】
日本で初めて出版された戦闘美少女モノとして名高い嘉永年間の『白縫物語』は、名前だけ有名です。
一応は史実の黒田騒動を下敷きにしています。
人気が出たので連載引き延ばしが行われ、話は明後日の方向に流れていきます。
作者が二回も交代。
前の作者が殺したキャラも後の作者が気づかない。
うけ狙いでその時々の流行ものを出すので、時代設定もへったくれもなく、外輪船とか黒人とかも出てきます。
もともとの『白縫物語』の内容が語り継がれなかった理由として、「出版する側が話をフリーダムに引っ掻き回しすぎ」という印象しか残らなかったからではないでしょうか?
この『新・白縫物語』は、黒田長政の死んだ元和八年から栗山大膳の堀川開設の普請が取り止めになった寛永二年ぐらいまでの史実の枠を丁寧にはめていくことで、話がムチャクチャにならずに完結することを目指しました。
一応は史実の黒田騒動を下敷きにしています。
人気が出たので連載引き延ばしが行われ、話は明後日の方向に流れていきます。
作者が二回も交代。
前の作者が殺したキャラも後の作者が気づかない。
うけ狙いでその時々の流行ものを出すので、時代設定もへったくれもなく、外輪船とか黒人とかも出てきます。
もともとの『白縫物語』の内容が語り継がれなかった理由として、「出版する側が話をフリーダムに引っ掻き回しすぎ」という印象しか残らなかったからではないでしょうか?
この『新・白縫物語』は、黒田長政の死んだ元和八年から栗山大膳の堀川開設の普請が取り止めになった寛永二年ぐらいまでの史実の枠を丁寧にはめていくことで、話がムチャクチャにならずに完結することを目指しました。
第二百一回 臼井お秀は婿を迎えることについて悩む
2024/01/10 09:00
(改)
第二百二回 長い歴史の中では奇妙なことも起きる
2024/01/11 09:00
(改)
第二百三回 若者たちの政治的冒険に黒田美作は困惑す
2024/01/12 08:00
(改)
第二百四回 勘解由脱出行の後始末について走り書く
2024/01/13 09:00
(改)
第二百五回 若者たちの政治的冒険を小河内蔵允は評価す
2024/01/14 10:00
(改)
第二百六回 暫定的な科学的真実としての歴史を提示す
2024/01/15 09:00
(改)
第二百七回 陰陽道の素人が全国の陰陽師を統括せり
2024/01/16 09:00
(改)
第二百八回 照葉が流れに乗りて多くを得ることを母は願ふ
2024/01/16 15:12
(改)
第二百九回 告げぬ想いを酒盃に溶かして飲みこむ
2024/01/17 09:00
(改)
第二百十回 冬の陽の下に頼りなき粉雪が舞ふ
2024/01/18 09:00
(改)
第四部 箱崎釜破故
第二百十一回 蔭澤夏之丞が博多で盗人を手捕りにす
2024/02/10 09:00
(改)
第二百十二話 切竹磯之丞が小料理屋の暖簾をくぐる
2024/02/11 07:00
(改)
第二百十三回 亀屋多門之介は酒を飲みて自分の老いを感ず
2024/02/12 09:00
(改)
第二百十四回 瀧川小文治は静かな夜を悲しむ
2024/02/13 08:00
(改)
第二百十五回 星野宗右衛門が安川三ノ丞を隠居させけり
2024/02/14 08:00
(改)
第二百十六回 鳥山秋千代も汚れ仕事をやめたし
2024/02/15 08:00
第二百十七回 虎石力松は自分の将来のことを思案す
2024/02/16 13:00
(改)
第二百十八回 上原新左衛門の件はまだ終わっておらず
2024/02/17 08:00
(改)
第二百十九回 博多奉行の小姓は相当に利発なり
2024/02/17 19:47
(改)
第二百二十回 被災者の苦しみを思ひて箱崎屋お畝は涙す
2024/02/18 08:00
(改)
第二百二十一回 水の精霊には悪気のない魔性もいる
2024/02/19 09:00
(改)
第二百二十二回 馬廻組の切竹新右衛門は分業の利益を知る
2024/02/20 08:00
(改)
第二百二十三回 遠賀の治水問題は速やかに片づくやも
2024/02/21 08:00
