【黒田騒動】新・白縫物語【栗山大膳】
日本で初めて出版された戦闘美少女モノとして名高い嘉永年間の『白縫物語』は、名前だけ有名です。
一応は史実の黒田騒動を下敷きにしています。
人気が出たので連載引き延ばしが行われ、話は明後日の方向に流れていきます。
作者が二回も交代。
前の作者が殺したキャラも後の作者が気づかない。
うけ狙いでその時々の流行ものを出すので、時代設定もへったくれもなく、外輪船とか黒人とかも出てきます。
もともとの『白縫物語』の内容が語り継がれなかった理由として、「出版する側が話をフリーダムに引っ掻き回しすぎ」という印象しか残らなかったからではないでしょうか?
この『新・白縫物語』は、黒田長政の死んだ元和八年から栗山大膳の堀川開設の普請が取り止めになった寛永二年ぐらいまでの史実の枠を丁寧にはめていくことで、話がムチャクチャにならずに完結することを目指しました。
一応は史実の黒田騒動を下敷きにしています。
人気が出たので連載引き延ばしが行われ、話は明後日の方向に流れていきます。
作者が二回も交代。
前の作者が殺したキャラも後の作者が気づかない。
うけ狙いでその時々の流行ものを出すので、時代設定もへったくれもなく、外輪船とか黒人とかも出てきます。
もともとの『白縫物語』の内容が語り継がれなかった理由として、「出版する側が話をフリーダムに引っ掻き回しすぎ」という印象しか残らなかったからではないでしょうか?
この『新・白縫物語』は、黒田長政の死んだ元和八年から栗山大膳の堀川開設の普請が取り止めになった寛永二年ぐらいまでの史実の枠を丁寧にはめていくことで、話がムチャクチャにならずに完結することを目指しました。
第百一回 青柳の家名は青柳彦三郎の代で終わる
2023/09/01 07:00
(改)
第百二回 倉八の隠居は深網傘をかぶりて釣りに興ず
2023/09/02 07:00
(改)
第百三回 祇園ヶ嶽の箕子七はよく耐える
2023/09/03 07:00
第百四回 浮かれ月の九右衛門はおとり役になる
2023/09/04 07:00
第百五回 菅主水の策謀は分国反対派の初動を遅らす
2023/09/05 07:00
(改)
第百六回 士は己を知る者のために死すと言ふ
2023/09/06 07:00
(改)
第百七回 軍学者の有川駿河は不用意に意気がる
2023/09/07 07:00
(改)
第百八回 言葉にならぬ想いを道化笑いで伝ふ
2023/09/08 07:00
(改)
第百九回 軽薄短小な人材も組織にとって有用なり
2023/09/09 07:00
(改)
第百十回 己が己でなくなろうとも多く得たし
2023/09/10 07:00
(改)
第百十一回 貴族的な無為は平和に資するところあり
2023/09/11 07:00
(改)
第百十二回 瀧川兄妹は秋千代のことを守らんとす
2023/09/12 07:00
第百十三回 己が己でなければ己は何も得られず
2023/09/13 07:00
(改)
第百十四回 古い世代が新しい世代に対して願ふ
2023/09/14 07:00
(改)
第百十五回 夕闇の中で風丸は少年君主とともに笑ふ
2023/09/15 07:00
(改)
第百十六回 他人に仕事を頼む前に色々と知るべし
2023/09/16 07:00
(改)
第百十七回 夜遅くに八葉は弁当をつくりなおす
2023/09/17 07:00
第百十八回 河川を交通手段・運送手段として活用すべし
2023/09/18 07:00
(改)
第百十九回 倉八の屋敷で幸は家族のあり方を考える
2023/09/19 07:00
(改)
第百二十回 愛しき家族を守りたしと素朴に想ひけり
2023/09/20 07:00
(改)
第百二十一回 自らの仕事を終えて彦三郎は後事を託す
2023/09/21 07:00
第百二十二回 解けない問題は後から解くことにすべし
2023/09/22 07:00
(改)
第百二十三回 同年代の者たちの幸運な仕官話を羨む
2023/09/23 07:00
(改)
第百二十四回 博多からの子どもたちを虚呂平は世話す
2023/09/24 07:00
