【黒田騒動】新・白縫物語【栗山大膳】
日本で初めて出版された戦闘美少女モノとして名高い嘉永年間の『白縫物語』は、名前だけ有名です。
一応は史実の黒田騒動を下敷きにしています。
人気が出たので連載引き延ばしが行われ、話は明後日の方向に流れていきます。
作者が二回も交代。
前の作者が殺したキャラも後の作者が気づかない。
うけ狙いでその時々の流行ものを出すので、時代設定もへったくれもなく、外輪船とか黒人とかも出てきます。
もともとの『白縫物語』の内容が語り継がれなかった理由として、「出版する側が話をフリーダムに引っ掻き回しすぎ」という印象しか残らなかったからではないでしょうか?
この『新・白縫物語』は、黒田長政の死んだ元和八年から栗山大膳の堀川開設の普請が取り止めになった寛永二年ぐらいまでの史実の枠を丁寧にはめていくことで、話がムチャクチャにならずに完結することを目指しました。
一応は史実の黒田騒動を下敷きにしています。
人気が出たので連載引き延ばしが行われ、話は明後日の方向に流れていきます。
作者が二回も交代。
前の作者が殺したキャラも後の作者が気づかない。
うけ狙いでその時々の流行ものを出すので、時代設定もへったくれもなく、外輪船とか黒人とかも出てきます。
もともとの『白縫物語』の内容が語り継がれなかった理由として、「出版する側が話をフリーダムに引っ掻き回しすぎ」という印象しか残らなかったからではないでしょうか?
この『新・白縫物語』は、黒田長政の死んだ元和八年から栗山大膳の堀川開設の普請が取り止めになった寛永二年ぐらいまでの史実の枠を丁寧にはめていくことで、話がムチャクチャにならずに完結することを目指しました。
第一部 明鏡争奪戦
第一回 大屯岩太牢は朝廷の陰陽師を殺しけり
2023/05/16 22:23
(改)
第二回 雪岡冬次郎は黒田武士の威を示す
2023/05/18 07:44
(改)
第三回 蔭澤夏之丞は心の声を聞かれけり
2023/05/19 17:25
(改)
第四回 青柳春之助が顔を隠す理由を明かす
2023/05/20 09:27
(改)
第五回 向陽上人は筑前の国の安養寺に向かふ
2023/05/24 08:06
(改)
第六回 黒田忠之は若き才人を藩政に登用す
2023/05/24 14:57
(改)
第七回 大友若菜姫が化け猫に乞われて動く
2023/05/25 17:28
(改)
第八回 栗山卜庵は身分に傲らず諸人の声を聴く
2023/05/26 16:32
(改)
第九回 寺小姓の定村かなめは男装女子なり
2023/05/27 17:25
(改)
第十回 窮地の勅大僧正が妖魔からの申し出を受く
2023/05/28 10:49
(改)
第十一回 土蜘蛛が人に化けて安養寺の木刀試合を制す
2023/05/29 18:22
(改)
第十二回 鳥山秋千代は福岡忍者にして男の娘なり
2023/05/31 08:43
(改)
第十三回 意地を載せたる心の刃に怪物も感応す
2023/06/01 12:21
(改)
第十四回 虎石力松が小柄を投げて乱心者を斃す
2023/06/02 15:53
(改)
第十五回 亀屋多門之助は主の名を慮らんとす
2023/06/03 07:50
(改)
第十六回 瀧川小文治は警護の役目を命じられる
2023/06/04 10:41
(改)
第十七回 すぐ人を殺す者の値打ちを疑ってみる
2023/06/05 07:51
(改)
第十八回 彼れと此れとを繋がむ糸や結ばれず
2023/06/06 10:57
第十九回 留田家の婿入り養子話には問題あり
2023/06/07 08:30
(改)
第二十回 陰陽頭の幸徳井友景は柳生石舟斎の甥なり
2023/06/08 07:11
(改)
第二十一回 独鈷屋の芸子たちは白縫大尽を持ち上げる
2023/06/09 08:22
(改)
第二十二回 石堂帯刀は夏の夜に冬の粉雪の幻を見ゆ
2023/06/10 09:22
(改)
第二十三回 定家は客の博多屋小左衛門と話を合わす