(改)
第二百二十四回 栗山大膳の軽薄短小の才は貴重なり
2024/02/25 16:33
(改)
第二百二十五回 久野彦五郎は不安を無意識に追いやる
2024/02/27 08:00
(改)
第二百二十六回 姫と呼ばれる美少年が多くを狂わす
2024/02/28 09:00
(改)
第二百二十七回 倉八長之助と青柳春之助の噂話をす
2024/03/01 08:00
(改)
第二百二十八回 思ひし快楽も思はざる快楽も一度にそろふ
2024/03/03 08:00
(改)
第二百二十九回 不器用な優しさは心ある者の記憶に永く残る
2024/03/05 08:00
(改)
第二百三十回 逃げ得を目指した安川兄弟が幸せとは思えず
2024/03/10 13:23
(改)
第二百三十一回 表沙汰にできぬことに悩むこともあり
2024/03/11 20:00
(改)
第二百三十二回 クロアゲハは黒上げ刃とも書けり
2024/03/18 09:00
(改)
第二百三十三話 稲妻鍵六が心あたりの店の名前を口にす
2024/03/21 19:00
(改)
第二百三十四回 貧しき民に施すように箱崎屋源兵衛は説かれけり
2024/03/24 15:00
(改)
第二百三十五回 花月と羅綾の姉妹は磯之丞のことを案ず
2024/03/27 18:00
(改)
第二百三十六回 面倒なことや厄介なことは鬼よりも人が起こす
2024/04/01 13:00
(改)
第二百三十七話 恋を魔法と言はば魔法なるらむ
2024/04/03 11:00
第二百三十八回 福岡忍者と柳生忍者が言葉を交わす
2024/04/04 09:00
第二百三十九回 栗山大膳の普請で百姓は無益に死せり
2024/04/05 09:00
(改)
第二百四十回 虚呂平からの申し出を亀屋が絵解きす
2024/04/06 09:00
(改)
第二百四十一回 鳥山秋千代が蔭澤夏之丞に伝令す
2024/04/07 09:00
第二百四十二回 切竹磯之丞は異質なものを訝しむ
2024/04/08 09:00
(改)
第二百四十三回 吉津綱彦がクロアゲハの本名なり
2024/04/09 10:00
第二百四十四回 マニュアルの作成は博打に似た感覚なり
2024/04/10 12:00
第二百四十五回 相手の立場を心得た話し方をすべし
2024/04/11 12:00
第二百四十六回 突如に名案ひらめくことは天啓の如し
2024/04/13 09:00
第二百四十七回 言葉にしてはいけない正義もあり
2024/04/14 09:00
第二百四十八回 不埒な奴輩を許さぬ平手打ちが飛ぶ
2024/04/16 09:00
(改)
第二百四十九回 運命の女なる言を不吉に思ふ
2024/04/18 09:00
第二百五十回 深夜に亀屋と卜庵老人が秘密の会合を持つ
2024/04/19 09:00
第二百五十一回 身体の血が螺旋を描いて動くような気がす
2024/04/20 09:00
第二百五十二回 一人だけで納得して一人だけで笑ふ
2024/04/21 09:00
(改)
第二百五十三回 花火職人の鍵六は新たな弟子をとりけり
2024/04/22 09:00
第二百五十四回 人も獣なれば獣としての宿業あり
2024/04/23 09:00
(改)
第二百五十五回 原初的な生き物のような男が共感することあり
2024/04/24 09:00
(改)
第二百五十六回 単純なことには悪いこともあれども良いこともあり
2024/04/25 23:59
第二百五十七回 上医は未だ病まざるものの病を治す
2024/04/26 09:00
(改)
第二百五十八回 折鶴は四宮源右衛門の妹なり
2024/04/27 09:00
(改)
第二百五十九回 心理的な壁を自分でつくるのやもしれず
2024/04/28 09:00
(改)
第二百六十回 田丸屋伝内は栗山大膳を大忠臣と激賞す
2024/04/29 09:00
(改)
第二百六十一回 有川駿河が箱崎屋を追い落とす策を用意す
2024/04/30 09:00
(改)
第二百六十二回 匿名の手紙が箱崎屋の危難を警告す
