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首席魔王の召喚獣は最弱の種族  作者: 成れの果て
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脱出

あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします!

レクスがデュラハンを引き付けている間にダンジョンから脱出するためにアルト達は走り続けていた。


「ガリム様!出口付近の状況は確認出来ますか!?」


「はあ、だい、大丈夫だ!アンデッドはいない!」


走り出したと同時にゴブリン達をデュラハンから遠ざけたが出口付近を確認できる位置に配置出来たのは幸運だった。


「それならこのまま一気に外に出ます!冒険者の方たちもいいですね!?」


「もちろんだ!さっさとこんな場所から抜け出したいからな!」


最低限の確認を済ませたアルトの走る速度は心無しか少し上がっていた。敬愛する主が一人で戦っているのだ。一秒でも早く傍に戻りたいという思いがどんどん強くなっていく。


「まずい!アンデッドが集まってきたぞ!」


出口との間には廃屋がたくさんあり、彼らからは死角になっているがゴブリンの視界から情報を得ているガリムにはその事実がわかってしまい、悲鳴を上げた。


「女王が命じる!先行して敵を蹴散らしなさい!」


アルトの眷属召喚によって呼び出されたエアスライム達は命令に従って空から出口に向かって一直線に向かった。


エアスライムが空から一方的に魔法で攻撃を仕掛けて出口にあつまるアンデッドの数を減らしていく。アンデッドが数えられるほどになる頃にはアルトたちは出口を視認できるまで近付いていた。


「出られるぞ!」


ガリムの叫んだ。死の気配が蔓延した城下町から出られると思うと自然と全員の走る速度が上がった。


エアスライムが最後のアンデッドを倒すと同時にアルト達はダンジョンの外に出ることに成功した。


「やっと出られたぞ!!」


生き残った二人の冒険者は互いに肩を組み生還したことを喜ぶ。ガリムはその場に倒れ込むように大の字になって息を整えていた。


「ここまで来たら大丈夫でしょう。私はすぐにご主人様の加勢に向かいます。」


「ああ、あとは俺に任せてくれ。2人を護衛しながらピリンキに戻る。」


ガリムはそう言うとゴブリンを呼び出して街までの安全を確保するために先行させた。


アルトが振り向いてダンジョンに再度入ろうとしたところでガリムが予想外の一言を放った。


「なあ、待ってくれ、見間違いであって欲しいんだが......大量のアンデッドが街に向かっているかもしれない......」

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