2023/06/11 10:02
(改)
第二十四回 黒田二十四騎の野口左助は若者たちに憤る
2023/06/12 09:22
(改)
第二十五回 高原京右衛門と神原八十八が尋問す
2023/06/13 09:15
(改)
第二十六回 船越との縁で唐津屋権兵衛が宴を催す
2023/06/14 06:50
(改)
第二十七回 普通にやれば駄目なことは普通にやるな
2023/06/15 08:03
(改)
第二十八回 瀧川八百は何とか人間に見えなくもない
2023/06/16 05:20
(改)
第二十九回 隠れ里の根津五郎が盗賊を差し向ける
2023/06/17 07:54
(改)
第三十回 鷲津六郎と鷲津七郎の母の真柴は自害す
2023/06/18 09:09
(改)
第三十一回 あってはならないことをなかったことにす
2023/06/19 08:01
(改)
第三十二回 錦ヶ嶽の小女郎は人の子に組み敷かれる
2023/06/20 07:43
(改)
第三十三回 根津甚八は真田十勇士の一人なり
2023/06/21 07:00
(改)
第三十四回 竺羅の沖松は鏡の持ち出しを唆す
2023/06/22 07:00
(改)
第三十五回 京女郎の岩八は淋しき時代の夢想なるべし
2023/06/23 07:00
第三十六回 鏡の由来についての覚書の折紙あり
2023/06/23 21:25
第三十七回 静浪と静浦の姉妹は年下の男の子で遊ぶ
2023/06/25 07:00
(改)
第三十八回 定村種時の霊が京に現れたという噂あり
2023/06/25 21:50
(改)
第三十九回 船頭の勘六は与えられた策を施す
2023/06/27 07:00
(改)
第四十回 番頭の吉十郎は泣きながら謝りに行く
2023/06/28 07:00
第四十一回 半玉の綾機は無理を通してしまふ
2023/06/29 07:00
(改)
第四十二回 柳町の小梅は人の心のつながりを想ふ
2023/06/30 07:00
(改)
第四十三回 阿修羅丸は父に捨てられし日に師を得たり
2023/07/01 07:00
(改)
第四十四回 勝烏の黒八は生きた証を残したく思ふ
2023/07/02 07:00
(改)
第四十五回 町医者の遠藤周伯は貧しき民に慕われる
2023/07/02 07:26
(改)
第四十六回 台本師の吉弘桑楡軒はご都合主義を愛す
2023/07/02 19:18
第四十七回 近江屋六左衛門は福岡藩出入りの両替商なり
2023/07/03 07:36
(改)
第四十ハ回 尾張屋丈右衛門が送別の宴をまかされる
2023/07/03 21:31
(改)
第四十九回 養母の姉の子という縁で薄くつながる
2023/07/05 07:08
(改)
第五十回 また逢ひたしと言の葉のみぞ伝えられたり
2023/07/06 07:00
(改)
第二部 勘解由脱出行
第五十一回 金子屋仙兵衛は猫の手形で用件を伝える
2023/07/10 07:00
(改)
第五十二回 黒田二十四騎の毛屋主水が詫びる
2023/07/11 07:00
(改)
第五十三回 黒田二十四騎の黒田美作は考える
2023/07/13 07:00
(改)
第五十四回 時として戦後平和主義も正義なり
2023/07/14 07:00
(改)
第五十五回 細川忠利は隣国の友人に加勢したし
2023/07/16 07:00
(改)
第五十六回 姫岡真龍斎は土蜘蛛を幻術の師と仰ぐ
2023/07/17 07:00
(改)
第五十七回 安川平兵衛はいきなり泣いて切腹す
2023/07/17 22:48
(改)
第五十八回 大熊手の欲蔵は掛け軸を無料で返す
2023/07/19 07:00
(改)
第五十九回 紀州海賊の頂点が盗みの素人なわけなし
2023/07/20 07:00
(改)
第六十回 定村種時の孫娘は髪の長さを気にす
2023/07/21 07:00
(改)
第六十一回 分封問題についての事実を整理す
