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7.5話【参】ネカフェ陥落(冴子side)

1章完結まで毎日19時更新中!

陽菜がやっていることを1928年側から見たらどうなるか、というお話です。

 亡者たちを前にして、冴子の心は一点の揺らぎもなく研ぎ澄まされていた。


 最後の一人だったはずの亡者たちは、なぜか前回の時よりも多いくらいに増えている。穢れが広がったということなのだろうか。


 しかし、今は理由などどうでもいい。問題なのは自分と奥でへたり込んでいる女性との間に亡者が立ちふさがっているというこの事実だ。

 いま彼女の前に立っている亡者は、幸い手を放してくれた。だが、再び彼女を害することを考えるならば次は間に合わないかもしれない。


 そう思った瞬間即決する。階段の上という地の利を捨て、冴子は手すりと亡者の肩を足場にしつつ、階下へとかけ降りて行った。その間に素早く鞘を抜き片手に持ちかえる。邪魔をする亡者の手を小太刀と鞘で払いのけつつも、女性の目の前にいる亡者の首元を正確に切り裂く。


「無茶を言うようだけどすぐ立ちなさい。そしてわたくしの背中から離れないで」


 亡者たちに向き直りながら冴子は背中に向かってそうささやいた。目線は片時も亡者たちから離さない。

 女性を守りながら階段下という致命的な立地で戦うなど、かなり苦しい条件だ。


 しかし階段が比較的狭いことが救いだった。

 おかげで冴子をすり抜けて亡者が後ろの女性を襲うことはまずない。それと、亡者の動きが緩慢で、単純なことも幸いした。馬鹿みたいに繰り出される手を的確に鞘で叩き落としつつ、下から上に首元を切り裂いていく。その繰り返しだ。勿論、一瞬たりともとどまってはいけない。右へ左へ、亡者の流れを適切に誘導し、一対一の瞬間を維持し続ける。


 安心したことに、女性は何とか無事なようで冴子の背中を離れずに動いてくれている。

 横目でちらりと伺うその姿は、昨日見かけた将門塚にいた人物そのものだった。


――女性だったのね


 そんなことを一瞬考えるあたり、未熟だ。

 もっと研ぎ澄ませと自らに喝を入れる。今度こそは仕損じない。すべての亡者をここで祓いきる。


 と、わずかな隙をつくように、亡者に鞘をつかまれた。すさまじい力で鞘はまるで動かない。

 一瞬渾身の力を入れたのち、即座に手放す。それで均衡を崩した亡者を横目で見ながら、目の前の亡者に的確に止めを入れていく。


 あと残り三人。これならば盾となる鞘はいらない。冴子は加速する。

 二歩であっという間に相手の懐に潜り込む。そのまま上から下に一閃。一人。

 その亡者が倒れるのを見て足を止めた亡者の横にすでに体は潜り込んでいる。横凪に一閃。一人。

 最後、立ち上がった亡者が奪った鞘を振り回す。それを軽く横にいなしたうえで、滑らせるように首元を掻っ切る。


「しずまりたまえ」


 その一言とともに、最後の亡者が倒れ伏し、あたりに静けさが戻ってきた。


――よかった。今度こそ役目を果たしたわ


 そう言って息をついていると、後ろに立っていた女性が声をかけてきた。


「――ありがとう。昨日といい、今日といい」


 彼女はまっすぐにこちらを見つめていた。

 相変わらず奇妙な格好だ。彼女が女性だとするならば、奇妙を超えて異常と言ってしまっても構わない。しかし、それでもなぜだろう。髪を表に出したありのままの彼女の姿を見ると、それが自然な本来の恰好にも思えてしまう。