2024/05/01 08:00
第二百六十三回 豪傑たちは人外の妖怪のように見ゆる
2024/05/02 17:00
(改)
第二百六十四回 虎石力松は奇襲技で時枝主鈴を降す
2024/05/03 09:00
(改)
第二百六十五回 廓生法師の凶刃に切竹磯之丞は斃れる
2024/05/04 11:00
第二百六十六回 家族は少年の無事の帰りを待つ
2024/05/05 09:00
(改)
第二百六十七回 卜庵老人は吉田村の普請を視察す
2024/05/06 08:00
(改)
第二百六十八回 久野嘉兵衛が切竹新右門に苦言を呈す
2024/05/07 09:00
第二百六十九回 明石四郎兵衛が博多奉行として報告を受く
2024/05/08 09:00
(改)
第二百七十回 鳥山秋千代が博多屋の失言に助け船を出す
2024/05/09 09:00
(改)
第二百七十一回 久野彦五郎が切竹の家の養子になりけり
2024/05/10 16:00
第二百七十二回 箱崎屋お畝は切竹磯之丞の死を悲しむ
2024/05/11 11:00
(改)
第二百七十三回 博多の町人たちが筥崎宮の葬儀に出向きけり
2024/05/12 09:00
第二百七十四回 鵜来島密談事件が起こりけり
2024/05/13 09:00
第二百七十五回 栗山大膳には武の心得なし
2024/05/14 11:00
(改)
第二百七十六回 失敗の因はなく成功の縁がなし
2024/05/15 09:00
(改)
付録 栗山大膳誠忠録
第二百七十七回 栗山備後は栗山大膳の父なり
2024/05/19 14:44
第二百七十八回 黒田長政は福岡藩の初代藩主なり
2024/05/20 09:30
(改)
第二百七十九回 星野宗右衛門は福岡藩の大目付なり
2024/05/21 09:00
(改)
第二百八十回 林羅山は栗山大膳の学問の師なり
2024/05/22 09:00
(改)
第二百八十一回 山崎屋伊兵衛は府内藩の出入り商人なり
2024/05/24 09:00
(改)
第二百八十二回 栗山大膳は福岡藩の筆頭家老なり
2024/05/25 09:00
第二百八十三回 小河内蔵允は福岡藩の次席家老なり
2024/05/26 13:22
(改)
第二百八十四回 黒田美作は栗山大膳の義兄なり
2024/05/27 10:00
(改)
第二百八十五回 黒田嘉兵衛は栗山大膳の娘婿なり
2024/05/28 09:00
(改)
第二百八十六回 黒田忠之は福岡藩の新藩主なり
2024/05/29 09:00
(改)
第二百八十七回 井伊直孝は幕府の老中なり
2024/05/31 11:54
(改)
第五部 春夏秋冬恋模様
第二百八十八回 豊前小倉で綾機は化け猫と暮らしけり
2024/06/03 09:00
(改)
第二百八十九回 卜庵老人が幸徳井からの書状を読みけり
2024/06/05 09:00
(改)
第二百九十回 わかりにくい戦いの日々を送る
2024/06/06 09:00
(改)
第二百九十一回 佐竹京太夫が戦いの心得を説く
2024/06/09 11:00
(改)
第二百九十二回 黒田監物と佐谷五郎太夫が栗山大膳を評す
2024/06/10 09:00
(改)
第二百九十三回 身分の壁を壊す嵐が時として吹きにけり
2024/06/11 22:58
(改)
第二百九十四回 倉八長之助は後の倉八十太夫なり
2024/06/12 18:58
(改)
第二百九十五回 蔭澤夏之丞は京に向かうよう命じられけり
2024/06/13 12:00
(改)
第二百九十六回 鳥山秋千代は白縫大尽に遠慮せず
2024/06/15 09:00
(改)
第二百九十七回 土蜘蛛が現れけりと人々は噂す
2024/06/16 15:00
(改)
第二百九十八回 失態あらば処罰されてやむなし
2024/06/20 09:38
(改)
第二百九十九回 陰陽思想は儒学に取り入れられけり
2024/06/23 14:02
(改)
第三百回 幸徳井友景は栗山卜庵からの書状を読みけり
2024/06/26 07:00
(改)