第百二十五回 かつて春之助に投げた言葉が戻りて来たり
2023/09/25 07:00
(改)
第百二十六回 歌舞伎踊りの演目を最後にお燐がねじこむ
2023/09/26 12:02
(改)
第百二十七回 阿修羅丸が西国一の力士から白星を盗む
2023/09/27 07:00
(改)
第百二十八回 結果に不満を抱いて安川半助は刀を抜く
2023/09/28 07:00
(改)
第百二十九回 死せる老賊の声色を紺九郎は真似る
2023/09/29 07:00
(改)
第百三十回 大友若菜姫なる土蜘蛛が夜の闇を徘徊す
2023/09/30 07:00
(改)
第百三十一回 美しき月の映りし水をこの手にすくいたし
2023/10/01 07:00
(改)
第百三十二回 どんなことも起きる奇跡の夜に春之助は吼える
2023/10/02 07:00
(改)
第百三十三回 加藤五座衛門は時間をかけて判断す
2023/10/03 07:00
第百三十四回 財力と権力なくしては多くを救えず
2023/10/04 07:00
(改)
第百三十五回 長くつきあいがあった友が死ねば淋し
2023/10/05 07:00
(改)
第百三十六回 筑前を脱出せりと勘解由が家臣たちに報ず
2023/10/06 07:00
(改)
第百三十七回 周囲に意地を張りて辛いことを口にせず
2023/10/07 07:00
(改)
第百三十八回 形を整えるために供回りを下関に運ぶ
2023/10/08 07:00
(改)
第三部 大坂小公女
第百三十九回 絵姿女房の昔話の原型は北方民族の昔話にあり
2023/10/14 16:00
(改)
第百四十回 小倉潘は府内潘のことも考えざるを得ず
2023/10/14 16:36
第百四十一回 お蘭は松平忠直にとりて運命の女なりけり
2023/10/15 16:00
(改)
第百四十二回 瑠璃は竹中采女正にとりて運命の女なりけり
2023/10/16 16:00
(改)
第百四十三回 群馬娘くれ子は自らを上州屋の軍師と称す
2023/10/17 16:00
第百四十四回 上州屋の用心棒たちが赤色組なる盗賊団を退治す
2023/10/18 12:00
(改)
第百四十五回 土鬼は七草四郎に叩き伏せられる
2023/10/19 11:00
(改)
第百四十六回 打草驚蛇の計を用ひて面会を果たす
2023/10/20 11:00
(改)
第百四十七回 個人の力量にこだわるのは気持ちの問題なり
2023/10/21 11:00
(改)
第百四十八回 八千太郎は風見の霊感によりて捕まる
2023/10/22 12:00
(改)
第百四十九回 泉州の海賊娘は京の姫君と波長が合わず
2023/10/23 11:00
(改)
第百五十回 無益な話を嫌ひて走為上の計を採る
2023/10/24 07:00
(改)
第百五十一回 見かけを大切にして巧思の徳を重んず
2023/10/25 09:00
(改)
第百五十二回 北村安兵衛は浪人者たちにからまれる
2023/10/26 09:00
(改)
第百五十三回 梶原平十郎は黒田武士の感性を有せり
2023/10/27 07:00
(改)
第百五十四回 平和な時代に弱い者いじめは許されぬ
2023/10/28 09:00
(改)
第百五十五回 羽虫を潰すための借刀殺人の計を献策す
2023/10/29 10:00
(改)
第百五十六回 思いもよらず萩原猪助は仕官の口にありつけり
2023/10/30 09:00
(改)
第百五十七回 承諾の後で条件を変えるは李代桃僵の計なり
2023/10/31 09:00
(改)
第百五十八回 勘解由一行が下関から大坂に向かふ
2023/11/01 11:00
(改)
第百五十九回 部屋住みの者たちは主君の目に留まりたし
2023/11/02 09:00
(改)
第百六十回 金山七草四郎は己の行く道を定めたり
2023/11/03 09:00
(改)
第百六十一回 田辺新十郎は外出せむとして咎めらるる
2023/11/04 07:00
(改)
第百六十二回 渡辺仙蔵は妻子のために早く藩のお役目につきたし
2023/11/05 10:00
(改)