「助けてもらったところ悪いんだけど、私すぐにでもここを離れないといけないの」


 彼女は強い瞳でそう言った。

 殺されかけたというのに、気丈な娘だと、冴子は内心感嘆した。

 すぐ離れなければいけないというのは、おそらく、先ほど階段から逃げていった男たちを警戒しているのだろう。しかし――


「逃げると言っても、あてはあるの?あなたはこのあたりの人ではないでしょう?」

「それはそうだけど…」

「…よくわからないけれど、来なさい。要は先ほどの男たちに見つからなければいいのでしょ?人目のつかない場所になら案内できるわ。ひとまずすぐに動きましょう。ついてきて」


 そういう、彼女は一瞬だけ黙ると、はっきりとうなずいた。意志の強い、迷いないその瞳に、なんとなく好感を持つ。


「あ。ちょっと待って」


 女性は階段の一番上に落ちていた、平たい板を拾い上げた。


「あ。……配信続いているや。いったん止めてっと。……まあ、あの角度なら私は映ってないよね」


 彼女は、妙なしゃべり方で意味の分からないことをつぶやいては板の表面を指でなぞっている。板はなぜか光を放っているが、鏡か何かだろうか。


「…まあいいや。ねえ、今から行く場所、この場所に近かったりする?」


 彼女が板を向けてくると、なぜか、このあたりの地図が表示されていた。

 そんな普通でないものを見ながら、冴子は改めて自分がとんでもない異常事態に飛び込んでしまったことを自覚するしかなかった。





 なぜこんなことになったか。

 時間は少しさかのぼる。

 冴子が忠之の道場から帰宅すると、既にふじは鎌倉に帰り遠藤家はいつもの日常に戻っていた。ただ一点、通常と異なる点があるとすれば


「あら。お志乃さん。あなたは残ったのですか」

「残ったなんて大げさな話じゃございません。ちょっとした後処理があるのですこし出発が遅れているだけですよ。奥様には代わりにスズさんを付けていただいております」

「後処理、ですか?」


 そう言われて思い出すのは、昨晩の秘儀の不始末だ。少し身を固くする冴子に対して、志乃はコロコロと笑った。


「ああ、もちろん、あのこととは関係ありませんよ。お国を挙げての鎮魂祭となると結構こまごまとしたことが多くて多くて」


 そう言われて少し安心する。確かに、あのふじが、何か問題が起きたというのにただの女中に過ぎない志乃を残してさっさと帰るわけもないだろう。


 それに、冴子自身、家に帰る途中、様子見とご挨拶を兼ねて神田明神に参詣しておいたのだ。そのときは神田明神に特におかしな点はなかった。


――そういえば、道の途中で工事をしていたわね。あえて言うなら、あれがおかしな点といえるかもしれないけれど


 それが問題だというならば、もう少し神田明神の関係者の姿があったはずだ。それがなかった以上は大丈夫だとは思う。


――いえ、駄目よ冴子。油断は禁物よ


 つい問題ないと信じたくなる自分を叱咤する。そう。何せ事の「起こり」はすでにあった。

 今朝見かけた、あの少年。

 あの人物がここいらを歩き回っていたのなら、気づかないところで何かが起こっていてもおかしくはない。いつでも動けるよう準備をしておくことは必要だろう。


 そんなことを考えながら自室に戻ると、部屋にいた美代子がどこか蒼い顔をしてそっと声をかけてきた。


「ねえ、お姉様。聞いてくださる?実はわたし怖い話を聞いてしまって…」


 その言葉に冴子の緊張が高まる。


「もちろんよ、美代子。どうしたの?」

「実は。その、実はね。将門公の祟りについてなんだけど、もしかしたら、まだ収まっていないかもしれないって……」


――これだ


 冴子はこれを起こりと判断した。


「詳しくお話しなさい。どうしてそんなことを思ったの」

「それがね。お姉様がお出かけしてから少し経った後にね。神社の方が怖い顔して家にいらしたの。お祖母様と話がしたいって。

 わたしお庭で遊んでいたのだけれど、その声がちょっと聞こえてきたのね。わたしどうしても気になってしまって、その、ちょっとはしたないんだけど、ついお祖母様のお部屋の外で聞いてしまってね」