2023/07/22 07:00
(改)
第六十二回 我こそはお猫さまという自信あり
2023/07/23 07:00
(改)
第六十三回 狐顔の紺九郎は仕官の機会に飢ゆ
2023/07/24 07:00
(改)
第六十四回 近江屋六郎衛門が引き抜き話に応ず
2023/07/25 07:00
(改)
第六十五回 七草四郎は自分が何者かを示したく思ふ
2023/07/26 07:00
(改)
第六十六回 玄海屋灘右衛門は国盗りを口にす
2023/07/27 07:00
(改)
第六十七回 本当に妖がいるというのならば見たし
2023/07/29 07:00
(改)
第六十八回 大坂の陣の負け犬たちが吠え騒ぐ
2023/07/29 18:47
(改)
第六十九回 祢津甚八郎貞盛の武名は聞き及ぶ
2023/07/31 07:00
(改)
第七十回 若者は無傷のまま生きることを好まず
2023/08/01 07:00
(改)
第七十一回 毛利左近が後に罰された理由を考察す
2023/08/02 07:00
(改)
第七十二回 よくわからないものは気持ち悪し
2023/08/03 07:00
(改)
第七十三回 敵は福岡藩の筆頭家老の栗山大膳なり
2023/08/04 07:00
(改)
第七十四回 黒田二十四騎の堀平右衛門は直感す
2023/08/05 07:00
(改)
第七十五回 音頭ヶ瀬戸の浪五郎は浜辺の警護を偵察す
2023/08/06 07:37
(改)
第七十六回 山鹿屋敷の豊田安右衛門が漁民を呼ぶ
2023/08/07 07:00
(改)
第七十七回 青柳春之助は少年君主を説き伏す
2023/08/08 07:00
第七十八回 権禰宜の吉田斎は暮れの祭りを準備す
2023/08/09 07:37
(改)
第七十九回 あの人たちも寂しいのやもしれぬと思ふ
2023/08/10 07:00
第八十回 阿弥陀院の了海が異国船の襲来を噂す
2023/08/12 07:00
(改)
第八十一回 猫極楽の寒八は自然で楽な方法を好む
2023/08/13 07:00
(改)
第八十二回 拍子の読み合いにこだわるべからず
2023/08/14 07:00
(改)
第八十三回 老い先の短い男は汚れ仕事を進んで行ふ
2023/08/15 11:13
(改)
第八十四回 愚連八と摩耶蔵と邪魔助は人を集める
2023/08/16 07:00
(改)
第八十五回 根来忍者たちは歩き回って地図をつくる
2023/08/16 16:01
第八十六回 矢田主馬は身分や家格を重んず
2023/08/17 07:00
(改)
第八十七回 安川三之丞は流言飛語に惑わされる
2023/08/18 07:00
(改)
第八十八回 仕掛けられていることにさえ気づけず
2023/08/19 07:00
第八十九回 家よりも大きな土蜘蛛が姿を現す
2023/08/20 07:00
(改)
第九十回 大蛇川の燐太夫は晴れやかに笑ふ
2023/08/21 07:00
(改)
第九十一回 隙間数えの風丸は若さを見込まれる
2023/08/22 07:00
(改)
第九十二回 主水の名を持つ者は大膳に仇をなす
2023/08/23 07:00
(改)
第九十三回 相手の弱点を突くのは戦いの常道なり
2023/08/24 07:00
(改)
第九十四回 黒田二十四騎の井上周防が訪れる
2023/08/25 07:00
(改)
第九十五回 老僕の柴山隼太は捕まれども生命を拾ふ
2023/08/26 07:00
第九十六回 定家姐さんは強気の笑顔を貼りつける
2023/08/27 07:00
(改)
第九十七回 臼井次郎左衛門は内通の誘いを蹴る
2023/08/28 07:00
第九十八回 八並十六郎は山中で丸木舟を作る
2023/08/29 07:00
第九十九回 倉八権右衛門は婚姻を策に組み込む
2023/08/29 21:16
(改)
第百回 臼井お秀は家の都合で婿を決められる
2023/08/31 07:00