第百六十三回 住吉大社が船玉さんの神社と群馬娘は知らず
2023/11/11 15:56
(改)
第百六十四回 幼き日の思い出を倉八長之助は主君に語る
2023/11/06 09:00
(改)
第百六十五回 福岡藩の藩政に参加するには倉八の家格が低し
2023/11/07 09:00
(改)
第百六十六回 投げ炬火の火平太が婿入りの難しさを談ず
2023/11/08 08:00
(改)
第百六十七回 大音六左衛門は倉八の家にとりて姻族なり
2023/11/09 09:00
(改)
第百六十八回 五兵之別の訓えを群馬娘は商いに応用す
2023/11/10 14:52
(改)
第百六十九回 清光尼は自らの娘を定村の家に託す
2023/11/11 09:00
(改)
第百七十回 檜垣は玄海屋でひーちゃんと呼ばれけり
2023/11/12 07:00
(改)
第百七十一回 石の火打助が戦後の平和の世を讃える
2023/11/13 09:00
(改)
第百七十二回 論点ずらしは混水摸魚の計と心得るべし
2023/11/14 16:00
第百七十三回 平和のためにそれぞれの分を弁えるべし
2023/11/15 13:00
(改)
第百七十四回 半陰半陽の身体がお燐の心に影響す
2023/11/16 12:00
(改)
第百七十五回 PSTDによりて風見は失神す
2023/11/17 08:00
(改)
第百七十六回 史記の「李将軍列伝」をくれ子は講釈す
2023/11/18 11:00
(改)
第百七十七回 名分と実利の両面から風見は説かれけり
2023/11/19 09:00
(改)
第百七十八回 頑是なき幼な子は玄海屋の娘たちに憧れる
2023/11/20 07:00
(改)
第百七十九回 忘れかけていた大切なものを思い出す
2023/11/21 09:00
(改)
第百八十回 娘の檜垣が尼寺を出たという話に神南種員は驚く
2023/11/22 09:00
(改)
第百八十一回 孫のことを案じて鰭九郎は大坂に訪れる
2023/11/23 07:00
(改)
第百八十二回 仁者は必ず勇ありの聖訓を心に刻むべし
2023/11/24 09:00
(改)
第百八十三回 檜垣を助ける役を定村の姫君にまかす
2023/11/25 09:00
(改)
第百八十四回 花形の明鏡と定村の家格で槇の戸を圧倒す
2023/11/26 11:00
(改)
第百八十五回 自分の娘の将来に幸多かれと母親は願ふ
2023/11/27 10:00
(改)
第百八十六回 生き方は違えども心の重なる瞬間もあり
2023/11/28 09:00
(改)
第百八十七回 寛永年間に軍師娘が将の五危の訓えを講釈す
2023/11/29 12:00
(改)
第百八十八回 福本日南『栗山大膳』の通説的な見解を排す
2023/11/30 09:00
(改)
第百八十九回 人物の評価を簡単に定めることなかれ
2023/12/01 09:00
(改)
第百九十回 彼は我が友よと口にはせねども思いけり
2023/12/02 07:00
(改)
第百九十一話 井上庸名が義弟の勘解由の頼みを容れる
2023/12/03 07:00
(改)
第百九十二回 白縫と交わした約定を勘解由は果たす
2023/12/04 09:00
(改)
第百九十三回 シラヌイの忍び太刀に柳生十兵衛が興味を示す
2023/12/05 13:00
(改)
第百九十四回 柳生宗矩の見解は人々の心の動揺を鎮める
2023/12/05 19:15
(改)
第百九十五回 姫岡虚呂平はおのれの進路に悩む
2023/12/07 09:00
(改)
第百九十六回 化生の身である蜘蛛妖は血のつながりを羨む
2023/12/08 10:00
(改)
第百九十七回 ちょっとだけ勇気が必要かと風見は思ふ
2023/12/09 07:00
(改)
第百九十八回 色々な人に会えて楽しいと檜垣は言いにけり
2023/12/10 11:00
(改)
幕間 万事運次第
第百九十九回 栗屋甚兵衛が子をなすことの意義を説く
2024/01/08 09:00
第二百回 青柳春之助は婿に入ることについて悩む
2024/01/09 09:00