 そうやってこわごわと話す美代子の頭をなでながら、冴子は先を促した。


「気になってしまうのは仕方がないわ。それで?どんなお話だったの」

「それがね。神田明神様のすぐ近くにね。何か変な建物が現れたっていうの」


 変な、建物。

 冴子は自分の直感が間違っていないことを確信した。


「地獄に向かうみたいに地下に続く階段があってね。その奥には見たこともない気持ち悪い内装のお部屋があるっていうの。あれは地獄の亡者をつないでいる牢獄なんじゃないかって話をしてて、わたし、こわくてこわくて」


 地下に続く階段。見たこともない内装。

 間違いなく、それは昨日の延長線だ。


「それで?お祖母様はなんて?」

「それが、よく聞こえなくって。そのあと、ほかの人もやってきて色々お話しされてたんだけど、予定の時刻になったら普通に鎌倉にお帰りになったの」


 その答えに、冴子は眉をひそめた。

 妙だ。あのふじが、その異常事態と昨日の秘儀との関係に気づかないわけがない。そして気づいたならば、それを放置して帰るなんてありえない。

 何せ国をあげた鎮魂祭の次の日だ。そんな日に、神田明神の足元で、起きてはいけない異常事態が発生している。これを放置してさらに大きな事態に発展などした場合、神田明神の名は地に落ちる。

 それをふじが放っておく?あり得るはずがない。

 ざらりと嫌なものに触れたような心地がする。


 昨日の将門塚にあらわれた建物と奇妙な格好の少年。

 神田明神に現れた地下への階段。

 神田明神の一大事を前に帰ってしまったふじ。

 そして、お付きのはずが残されたお志乃。


 普通ではないことが起きている。この帝都にも、そして遠藤家にも。

 それなのに、何も起きていないように、日常のふりをして物事が進んでいる。

 まるで、事の起こりを隠そうとしているかのように。


 心が、妙に騒ぐ。


『静かな心で次に備えなさい』


 忠之のそんな声が聞こえた気がした。

 それで、冴子はすっと冷静になる。

 今は不安な顔をしている美代子の前なのだ。私が乱れてはいけない。


「…大丈夫。大丈夫よ、美代子。あのお祖母様がお帰りになったということは、それは問題なく解決したということよ」


 冴子は内心違うと確信しながらそう言った。


「でも…、もしかして、もしかしてなんだけど、何か起こったら…」

「大丈夫」


 冴子は言い聞かせるようにそういった。


「わたくしが、きっと何とかするわ。きっとよ」


 そう。

 あの事態を招いたのが自分なら、次の事態への責任は冴子こそが負うべきだ。

 冴子はそっと自分の荷物をみやる。

 もし。地下に続く建物なんて出てきたのだとすれば、それはおそらくあの急に始まった工事現場と関係がないわけがない。


――今夜、行ってみましょう


「……お姉様。また冒険に行くの?」


 その声は、不安とは別の、期待が混じったものとなっている。

 「冒険」。美代子にはそう言っている。

 

 そう。冴子は、おしとやでいつでも親の言うことを聞く、理想的なご令嬢などではない。

 冴子の秘密。それは忠之のもとでの稽古だけではない。


「ええ。冒険に行ってくるわ。――今日も協力して頂戴ね。美代子」


 冴子はそう言って、いたずらっぽく笑った。





 そして深夜。

 冴子は慣れた調子で黒マントを羽織るとそっと窓から外に忍び出た。


 きっかけは、武術の稽古を道場以外でもしたいという気持ちからだった。しかし、表向きは彼女が習っているのは簡単な薙刀だけだ。ほかの得物の素振りなどもってのほかだった。


 だから、冴子は人目を忍んで、夜忍び歩いては人気のない場所で稽古をしているのだった。

 ただし、同室の美代子にこのことを隠せるわけがない。だから美代子には、冴子は冒険に行っているのだとそう伝えている。最近宝塚に目を輝かせるようになってきた美代子は、この言葉をとても喜んだ。

 以来、冴子の「冒険」は続いている。


 それが、今日という日に生きた。

 表向き工事だと言っている場所に表の顔の冴子が顔を突っ込むなど、出来るわけがない。だからこうして裏からこっそり様子を探る。


 表通りからではなく秘密の抜け道からこっそり入り込むので、建物の裏からのぞき込む形になるが、それで十分だろう。

 そう思っての行動だったが、結論から言えばこれは大正解だった。

 おかげで、人目を忍ぶ怪しげな男たちの集団に早めに気づくことができたのだから。


 明らかに真っ当でない、荒事に慣れていそうな男たち。それが誰かの指示を受けて、見慣れない、鉄の壁をそのまま開いたような扉から階段を下っていく姿を見て、冴子は思わず携えていた小太刀の鯉口を切った。

 そこからは、何か女性同士の問答のようなものが聞こえ、明らかに物騒な物音が聞こえてきて、冴子が踏み込むべきか逡巡していたその時。


 ざらりと。いやな気配が降りてきた。


――あの時の亡者の気配?!


 その確信は正しかった。

 男たちが慌てるように外に飛び出していったのだ。

 冴子はその隙を見て男たちが入っていった扉の近くに駆け寄る。


 見ると状況は最悪だった。

 ひしめく亡者の向こうに見えるのは、女性が今まさに殺されかけている光景だ。

 彼女の目にともる燃えるような光が消えようとしている。


「だ、れか、たすけ」


 それは、それでも生きることをあきらめない、彼女の最後のあがきだ。


 それはほとんど無意識だった。


 かんざしを投げた後で、冴子は自分の行動に気づいた。

 その間にもかんざしは綺麗に亡者の手の甲に突き刺さり、亡者が女性から手を離すと一斉にこちらを向く。

 奥に座り込んでいる女性も又、せき込みながらこちらを向いた。襲われていたのは、また同じ人物のようだ。そのことから、彼女は重要人物であると同時に、おそらく被害者なのだろうとも想像がつく。

 その目を見て、冴子の迷いは消えた。


 ああ。

 これが、私の使命だ。


「今行くわ!それまで耐えて!」


 冴子は抜刀とともにそう叫んだ。





 それから。

 無事亡者を祓い終わった後も、その謎の娘との夜行は続いている。

 冴子と違い夜歩きに慣れていないのだろう。娘の足元はいかにもおぼつかなかったが、それでも彼女は弱音を吐かずについてきている。


――どういう素性の子なのかしらね?


 見るからに奇妙な子だ。

 その手や肌のつややかさから、間違いなく労働を知らない、裕福な家庭の娘なのだろう。髪の毛など、冴子が通う女学校ですら見たことがないほどつややかだ。なのに、それを台無しにするかのように髪を括るだけというだらしのない状態で平気な顔をしている。

 不思議なのは、それが彼女の場合、本当に自然に見えることだ。きっと彼女はそれをおかしいこととは欠片も思っていない。


 格好と言い、振る舞いと言い、態度と言い、こんな娘を冴子は知らなかった。


――異国育ちの子なのかしら?


 冴子は英語は話せるが、当然、海外になど行ったことないし、おそらくこれからもないだろう。そんな、どこか夢物語のように感じられる、遠い国から来た少女なのかもしれないと、他愛もなく妄想する。


――向こうの子は、夜に出歩くのも、男のような恰好をするのも普通なのかしら?


 そうなのだとしたら、ちょっと羨ましい。

 冴子がそのような生き方をすることは、おそらくできないだろうから。


 そんなことを考えていたら、少女はたちどまって、また先程の変な板を覗いている。

 それにしても、鏡に地図を張り付けるなんて、なんて変なことをする子なんだろう。そんなことを思っていると娘は急に立ち止まると


「…よし。ここなら―――よし。出てきた」


 などと変なことを言い出した。


「…どうしたの?ここだとまだ少し人目があるから、もう少し先に行くわよ」


 冴子がそういうと、娘は何か考えこむような顔でこちらを見てきた。


「……もしかして見えてない?」

「見えてないって、なんのことを言っているの?何にもないじゃない」

「うーん。どういうこと?じゃあなんでさっきは…」


 そう言いながら彼女は空に向かって手を伸ばして何かを引くような動作をする。


 途端。

 あり得ない異変が起きた。


 目の前に、これまた奇妙な建物が姿を現したのだ。

 不自然に大きいガラスでできたような一階建ての建物で、屋根がなく平たい。屋根の近くのガラスはけばけばしい色になっていて、どこかネオンサインの看板にも見える。


「な、なに?!」

「ん。これは見えるのか。……もしかして、扉がついているかどうかってこと?で、扉が閉じているうちは見えない、と。あー、確かに、地下鉄の出口もさっきのネカフェも、階段に扉なんてあるわけないもんんね」


 少女は全く動じることなく、何かよくわからないことをぶつぶつ喋っている。


――異国どころではないわね。この子


 そんな可愛らしいものではない。

 こんな現象を平然と起こせる人間が普通に存在するわけがないのだ。


「ん。なら、このコンビニなら、見つかることはまずないね。……じゃあ、私はここまでで大丈夫だから。えっと、その、…ありがとうね」


 彼女は一人納得して、そう言ってきた。どうやらこの派手な建物の中なら大丈夫と、よくわからない思考をしているようだ。


「大丈夫って…、そんなわけないじゃない。さっきの扉よりよっぽど目立つわよ?」

「あー、うん。そう見えるよね。でも大丈夫。これは本当に大丈夫だから」


 すこし強硬な感じで彼女は私の心配を突っぱねる。


――でも、あなた、あんまり大丈夫って表情じゃないわよ?


 内心そう思う。

 強張っていて、どこか泣きそうな表情だ。

 こんな表情をした彼女を、一人にしたくない。

 そんな思いがよぎった。


「……じゃあ、この場所のことは大丈夫だとしても。先ほどあんな怖い目をしたのなら、一人では落ち着かないのじゃなくて?」


 その言葉に、少女はわかりやすく動揺した。図星だったのだろう。


「……ねえ。もしよかったら、私もあなたの、その、お家なのかしら?こちらにほんの少しでいいからお邪魔させてもらえないかしら?それとも、こんな遅くにお邪魔するなんて、迷惑?」


 少し冗談を言うように冴子はそう言った。

 その言葉に、少女はどこか呆けたような顔をしてこちらを見てきた。


「その、いや、迷惑なんて勿論そんなことないけどさ」

「…なら、少しお話ししましょう。なかなかないご縁ですもの」


 そう言って冴子は背筋をただす。


「ご挨拶が遅れたわね。神田須田町の遠藤商店が主、遠藤勝右衛門の娘、冴子と申します。以後お見知りおきを」


 その挨拶に、少女は瞬きを数回すると――微笑んだ。


「かっこいいね。なんか。うん。じゃあ私も。――情報物理学観測所所属、ヨルこと朝霧陽菜と申します。お見知りおきを」

お読みいただきありがとうございました。

階段という狭い場所で、冴子が圧倒的な強さを見せたのには理由があります。

彼女が祖父・真壁忠行から継承している古武術は、旧旗本伝来のものです。

そのため江戸市内の警護や、屋内・狭所での立ち回りに特化しています。小太刀を奥義としているのもそういった理由だったりします。


さて、次回陽菜パート。

ついに合流した二人。しかし陽菜の心境は複雑です。


「冴子かっこいい!」と思っていただけましたら、ブックマークや下部の【☆☆☆☆☆】(評価)で応援いただけると、とても嬉しいです!

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